「常識と普通」よく使う口癖を押し付けすぎると嫌われるかも

「こんなの常識でしょ!」

「普通さ~○○でしょ!」

こんな言葉って、日常会話で何気なく使いませんか?

でも、その「常識・普通」という定義って一体どこからきているのでしょうか?

人から言われて、案外カチンときた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

では、その口癖として使ってしまいがちな「常識と普通」とは、どこから来ているのか探っていきましょう!

コミュニケーションが円滑にいかなくなった時に見直したい事柄になるかもしれません。

 

[topic color=”yellow” title=”こんなあなたに読んで欲しい”]

誰かに指摘される言葉が納得できないあなた

自分だけが仲間はずれに感じてしまうあなた

人間関係の難しさを感じるあなた

[/topic]

 

【AYAME2コマ劇場】

1.人の常識は、こんな感じで案外出来ていく…

2.常識は、いつしか普通になって、自分の中にないことは「ありえないこと」となる

 

自分さえも気づかないうちに定着してしまう「常識と普通」です。

自分が言ってしまうことも、人に言われることもあるものです。

そのタイミングによっては、とても嫌な出来事として捉えてしまうほどの威力をこの言葉たちは、持っているものです。

 

 

あなたにとっての「常識」や「普通」は、他人にとって非常識?

 

自分の日常を振り返りながら読み進めていって下さいね!

 

Q.あなたが「常識」や「普通」と考えることは、どんなものがありますか?

 

ちょっと難しい質問ですよね。

それは、あなたが、日頃過ごしていること、考えていること全般を指す事柄になります。

 

Q.日本の社会ルールの「常識」とあなたが言う「常識」は、同じですか?

 

これは、気づいている方もいらっしゃるかもしれませんが、イコールにはなりません。

何故なら、あなたが育ってきた過程、他人が育ってきた過程で「常識」というものが出来上がってきます。

 

いつしか、社会的な「常識」と個人の「常識」は、混同され…あたかもそれが「当たり前」のようになって、会話の中に使われていっていると思います。

 

<問題点>

自分の価値観と他人の価値観の区別が付かず、知らず知らずのうちに使ってしまう言葉である。

それに自分が傷つくことも、他人を傷つけることもあるという認識は、誰しも薄っすら持っている。

 

これは、長男が最近疑問を抱いている事柄です。

なかなか、自我というものが出てきた思春期の年頃には受け入れがたいものがあるかもしれませんね。

大人同士だって、安易に使う言葉です。

大人も受け入れられるか…と問うと、なかなか「常識と普通」という言葉をやめられないと思います。

 

 

「常識」と「普通」というものを知らずに押し付けてしまっているのが、日常生活です

 

さぁ、もう少し具体的に掘り下げていきましょう。

思い当たる点は、あなたにも出てくるのではないでしょうか?

傷ついたと思い出すこと、傷つけてしまったかな?と感じる点、それぞれあると思います。

 

他人を「理解」する器がないと…非常識と捉えてしまう

 

Q.あなたには、他人の事をどれだけ理解する器がありますか?

会話

他人とのやり取りの中で、腑に落ちないコミュニケーションの返しを受ける事ってありますよね。

 

「この人、どうしてこういう思いやりが持てないの?普通、こういう時なら、こう返すでしょ?」

 

直接的に言葉にしなくても、心の中で思ったり、また、違う友達などに愚痴を言ったりしたことは、誰しもあることでしょう。

 

こういったことを、相手に言い過ぎてしまうことが、自分の「常識」や「普通」を押し付けることに繋がっていってしまいます。

 

自分の気持ちの中に「そういう考えもあるわね!」と、前向きに捉えられるようになると、相手とのコミュニケーションも上手くいくようになると思います。

 

喧嘩やトラブルになる素は「自分の常識範囲」が問題

 

自分の世界観が強ければ強いほど、自分の中の常識は大きいでしょう。

 

私も、自分の世界観が強い方なので、よく主人とぶつかります(笑)

 

どちらも自分の世界観を曲げられないと…喧嘩に発展しやすいですね。

 

なかなか、そこには感情があるので、「こんな考え方もあるんだなぁ~」なんて、柔軟にいつも考えられません。

 

ついつい、自分の考えを押し付けてしまいやすくなります。

 

そして、自分の習慣性の延長で「常識」や「普通」と捉えていることを改めて認識することも難しいので、つい感情的になってしまったり、相手に警告や注意をしてしまう原因になってしまうんですよね。

 

自分が生きてきた生活習慣や家庭環境は、日本の法律ではないという認識が持てることが好ましいでしょう。

 

そして

 

自分が法律ではないという事も忘れてはならないことですね。

 

 

密な付き合いをする相手が出来ると「非常識」は大きく感じる

 

今時の言葉で言うと…

「ドン引きした!」という表現になるのでしょうか?

密な相手…友達、同僚、恋人、結婚、義家族…この辺の人たちに大きく「非常識」だなと考えることも多いですよね。

また、ご近所さんに対しても思う事柄の1つですよね。

 

一緒に行動する時間が長くなるほど、目に付く相手の言動

 

初対面のうちは、変わった人だな~という印象で済むこともよくありますよね。

そこから仲良くなるに従って、「変わった人」という認識は、「非常識」と捉える場合もあるでしょう。

 

「どうしてこの人って、こんなに無神経なの?」

「もっと、積極的に一緒に楽しみたいのに、いつも消極的だな~普通親友って…恋人って…」

 

こんな感じは、あるあるですよね。

 

ちょっと怖い常識感覚を持っている人になると…

「こういう時は、あなたがお金を支払うべきでしょう?」

「なんで、私が○○しなきゃいけないの?普通、それはあなたのやることでしょう?」

 

旧友は、デートでご飯に行ったら…「男が出すのが当たり前!」

そんな価値観の持ち主でした。

割り勘と言われて、「何で私が払わなきゃいけないの?」

と、嘆いていました。

 

ちなみに、私は…そういう面で「当たり前」とは思えないので、引き下がることはありますが、根本的に自分が支払えない外食なら出掛けないです。

 

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相手がどう考えているかという点を考えないので、一方的に抱く自分の気持ちは、相手の言動との矛盾ばかりを感じます。

 

また、この例のようなことを直接言われる場面が増えてくると、言われた方は、大きなストレスを感じます。

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一緒に暮らすようになったら、家族になったら…自分の中の「常識」と「普通」はリセットすべき

 

家族として一緒に寝食を共にする前でさえ、いろんな言動で矛盾を感じます。

それが、家族と言う関係を結ぶと…もっと目に付くことは増えるでしょう。

 

特に、義家族に対しての疑問は、大きいものとして感じるでしょうし、パートナーは、自分のルールに従って欲しいと感じるものです。

 

 

では、相手は…あなたのことをどう考えるのでしょうか?

 

 

どちらかが絶対君主のような主張をしてしまう…

この状態では、ストレスが溜まる一方で円満な家庭を築くのは難しくなってしまいますよね。

 

 

受け容れる努力をしていくことが、円満の秘訣です。

 

まぁ、私も…以前の結婚では、驚く習慣はたくさんありました。

でも、それって…自分の中の「常識」や「普通」の基準の話で、社会的にこうしなければいけないと決まった問題ではありませんよね。

 

よくある例えとすれば…

バスタオル問題です。

 

あなたは、毎日洗う派ですか?

数回使って洗う派ですか?

家族でシェアする派ですか?

 

ちなみに私は、家族であっても人とシェアするのは好きではありません。

そして、使ったら毎回洗います。

 

私の意見は、私にとって「常識」で「普通」のことですが、誰かにとったら「非常識」に思える事柄なんですよね。

 

つまり、日常生活自体が、「自分は常識」で「誰かは非常識」の塊なんですよね。

 

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譲歩し合うことが、円満にやっていく秘訣ですね。

受け容れられないことは、お互いどのようにしていけば、問題が解消できるのか…

相手を思い遣って、コミュニケーションを取るのは、その場限りの他人であっても大切な事であると思います。

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【まとめ】「常識」と思うことは、星の数ほどあるんだ!byナタール

 

我が家で、長男の疑問と向き合って話をしている時に、ナタール先生が言いました。

 

「常識は、人がいたらその人みんなにある。だから、星の数ほど、常識があると認識する方がいいんだよ。」

 

理解の花を咲かそう

なるほどなぁ~と思いました。

そうですね。

意見の食い違いって、そもそも自分が「普通」や「常識」を基準に物事を考えていることがほとんどだと思います。

 

その自分の考えに合わないから、悶々としたり、人にそのまま指摘してしまったりするんですよね。

 

<結論>

言わないようにする努力は、難しいかもしれませんが…

相手には、相手の常識があるんだ!

 

そう認識できるようにするだけでも、日常生活は一味変わってくると思います。

 

なかなか、難しい事ですが、トライしていきたいですね!

 

 

 

口癖に似た癖は、人と比べてしまうこと…

すぐ自分と誰かを比べる癖のある人!ポジティブに活かしてみませんか?

こちらもご覧下さい。

 

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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