神様への心掛け・聖域を巡るには?清らかな癒やしの旅にする提案(伊勢神宮モデル)

あなたが神社やお寺へ参拝したいと思う時は、どんな時ですか?

誰しも、神様や仏様のもとへ行く時には、何かしらの願掛けをしようと思うものですよね。

 

これまでも、出向いた寺社をコラム化し、注意の警鐘も鳴らしてきましたが…

ご利益を受けることばかりに気を取られて、神様・仏様のおられる聖域に足を踏み入れていないでしょうか?

 

また…

ジンクスにばかり気を取られて、神様・仏様への敬意を忘れてしまっていないでしょうか?

 

聖域内で、あらゆることに気を取られている人を目にする機会は、多いものです。

今回は、そういった意味も込めて、改めて、聖域巡りの提案をしていきたいと思います。

 

 

三重県は、総氏神である天照大御神が鎮座する聖域!一度は足を運んでみよう

 

誰しもが一度は、聞いたことのある神様の名前で、日本の神様のトップ

その名は…

[ruby]天照大御神[rt]アマテラスオオミカミ[/rt][/ruby]

 

古事記で有名なイザナギノミコトとイザナミノミコトの娘で、太陽の神様です。

 

この天照大御神が鎮座するのは、三重県にある伊勢神宮の内宮です。

 

神棚では、真ん中にお祀りします。

ちなみに左側は、崇敬神社(自分の好きな神社)

右側には、自分の地域の氏神様をお祀りします。

 

年中が初詣?と言わんばかりの人で賑わう伊勢神宮。

 

沢山の人がご利益を求めて、参拝に訪れる伊勢神宮をモデルに今回はお伝えしていきたいと思います。

 

 

神社もお寺も行くチャンス・行きたいと思った時に行けば良い◎

 

日柄を気にして、参拝を諦めようとしたり、ゲンを担ぐことばかりに気を取られてしまうのは良くありません。

あなたにとって行くチャンスが巡ってきたり、行きたいと思った日が縁起の良い日であると思います。

 

そこには…

[aside type=”yellow”]

・これまでの運気を変えたい

・興味がなかったけど、行ってみようかな

・神様、仏様のご利益をあやかりたい

・行ってみたい…etc…

[/aside]

どこにもネガティブな理由は見当たらないでしょう?

嫌々行くのなら、凶日ともなるでしょうが、大半の人は、ポジティブな心意気で行くことを決めるはずですよね!

 

 

伊勢神宮巡りは「外宮」から!豊受大御神に感謝を伝えに行こう!!

 

私たちは、当たり前のように暮らしていますが…

伊勢神宮で祀られる神様は、私たちの日常にとって欠かせない「当たり前」の象徴の神様とも言えるでしょう。

 

外宮に鎮座する

[ruby]豊受大御神[rt]トヨウケノオオミカミ[/rt][/ruby]は、衣食住、産業の神様です。

日常にどれほど、感謝できているでしょうか?

 

「当たり前」ばかりになっていませんか?

 

 

を着ることって、人として当たり前。

裸で外に出れば、警察に「ちょっといい?」と御用になるほど、当たり前。

おしゃれを楽しむことに気を取られがちですが、その衣服で、個性を出せることって、生きる上で欠かせないものですよね。

 

べることって、当たり前。

生きるためには、欠かせないもの。

私と主人は、断食をするけれど、生涯食べないままでは生命維持はできません。

 

お店に並ぶ商品があるのも当たり前。

お金があれば、いつでも手に入ると思いがちです。

 

む場所があるのも当たり前。

毎日帰る家があるのも当たり前。

お布団で寝るのも当たり前。

 

軽く衣食住について書き出してみるだけでも、私たちは当たり前にしてしまっているものが多いことがわかりますよね。

 

だからこそ、その当たり前の生活を維持できていることに感謝することが大切なのです。

 

当たり前に見えているけれど、すべての調和が取れて、はじめて食物を収穫することができるし、資源が取れるのです。

直接的な仕事をしていないと、ピンとこないことも多いけれど、この機会に当たり前への感謝を再認識しましょう。

古殿地正宮の跡地で、20年に1回建て替えられます。

これを式年遷宮と言います。

前回は、2013年だったので、次回は、2033年の予定。

20年に1回建て替えられることも、当たり前ではなく平和と実りの印とも言えるでしょう。

[ruby]正宮[rt]しょうぐう[/rt][/ruby]

こちらで、日頃の感謝をお伝えしましょう。

また、ここでは願い事を唱えないこととされています。

願い事は、別宮の多賀宮・土宮・風宮

多賀宮:豊受大御神の荒御魂をお祀りする別宮

土宮:地主の神

風宮:風の神(鎌倉時代、元寇の時、神風を吹かせ日本を守ったと云われる)

日頃、忘れがちな感謝を伝えに行ってみませんか?

 

 

外宮を廻ったら、伊勢神宮「内宮」へ!太陽の女神である天照大御神に会いに行こう!!

 

伊勢神宮は、皇室の御祖神である天照大御神を祀る場所。

他の神社とは違い、服装にも気をつけたい場所です。

余裕のある方は、正装(着物・礼服)で出向きましょう!

伊勢神宮は、内宮も外宮も高貴な雰囲気の場所です。

宇治橋を渡ると…

 

身もピシッと引き締まります。

こんな豊かな庭園が中には広がっています。

私が出向いた時は、秋晴れの日でしたが、まだ紅葉には少し早めでした。

春夏秋冬庭園の移り変わりを楽しめそうですね。

手水舎を済ませたら、正宮へ行く前に…

五十鈴川御手洗場に立ち寄りませんか?

こんなに綺麗な川なんですよ!

水は、透き通り、小さな魚たちも気持ちよさそうに過ごしています。

主人こと、ナタール先生と娘のレイちゃんです♡

みんなで、参拝前に心身を清めさせていただきました。

こちらが天照大御神を祀る正宮です。

伊勢神宮は、内宮も外宮も、他の神社とは違って、本当にタイムスリップしたかのような古代の風景が守り残されています。

沢山の人達が次から次へと参拝に訪れ賑わっています。

私たちは、連休明けに出向いたので、人は少なめなようです。

普段は、もっと多いんだとか…

 

荒祭宮にも立ち寄りましょう。

天照大御神の荒御魂を祀る別宮です。

[ruby]風日祈宮[rt]かざひのみのみや[/rt][/ruby]

風の神を祀る別宮です。

こちらも外宮と同じく神風を吹かせ日本を守ったと云われる神様のいらっしゃる場所です。

こちらは、帰り道の宇治橋です。

外宮は、左側通行

内宮は、右側通行

 

伊勢神宮巡りは、体力も必要だけれど…とても清々しい気持ちになれますよ★

 

内宮への参拝が終わったら、おかげ横丁・おはらい町散策はいかがですか?

 

雲一つない秋晴れの空が綺麗ですね!

沢山のお店が並び、人が沢山溢れ、どれだけ時間があっても足りないんじゃないか?と思うほどです。

私は、目当てのお団子屋さんへ♡

1本130円のお団子は、お高めですが…その辺のお店では味わえないような柔らかいお団子でした。

みたらし、生醤油、黒蜜、きなこ、三色団子(早めに売り切れそうです)と、バリエーションも豊富★

私は、きなこをチョイスし、息子たちにお土産で、みたらし&きなこを買って帰りました。

家に帰っても、柔らかいお団子のままでしたよ!

 

私たちは、参拝だけでなく、その土地のお店に立ち寄るのも大好きです。

今回は、伊勢神宮なので有名な場所になりますが、普段は、Google先生と相談しながら、辺りを散策したりしています。

 

 

伊勢神宮巡りと併せて行きたい二見興玉神社(夫婦岩・天岩戸)

 

三重県の二見と言えば…観光スポットで有名な場所ですよね。

今回は、伊勢神宮巡りなので、行きませんでしたが…シーパラダイスもありますよね!

 

お隣同士で並んでいるのが…

[ruby]二見興玉神社[rt]ふたみおきたまじんじゃ[/rt][/ruby]

ニニギノミコトの道案内をしたと云われる猿田彦大神を祀る神社です。

開運・家内安全・交通安全に、ご利益があるといわれています。

海の神を祀る龍宮社がともに並び

天岩戸があります。

天照大御神が弟にあたるスサノオノミコトの乱暴さに耐えきれず、引きこもった場所がこの天岩戸と云われています。

太陽の神様である天照大御神が身を隠してしまったため、世界は光を失い闇になってしまいました。

困り果てた神様たちは、1つの名案を思いつきます。

その代表として、アメノウズメが舞を踊り、神様たちは楽しそうな声を響かせます。

その声が気になって仕方がなくなった天照大御神は、外を覗いてみたくなります。

そして、やっと世界に光が戻ったとされます。

海で身体を禊ぎ清めたそうです。

禊と言うと、滝のイメージですが、海でも禊をするんですよ。

夫婦岩です。

5月~7月には、日の出が見られ、秋から冬には、満月が見られる場所なのだそうです。

夫婦に見立てられていますが、とても神聖なもので、神様の依り代であるといわれています。

カップルの恋愛成就のご利益があるというよりは…

夫婦で、この世を共に生き抜く誓いを立てよう!

大注連縄のように、この夫婦岩のように強固な絆で支え合っていこうという決意を目に刻み、胸に刻みに行く場所なのかな?と私は思います。

そして、あちらこちらにカエルさんがいます。

無事かえる・お金がかえる

語呂合せ要素が強いような日本人ですが…

語呂合せでもいいですよね!

心が前向きになったり、カエルさんを見て、ほころぶ気持ちになれるなら!

という海岸線に建つ二見興玉神社も立ち寄ってみてはいかがですか?

 

時間があるなら、立ち寄りたい伊勢の寺社巡りスポット3選

 

今回は、バスツアーで、母のお供で参拝してきたので、ゆとりも自由もありませんでしたが…

 

みちひらきの大神として、猿田彦神社

 

芸能の神様として、佐瑠女神社

 

伊勢神宮の鬼門に位置し、守る寺

朝熊岳金剛證寺

 

時間があるのなら、巡っておきたいスポットです★

時間のある方は、立ち寄ってみてはいかがですか?

 

 

【まとめ】神様、仏様を巡る際の心掛けておきたいポイント!!

 

いかがでしたか?

伊勢神宮内には、他にも亀石や宇治橋の柱など、ご利益スポットがあります。

 

けれど、何のために、そこに人が集まっているのかもわからずに「わたしも!」と並んでしまったことはありませんか?

みんながそうやっているから「わたしも!」と真似したり…

 

人に釣られて、並んでみたものの「自分には必要のないものだった…」という経験をしたことはありませんか?

 

ちゃんと自分の中に動機をつくりましょう★

 

人が行くから、良いって言うから…ではなくて、自分のために行動することを心掛けましょう。

 

あなたは、自分の家に「何となく連れてこられたから、気になったから…」という気持ちで、見ず知らずの人が訪ねてきたら、どんな気持ちになりますか?

 

神様も仏様も同じなのです。

礼節を持つことは、大人として身につけておきたいマナーですよね★

ということで、あなたに合った旅をしてみてくださいね!

 

伊勢神宮(外宮)

伊勢神宮(内宮)

二見興玉神社

おかげ横丁

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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