Natal(ナタール)プロフィール

東洋医学の智慧で
心身のバランスを整え
不調の根本原因を探る。

 

東洋医学の「心身一如」という考え方をご存知ですか?心と身体は繋がっていて、お互いに影響し合っているという東洋医学の智慧は、現代を生きる私たちにとっても、とても大切なヒントを与えてくれます。ボクはこれまで、多くの患者様の治療を通して、この「心身一如」の力を目の当たりにしてきました。現在は、その経験と学びを活かし、記事を通して、ご自宅で簡単にできるセルフケアや、心身のバランスを整えるための具体的なアドバイスをお届けしています。例えば、季節の変わり目に起こりやすい体調不良の予防法、ストレスを和らげる呼吸法、心と身体を繋ぐ食事のヒントなど、すぐに実践できる情報をお届けしています。

 


ボクの過去

ボクは、最初から鍼灸師を目指していたわけではありませんでした。普通のサラリーマンとして働いていた頃、本当にやりたいことは何だろうと、漠然とした不安を抱えながら日々を過ごしていました。

そんなある日、母が余命半年と宣告を受けました。癌が見つかった時には、余命宣告という事態が信じられず、ただただ戸惑うばかりでした。それでも、何とか母を助けたいと、幹細胞移植を医師に相談しましたが、「できない」という言葉しか返ってきませんでした。西洋医学の限界を痛感し、絶望的な気持ちになりました。

諦めきれず、必死に他の方法を探し続ける中で出会ったのが、東洋医学でした。しかし、母の癌を治すには、時間が足りませんでした。何もできなかった自分を責めましたが、母の死をきっかけに、ボクは鍼灸師になることを決意しました。母の治療は叶わなかったけれど、ボクが見つけた東洋医学という、無限の可能性を秘めた世界を、自分の目で確かめたかったからです。

母の死後、妻との関係も上手くいかなくなり、離婚しました。子どもがいなかったこともあり、ボクはただひたすら、鍼灸師になるための勉強に打ち込みました。

そして、その先に待っていたのが、イーリスさんとの出会いでした。出会った頃のイーリスさんは、とても繊細で、壊れてしまいそうな危うさを持っていました。それでも、鍼灸師になりたてのボクを信じてくれた。ボクの施術が、彼女の心身の不調を癒せるかもしれないと、希望を持ってくれた。そして、ボクの支えになりたいと、ボクのすべてを肯定してくれたんです。ボクもまた、彼女を支えたい、彼女とその息子たちと、新しい人生を歩みたいと強く願いました。

以前運営していた鍼灸院は、様々な事情で閉めることになりましたが、ボクたちは「誰かの役に立ちたい」という強い想いを持ち続け、このAYAMEというサイトを立ち上げ、それぞれの経験や智慧を分かち合う道を選びました。このサイトが、あなたの幸せに繋がることを、心から願っています。


誕生日|1974年12月30日


出身地|岩手県


趣味・特技|読書、ビリヤード


鍼灸師、東洋医学専攻