友達として長く続いてきたあの子、親友だと思ってずっと一緒にいたのに最近不満…。
同じ女性なのに、働く兼業主婦と働いていない専業主婦と立場が違うようになったら、何故かイライラする気持ちが芽生えるようになってしまった…。
女性というのは、分かり合いたい志向のあるものですが、共感できるのは、同じ立ち位置であるという不条理な条件があります。
「働くこと」を軽く考えてしまう人の発言は、働いている人にとって苛立つ原因になることもあります。
逆も然りです。
双方が、相手の心を見ようとしなければ、それは…イラッとするようなトラブルになってしまうものですね。
今回は、そんなお話です。
まず、兼業主婦と専業主婦の違いを考えてみよう!
本題に入っていくためには、兼業主婦と専業主婦の違いを理解しておかなければいけませんよね。
<兼業主婦>
- 仕事を持っている
- 仕事の時間が1日の大半を占めている
- 家計の一部を担っている
- 子どもがいる場合、保育園などを利用している
- 子育てを他人任せにしたくて働いているわけではない
- 時間に追われている中、家事と育児をこなしている
<専業主婦>
- 家の中の家事・育児に追われている
- 子どもが小さい場合は、幼稚園や保育園に行くまでは、自分が面倒をみている
- 1人になる時間がないため、夫の協力がないと自由時間が持てない
- 子どもを預けている場合は、時間の融通が利きやすい
- 家計の支えは、夫である
大きな違いは、家事・育児にプラスして、仕事を持っているか、持っていないかなのです。
何故か、この兼業主婦と専業主婦は、終わりなき戦いをしているかのような、分かり合えないものが潜んでいます。
どちらサイドも、共感できないものがあって、攻撃姿勢になりがちです。
結論から言えば、「立ち位置が違う」のだから、相手のことを双方が尊重しなくてはいけないことであると思います。
分かり合えない兼業主婦と専業主婦のカチンとくる点をピックアップしてみよう!
分かり合えない事というのは、どういったことがあるのでしょうか?
同じ人同士です。
どんな想いで、どんな発言をしてしまうのかを分析していけると…人間関係もスムーズにいくきっかけになるかもしれませんね!
問題点その1 「時間」の使い方について
「時間」というものは、唯一誰にでも平等に与えられているものです。
ただ、1日をどのように過ごし、使っていくか…その点については、それぞれ異なるものです。
トラブルになりがちな「時間」の分かり合えない点
♠兼業主婦から見た、専業主婦の時間の使い方
♣専業主婦から見た、兼業主婦の時間の使い方
働く人から見た、働いていない人の大変さはわからないものです。
働いていない人から見た、働いている人の大変さもわからないものです。
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<兼業主婦の言い分>
毎日、必死に働いて、家のこと、家族のこともこなしているのに…
「気楽」にしている言動に苛立ちを覚えやすいです。
寝不足だったとしても、仕事をしていると、お昼寝ができるわけではありません。
のんびりとテレビを見ている時間もほとんどないでしょう。
働いている方が、自分の「時間」を返って持てないものです。
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<専業主婦の言い分>
毎日、家の中にいることで、他者との接点があまり持てない人も多いものです。
子育てをしている人は、子どもしか日中いないので、ロクに会話をする時間を持つことも難しいので、精神面でのストレスも溜まりやすいものです。
また、子どもも幼稚園以上になってくると、自由が利きやすくなるので、ようやく自分の時間を大切にしているかもしれません。
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1日という視点で考えると、想っている視点は、随分と違うものかもしれませんね。
問題点その2 それぞれの「出来ること」の範囲を理解するより僻みあってしまう
表面的な問題は、先ほどの「時間」でしょう。
しかし、問題の中枢は、この「出来ること」という切り分けが双方出来ないことにあると思います。
自分の「出来ないこと」に対する僻みが潜む心の闇
どんなことが、それぞれの心の闇として映ってしまうのでしょうか?
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<兼業主婦の心の闇>
時間の縛りが大きいために、自由が利かないことに対するストレス
仕事上の自分の立場での悩みやノルマに対するプレッシャー
家の事を完璧にやりきることが出来ないもどかしさ
子どもと満足な時間が持てないことの悲しさ
身体をリフレッシュさせられるような時間がないこと…等
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<専業主婦の心の闇>
時間を持て余すことによるストレス
他者との関わりが薄い生活の寂しさ
1日中子どもと離れることがないので、積もる子育てのストレス
自分1人の持てる「目標や夢」がない
パートに出ることに対しての期待と不安…等
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双方が「心の闇」に感じるような部分に触れるような発言をしてしまいがちです。
「あなたは、働かなくていいわよね!」
「あなたは、子育てから解放されていいわよね!」
友達だと思って接している人から、何気なく心の闇に引っかかるようなことを言われてしまって、つい反発的に想ってしまうことですよね。
例え、友達であっても「労いの意」を示そう!
言い分の違う兼業主婦と専業主婦…
想うことは、どちらも真逆の事かもしれません。
そこで、腹を立てて言い合ってしまえば、友達としての関係も終わってしまいます。
では、どのようにしていくとよいのでしょうか?
忘れていはいけない「労いポイント」
例えば、マメに連絡を取り合う仲なら…
[aside type=”boader”]「○○ちゃん、おはよう!今日も1日頑張ろうね♡」
朝ならば、こんな出だしからスタートしますよね。
「○○ちゃん、今日も1日お疲れ様でした♡」
おおよそ、1日を終えた夜のやり取りには、労いの言葉が報われるものです。
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赤の他人の方が、社交辞令でその場をやり過ごすのは、上手な人も多いものでしょう。
でも、それが近しい人になればなるほど「思いやり」という大切なものを見失っている人がいるものです。
「今日も1日頑張ってね!」
「今日も1日お疲れ様でした」
この2つの言葉がスラスラと言えない人は、自分の家族…旦那さんやお子さんにも言わない言葉になってしまうのではないでしょうか?
一生懸命頑張っている人に対して、「頑張って」とエールが送れない。
「労い」の言葉も言えない…は、ちょっと「思いやり」に掛けるものがあります。
【まとめ】人を「尊重」することがわかっていれば、他人を僻むことも、羨むこともなくなる
この分かり合えないと敢えて切り分けた兼業主婦と専業主婦という同じ女性の問題は、他の物事にも当てはめて考えやすいものになります。
あなたは、旦那さんを「尊重」していますか?
何かを言い訳にしていると…人を尊重するどころか、逆に見放されてしまうものです。
それが、友達だったら、マシなこともあるでしょう。
でも、友達も大切な財産の1つです。
自分の心が疲れてしまっていると、言葉の端々がキツイ印象になってしまいます。
それを避けるためにも、いつも「自分のこと」なのか、「誰かのこと」であるのかをきちんと考えて、人と接点を持っていきましょう。
自分と住む世界が違う状況下にあるのなら、「違う」わけですから…
僻む必要も、羨む必要もないはずです。
そうすれば、自ずと…優しい言葉かけもできますよね?
その初歩を忘れないようにしましょうね★
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