信じられない!
もうやっていけない!
こんな人だと思わなかった!!
離婚がよぎる時って、日々の積み重ねの末か、突発的な出来事が起きた時に感じるものですよね。
でも、まだ、この段階の人って、本気度は…どこなのでしょう?
私は、離婚がよぎるって、考えているような人は、まだ本気で離婚を考えていないんじゃないかな?なんて思います。
だから、今回は、離婚がよぎる段階の人向けのコラムを書いていきたいと思います。
私自身、離婚の経験者でもあります。
女性は、軽はずみに(いえ、本気の気持ちではありますよね)離婚したいって、言ってしまうんですよね。
本当は、分かって欲しいこと…
「そのくらい、嫌なことなんだ、分かって欲しいことなんだ」
でも、伝わらないから、苦しいですよね。
もう夫婦としてやっていけない…その想いは、本気?それとも、そう感じるだけ?
今から書くことは、「夫婦」だけに限ったことではないと思います。
付き合っている恋人同士にだってあることだし、友達にも、仕事にも思うことだと思います。
「もう、やっていけない気持ち」
これって、いろんな場面に沸いて出てくる気持ちの1つですよね。
特に、八方塞がりのような心境に追いやられると芽生えてくる気持ち。
あなたは、どこまで意識して感じたり、使っている言葉ですか?
そう聞かれると、途端に、黙りたくなるかもしれませんね。
衝動的に、考えたり、言ってしまうことの方が多いと思うのです。
そして、この言葉の中に、重要な問題が隠れていることをご存知でしょうか?
単に、嫌なことから逃げたいだけ…
女性の感情的になる傾向からすると、「嫌なことから逃げたいだけ」という本音が沢山聞こえてきそうですね。
男性は、どうなのでしょう?
起きた問題が上手く解決出来なかったとしても、言葉が巧みに言えなかったとしても…
女性が言うような「別れ」を口にする人はあまりいません。
同じように、問題から逃げたいと思ったとしても、離婚を考えるまでは行かないことが多いのではないでしょうか?
軽はずみに言ってしまった「離婚」という言葉が現実化した時、あなたは受け止められますか?
次に考えておきたいことは、口から出してしまった言葉の責任を持つということです。
妻「もう、離婚よ!!」
夫「あぁ、分かった!離婚だ!!!」
こうなった時、もう修復不可能になってしまいますよね。
後から、そんなつもりじゃなかった…そう言っても遅いことだってありえます。
よぎるだけなら、自分の頭の中の問題だけれど、口に出してしまったら、もう後に引けない事態になって、離婚するしかないとなってからでは遅いのです。
私は、どちらかと言えば、最終的な離婚の決め手は、このようなやり取りでした。
それまで、年単位で揉めていました。
でも、決められない腹…でも、変わってくれない元夫に対し、その行動は、離婚と同じくらい嫌なことだと改善を求め続けていました。
だって、離婚が頭をどれだけよぎっても、その先の生活のことをしっかりと考えきれていなかったんです。
もしも、過去の私と同じことを思う人が、このコラムを読んで下さっているのなら、きちんと自分の足並みを考えなくてはいけません。
売り言葉に買い言葉で、簡単に片付かないことを再認識して欲しい…
経験者からの呼び掛けです。
離婚するのなら、ちゃんと、すべてに納得して離婚しよう!!
あっ…ちなみに、私、離婚したこと後悔していません。
もっと、早く踏み切る勇気があれば良かったな…それだけです。
私には、元夫を幸せにすることは出来ませんでした。
離婚について考えを進めてみよう!あなたは、どこまで考えられていますか?
離婚したいとよぎる気持ちがあるあなたは、離婚について、どこまで考えていますか?
まず、あなたに、お子さんはいらっしゃいますか?
お子さんのいないご夫婦なら、離婚は、さほど難しいものにはなりませんね。
せいぜい、財産問題や離婚後の住む場所の問題にプラスして、慰謝料の有無。
ざっと、大きく3つの問題が片付けられれば、問題ないでしょう。
お子さんのいるご夫婦の場合
先程の3つの問題にプラスして、更に問題が多岐に渡ると思います。
まず、親権は?養育権は?
子どもは、誰と暮らすのがベストなのでしょうか?
親権は、親の権利ですが、養育する養育権を共に手にして、はじめて一緒に暮らしていくことが出来ます。
続いて、養育費は?
ちゃんと支払ってもらえそうなのでしょうか?
取り決めについては、後で揉めないためにも、公正証書を作成しておいた方が無難です。
この問題だけで、揉める夫婦は揉めると思います。
自分が別れたくたって、相手が別れたくない場合もあるでしょうし、お子さんが、嫌がる場合だってあるものです。
お子さんと生活していくこと…
ここを1番考えないで、離婚を考える人が多いと思います。
離婚経験者は、皆、口を揃えて言います。
離婚後の苦労も知らないで、離婚って、口にするのは、軽々しいと…。
親の都合に巻き込まれる子どもを幸せにしていくこと、決意できますか?
子育てに協力的でないと、腹を立てる奥様は、多いものです。
自分一人になったら、腹を立てる相手は居なくなるのです。
すべて、責任は、自分に返ってきます。
仕事もしなくてはならない。
子どもも優先させなくてはならない。
文句言えていた方が楽なことだって、長い人生沢山出てくると思います。
私は、離婚した年に、子どもからノロウイルスに感染しました。
あの日、自分がどうなるかわからない恐怖は、たまりませんでした。
それでも、頼れない。
それでも、自分で踏ん張ってやっていくしかない。
同じ踏ん張らなくてはいけない生活をしていたとしても、文句の言える相手がいるのと、いないのでは…重みが違うものです。
勿論、自由だって手にすることは出来ます。
マイナスばかりではありません。
でも、自由を手にするまでの手続き、労力、精神負荷は、多大なものであるものです。
それらから逃げたいと思うのなら、あなたは、離婚には向いていません。
甘い考えでは、母子家庭を維持していくことは、難しいものです。
お子さんのいらっしゃる人は、子どもの人生も背負っていくことになるのです。
自分は、頑張れる!
今より輝ける!!
そう確信できる人が、乗り越えていける問題だと思います。
【まとめ】向き合えないまま、傷つけ合っていくだけなら、離れるのも愛情の1つ
傷つけ合う行為からは、豊かなものは生まれません。
毎日、ため息ばかりで、鬱々とし、怒りの感情に支配されて、あなたやパートナーだけでなく、その周囲の人達にも被害は渡ります。
特に、お子さんのいる家庭には、子どもに行きます。
私は、最終的に、離婚から年数はかかりましたが、円満離婚をしたと元夫と和解しています。
あのままでは、お互いどうにもならなかったし、子どもたちを不幸の道連れにしか出来なかった。
離れたことで、良好な関係が生まれました。
憎しみなどありません。
元夫を尊重することができるようになった今は、幸せです。
一時期は、元夫のせいで…と、卑屈になっていたものです。
どうして、幸せになれないんだろう…と、離婚してからも悶々と考えていたことがありました。
あの人が、あんなことさえしなければ…
そうではないのです。
私は、私の幸せをきちんと考えなくてはいけなかったのです。
誰かに幸せにしてもらおうなんて、甘いことを考えているから、卑屈にもなるし、うつ状態から抜け出せませんでした。
自分を幸せにしてあげるのは、誰かではありません。
自分自身です。
自分の人生に誇りが持てる生き方をしていくのか、いかないのか…
そのパートナーとして、今の夫や妻が必要なのか?
今一度考えてみるといいと思います。
それでも、離婚を考え、決意し、進めていこう!
そう思える人は、離婚後の生活は、明るいものに変えていけるのではないでしょうか?
離婚に進む人は、↓こちらのコラムをどうぞ
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日常生活の不満でお悩みの方は↓こちら
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最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
いろんな視点からコラムを書いていますので、他のコラムも読んで下さると嬉しいです。