辛い・苦しい・悲しい・寂しい…
こんな気持ちは、できれば味わいたくない感情だと思いませんか?
誤魔化して、一時的に楽になれそうな情報ばかり探そうとしていませんでしたか?
あなたの〝心が満たされている〟と感じられるようになったら、どんな毎日になるでしょうか?
でも、どんなに前向きな気持ちを持って、前に進もうと決意しても、どんなに気分転換をして、やる気が湧いても…
誰かのたった一言で、台無しになったり、振出しに戻ってしまうことってありますよね?
または…
自分の体調が悪かったり、思うように身体が動かないことで、後ろ向きになることもありますよね。
あなたよりも、いろんな修羅場や問題を抱えている人なのに、なぜか、幸せそうに毎日笑っているような気がして、余計にモヤモヤしてしまうことに遭遇することもあるかもしれませんね。
なぜ、想いはあるのにあなただけ
幸せな方へ進めないのでしょうか?
神様は何か差別をしているのでしょうか?
もしかしたら、不幸の星のもとに生まれる運命があると言うのでしょうか?
すべての人は、
幸せになるために生まれてきます。
実は〝幸せ〟を感じるのは、難しいのかもしれません。
そこには、あなたの〝想い〟があるから。
その浄化されない〝想い〟を抱えて、〝幸せ〟を感じるなんて…難しいですよね。
どんな人が不幸せとなりやすいのかをピックアップしてみました。
<不幸せを感じやすいタイプ>
♦アドバイスを否定と聞こえる人
(上から言われているように感じやすい)
♦起きた出来事を消化できない人
♦根に持ちやすい人
♦他者の長所を見つけられない人
♦自分を肯定できない人
♦過去にこだわる人
♦夢が持てない人
♦理想や妄想の強い人
♦物事に対して反省ができない人
1つでも当てはまったら、ドキッとしちゃいますよね。
ありきたりな書き方ですが、私もこの項目の半分は自分に当てはまっていました。
独りになりたくなくて、独りの時間の過ごし方がわからなくて、いつも誰かに依存し続けていました。
幼い頃は、暴言と暴力を振るう父、身勝手な姉、それに苦しむ母を見つめ育ってきました。
「産んで欲しくなかった!」そう母親にぶつけたこともあるほど、平凡な家庭にも憧れていました。
幼いころから「温かい家庭を持ちたい」という憧れがあり、理想ばかりを相手に追い求め結婚したものの失敗、幸せな現実を手に入れることも叶わず、ついには心を病み5年ほど、精神科にも通っていました。
離婚しても、なかなか回復することもできず、ずいぶんと苦しみました。
▼ ▼ ▼
ウソみたいな本当の話。
離婚してから、自分のために生きようと夢を追いかけ直すものの、転職先に失敗して痛い目を見てばかりの連続でしたが、〝私は幸せになりたい〟という想いをずっと心の奥底に持っていたお陰なのか…ある日、夫と巡り逢うイベントが急に発生し、人生が大きくガラリと変わりました。
自分のために
自分が幸せになりたい
この想い、それに伴う選択が人生を幸せへと導く1番の答えだと思います。
例え「相手のため」だったとしても、それが心の奥底から〝自分自身の幸せ〟であることが、人生において非常に重要なことだと身をもって知りました。
荒んだ過去を持ち、毎日のように体調が悪かった私です。
その体調の悪さは…
〝精神的なものでしょう〟
病院に行っても、そのような回答しかされず、本当にツラい日々でした。
でも、今は、自分と向き合うことを覚え、自分の心身のために毎日を暮らすことを考えるようになりました。
たった1つ、考え方を改め始めたら
面白いほどに毎日が好転していったんです。
そのすべてを1つずつお話していきたいと思います。
なぜ、辛い・苦しい・悲しい・寂しい…ネガティブ思考になってしまうのか?
辛い・苦しい・悲しい・寂しい…こういったマイナスな感情に埋め尽くされて、毎日を過ごしている人はたくさんいます。
私もそうでした。
好きでこんな気持ちになりませんよね。
どうしたら、この感情から解放されるのかがわからなくて苦しいですよね。
一緒に考えていきましょう。
まず、辛い、苦しい、悲しい、寂しいを〝溺れている状態〟に例えられるので聞いてください。
足がつかなくて、必死にもがいて、パニックな状況
助けて、コワイ…
溺れた時の対処方法は、冷静に「背浮き姿勢」になることです。
大声を出したり、泳ごうとするとかえって危険なのです。
これは、心の状態も同じことが言えます。
- 実は、足が付く深さかもしれない
- 浮き輪が目の前にあるかもしれない
- 助けに来てくれた人がいるかもしれない
- 静かに浮いていれば岸に着くかもしれない
溺れてパニック状態だと、こういったことに気づけません。
もしも、冷静になれれば…
足が付く深さだったと気づけるかもしれません。
誰かが投げてくれた浮き輪に気づけるかもしれません。
救助者に助けてもらえるかもしれません。
岸にたどり着けるかもしれません。
溺れている状態とネガティブ思考の関係性について詳しく解説していきますね。
心の状態も溺れている状態と同じで、辛い、苦しい、悲しい、寂しい…ネガティブ思考に埋め尽くされてしまうと、周囲の声が全く聞こえなくなってしまいます。
助けて!!
そう訴えているけれど、あなたの元に届いている救援に気づくゆとりはあるでしょうか?
本当は、そんなにも考え込む必要がないこともあるはずです。
辛い
苦しい
悲しい
寂しい
でも、あなたの中では感じたことですよね。
こういったネガティブな感情を察知した時に、溺れた時の対処法の「背浮き」するような回避方法があれば、負の感情へとさらに沈むことを阻止できるかもしれません。
ちょっとした取り違えだったかもしれないことを大ごとに感じてしまうことだってありますよね。
その考え方の方向性を少し変えることができれば、大きなネガティブの闇に飲み込まれずに済むこともできます。
でも、その〝ちょっと〟が難しいんですよね。
だって、あなたには、その出来事が、大きなダメージとして感じていますよね。
そのダメージが、辛い、苦しい、悲しい、寂しいという感覚で伝わっています。
それを振り払って、別の方向を見つめることは容易ではありませんよね。
この状態になると、不運の連動法則が働いてしまうことをご存知でしょうか?
次に解説します。
ネガティブ思考が引き起こす不運の連動法則
実は、ネガティブというのは、とても強力な力を持っています。
どんな力があると思いますか?
思い詰めるようなことがあると…
- 食事が喉を通らなくなる
- 異常な過食状態になる
- お腹の調子が悪くなる(便秘・下痢など)
- 眠れなくなる又は過眠
- いつも憂鬱な気持ちになる
- 気力が湧かず無気力になる…etc…
うつ病を疑うような状態になりがちです。
そして、それだけでは止まりません。
- 対人関係が上手くいかなくなる
- 仕事が上手くいかない
- 誰といても何をしても楽しくない
- 部屋の片づけができなくなる
- 良いことが起こらない…etc…
悪いことばかりが続くような出来事に遭遇しやすくなります。
これは、あなたが〝不幸〟というわけではありませんし、何かに憑りつかれているせいでもありません。
思い詰めているから、良いことに気づけるアンテナは圏外になってしまうし、〝その想い〟は、心だけにとどまらず、身体にも現れて、辛さ、苦しさ、悲しさ、寂しさを倍増させてしまいます。
あなたにとって、マイナスな出来事は…
心を蝕み、身体を蝕んでいることに気づいたことはありますか?
実は、心と連動している物事は、たくさんあって以下のようなことが起こります。
- 心がついてこないと身体の調子も悪くなる
- 身体の調子がついてこないと心の状態も悪くなる
- また〇〇が起きるんじゃないかと不安になる
- 思考の自由が利かなくなる…
次にもっと詳しく、心と連動していることについて解説します。
心と連動する3つの要因とは
私たちは、いつも心と連動するものが自分の身体の中に、自分の中に存在しています。
心は、自分の中にあるものですが、どこか別のもののような気がしませんか?
一体、どこからその辛さ、苦しさ、悲しさ、寂しさが膨れ上がっているのでしょうか?
その正体かもしれないものが3つあるのでお話していきます。
1.内臓と心は繋がっている
以下をご覧ください。
東洋医学では、内臓は感情を司っていると考えられています。
以下の表は、東洋医学的に体質を見るのためのタイプ分けにも使われているものです。
良好血の流れが全身に行き渡り、活発に行動できる
不調思うように動けずイライラが募る
心臓|喜び
良好喜怒哀楽の感情表現の調和を保てる
不調感情が乱れ、特に酷くなると狂ったように笑いだすと言われています
胃腸|憂い
良好消化吸収がスムーズにできるように、思考も上手くかみ砕くことができて、まとまりやすい
不調身体が重だるく感じやすく、思考もまとまらず、悩みやすくなる
肺|悲しみ
良好気の流れが整ってスムーズな行動に繫がる
不調落ち込みやすく、ちょっとしたことで悲しみに暮れる
腎臓|驚き(恐れ)
良好体内の水分をしっかりと管理ができて、志を強く押しだし歩みを進めることができる
不調志が定まらず、ちょっとしたことで驚きやすく臆病になる
※ここでいう「不調」は、病気とは違います。
未病と呼ばれるようなもの(身体的には自分自身さえ気づけていないようなもの)を指します。
「良好」な時と「不調」な時を比べてみると、どこか思い当たることもあると思います。
わかりやすい事例として、肝臓と胃腸の場合をご紹介します。
あれ?!今日は、どうにも動けないし、なんかダルダル~
やる気は湧かないし、些細なことで怒れてきちゃう…
こんなことってありませんか?
こんな時は、肝臓が疲れていることがあります。
思うように動けない自分に対して、イライラしたり、動けないことでモヤモヤしたりと情緒も不安定になりがちだったりします。
また、他者に対しても、いつもなら我慢できるような些細なことでも怒りに繫がることがあります。
大事な資料を作らなきゃいけないのに思考が働かない…
上手くまとまらなくて、何から手を付けたらいいのかわからない
こんなことってありませんか?
こんな時は、胃腸の調子があまり良くないことがあります。
季節の変わり目で、身体が冷えやすかったりすると、胃腸の調子も鈍りがちです。
胃腸は、食べ物に関することだけではなく、身体が冷えてしまうことで、機能は低下し、あらゆる不調を引き起こすこともあります。
ストレス性胃炎だったり、過敏性腸症候群だったりと、心の状態があまり良くない時には、胃腸症状はついて回りがちです。
この事例を見ると、東洋医学のことを知らないし、難しそうと感じる方にも「なるほど」と思える部分がありませんか?
私たちの日常を支える内臓は、知らない間に心と一体化しています。
心が元気だと、身体も元気
これは、心身一如の考え方です。
大切なあなたの身体のベースを作るのは〝食事〟です。
食事で身体はつくられています。
その食材は、身体が喜ぶものでなくては意味がありません。
その一歩さらに進むと、身体と心も繋がっていることがわかってきます。
2.身体と心は繋がっている
これも言われてみると、納得できるのではないでしょうか?
緊張状態が続くような時には、身体のこわばりを感じることはありませんか?
また、
イライラ、キーキーした後には、首や肩の張りが強いことに気づいたことはありませんか?
ストレスと共に身体を円滑に流れていたはずの気の流れが悪くなって、滞っている場所に不調を感じたりしやすいんだよ。
まだまだ、こんなこともあります。
やる気が湧かない時、塞がった気持ちの時には、いつもよりも身体の動きが硬いと感じることはありませんか?
でも、逆にストレッチなんかをして、身体を動かしてあげると、心がスッキリしてくることもあるんだよ。
例えば、運動やダンスを教える講師は、アクティブでカッコイイなぁ~と感じるようなイメージを持ちませんか?
逆に、ネガティブな印象を抱く人は、動きも鈍く、どこかぼーっとしているようなイメージを持ちませんか?
つまり…
身体が柔軟であると、心にも柔軟性が生まれやすくなるということが考えられそうです。
けれども、どんなに良い情報を持てたとしても、なかなかどうにもならないのが「思い癖と心の関係」です。
3.思い癖と心は繋がっている
実は、どんなに内臓の働きを良くする努力ができたとしても、身体を柔軟に保つことができたとしてもどうにもならないものがあります。
それは…
思い癖の問題です。
あなたのこれまでの経験や習慣から、あなたの考えやすい癖のことを言います。
トラウマに属するものも、この思い癖の一種と言えるかもしれません。
また、経験や習慣にないものには、それはダメなこと、危険なことである、やりたくないことだなど否定的に考えることにも繋がりやすいです。
この思い癖は、悪い方向に働いている時には、内臓や身体の状態を悪い方向へと導く元凶にもなりかねません。
よって、思い癖のコントロールは、あなた自身で上手にできるに越したことはないものです。
- トラウマの除去
- 相手を尊重する力
- 相手の行動を決めつけない
- 相手と自分を切り分ける力
この4つのノウハウを知ることで、思い癖は、少しずつ解消していくことができます。
いつも幸せな自分でいられる秘訣は、ネガティブのタネを潰せること!
- 食事
- 運動
- 思い癖
この3つは、私たちの日常から切り離すことができない重要なものです。
この3つを上手にコントロールできるようにさえなれば、あなたは、自分の人生を上手に生きることができるようになります。
私もかつては、重度のうつ病と診断を受けた人間です。
いつも、周囲の人に依存し、迷惑をかけてばかりいました。
そんな私が、ひとりの時間を満喫することができたり、大切な人生のパートナーと今を歩めるようになれたのは、自分がネガティブになるタネをすべて潰すことができるようになったからです。
だって、私が歩みたかった本当の人生は、愛する人と毎日を大切に生きること。
自分をいじめたかったわけでも、誰かを支配したかったわけでもありません。
「美味しいね」って、パートナーと笑い合える…そんなささやかな毎日が欲しかったんです。
それを手に入れるために、たくさんの人を傷つけたり、自分を傷つけたりしてきました。
きっと、あなたも大丈夫!
私が手に入れられたのは、特別な努力をしたわけじゃありません。
「幸せになりたい」
それだけです。