人の心は、とても難しいものですね。
あんなに、通じ合っていると思っていたのに、ある日、気づいたものは…
「壊れてしまったかもしれない心」
出来れば、気づきたくなかったこと…
でも、すれ違う心や噛み合わない意見は、その確信を突きつけられているみたいに感じてしまうもの。
あんなに仲が良かったはずなのに、こんな風に悩む日を迎えるなんて思いもしなかった。
もう一度、夫婦として、手を取り合うことは出来るのだろうか?
今回は、「修復」に視点を当てて考えていきたいと思います。
夫婦仲が壊れたと感じた時に考えたい、たった1つのこと
あなたは、どんなことがあって、夫婦仲が壊れたと感じていますか?
パートナーの浮気?
冷めてしまった心?
何かの不一致?
いつも平穏だったらいいのに、そうはいかないのが結婚生活かもしれませんね。
友達だったら、距離を置けば済むことも、そうはいかないし…
親だったら、水に流すことができるのに、パートナーだと簡単に水に流せなかったり…
夫婦って、難しい
でも、そう考えるあなたって…
相手だけが悪いって思ってないかしら?
そう、夫婦仲の危機に気づいた時に、忘れがちなことは、自分の行いを棚に上げてしまいがちになるということです。
夫婦仲の修復は、相手任せにしていませんか?あなたも当事者です!
浮気をする方が悪い。
家庭を顧みないほうが悪い。
自分の意見を押し通す方が悪い。
だから、改めるのは、相手の方だ!!
そう思った時、それって、相手の努力次第で決まるから、改めてくれなかったら…修復には繋がらないですよね?
ところで、あなたには、責任は何もないのでしょうか?
すべて、相手が悪いことにしておきたいですよね。
自分を裏切るから悪いとか、ひどい言葉を並べるからとか、分かってくれないとか…
相手の「心の中」のことって、考えたことありますか?
あなたは、どうして、そう感じたのか…
相手は、どうして、そういう行動をしてしまったのか…
あなたは、どうして、そう言ってしまったのか…
相手は、どうして、応えてくれなかったのか…
いつも、あなたと相手が、ペアになって問題が起きているんです。
どちらか片方だけで、問題など起きません。
いつも同じ分だけ、お互い言い分は存在するのです。
そして、夫婦といえど、持っている対人関係は、同等ではありません。
あなたが女性なら、子育てをして、家事をして、仕事をして、人付き合いもして、とっても大変かもしれない。
ご主人を見た時に、ご主人って、楽なのだろうか?
自分だけが大変!!
そうなっていなかったか、考えなくてはいけません。
男の人に、どれだけのキャパってあるのでしょうか?
私の主人を見ていても思います。
どんなに不満を持ったって、私がこなすだけのことを同じ時間でやることは出来ません。
そんな人に、心底不満を持っても、代わりにやってもらうよりも、「頑張ってくれているね」と認めてもらえる方が、スッキリしますよね?
逆に、自分のキャパって、どれだけあるのでしょうか?
主人がこなすことを逆に、私は出来ないと思っています。
主人のような頭の回転力は、私にはありませんから、物事の処理能力が異なります。
私事で言うのなら、中学生の息子たちの勉強をみるのは、限界を感じています(笑)
また、私の気づかないことに気づいてくれるので、補ってもらうことだって沢山あります。
何より、東洋医学なんて小難しいものを投げ出さず学び続ける根気が主人にはあります。
対人関係にオドオドするのだって、男性より、女性の方。
それに振り回されて、喜怒哀楽が変化しがちです。
仕事を持っていれば、多かれ少なかれ対人関係はある訳ですから、男性だって、喜怒哀楽のムラはありますよね。
何か、共通点が見えてきましたね!
お互い様である部分が沢山あるのです。
夫婦仲修復の第一歩は、「お互い様」であるということを認識することから始まる!
あなたが、辛いと思う時、パートナーだって、辛いことがあったかもしれない。
この視点って、多くの人が持ちません。
そして、夫婦仲だけに限ったことでもありません。
すべての対人関係に当てはまる考え方です。
いつも自分だけが可哀相でもないし、辛いわけでもないのです。
いや、夫だけが自由に出掛けている!
それを譲り続けるのは、しんどい。
そんな風に答える人もいるかもしれませんね。
本当に、自由でいいのでしょうか?
例えば、察して欲しいだけで、何も言わないでいたりしなかったでしょうか?
こんなことを聞いたことがあります。
結婚したからと縛りたくないから、自由にしてもらっている。
そう言っておいて、居ないことに不満を持つ人もいるんですよね。
自分だけが、大変だと思って、相手の大変さは、無視。
手伝ってくれないことに腹を立てる人もいます。
腹を立てた時、相手の労働のキツさを考えてみたことはありますか?
いつしか、自分、自分、自分…!!!
そんな思考に支配されて、相手を思いやることを忘れてしまう。
思いやってくれない人のことを相手もまた同じように考えたいとは思いません。
自分本位になってしまった心に気づくことが修復の第一歩。
意外と、自分で居場所を無くす行動を取っていたりするものです。
浮気関係で悩む人は、相手の居場所を確保出来ていなかったことがあったり、逃げ体質のような弱い心のパートナーである場合もあるでしょう。
どうしたら、お互い向き合うことが出来るだろう?
そう考えていくことが、仲良し夫婦になっていくための秘訣にもなるのです。
【まとめ】相手に変えてもらうことばかり望むのではなく、あなたとパートナーの人生であることを理解しよう!
修復したいと気づいても、自分だけの努力では難しいんじゃ…?
そんな不安もおありかもしれません。
でも、夫婦って、あなただけのものでも、相手だけのものでもなく、2人合わせて「夫婦」なのです。
あなたが、気づいたことなら、相手に変えろと要求するのではなく、相手が変わらないからでもなく、あなたから歩み寄ることは、不満ですか?
結構、女性は不満だと思いがちです。
相手任せ、相手に幸せにしてもらうものだ。
そう考える人に問いたい…
「あなたは、相手のことを幸せにしてあげようとは思わないの?」
心に行き届く想いを注ぐことは、ちゃんと自分にも返ってきます。
もしも、損すると考えているとするのなら、幸せを掴み直すことは出来ないままかもしれませんよ(汗)
愛して!分かって!!
じゃない。
愛して欲しいから、愛することが大切で、分かって欲しいから、分かってあげることが大切なのです。
あの人の心がまだまだ分からなくて不安…
浮気していたらどうしよう?と思うあなたは、浮気をしたくなる心理を知っていますか?
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いろんな視点からコラムを書いていますので、他のコラムも読んで下さると嬉しいです。