人の心がわからないのは「被害者意識」で物事を考えてしまうからかも

  • 2018年10月3日
  • 2019年10月28日
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そもそも人の心なんて理解できるものなんだろうか?

 

「私はこんな風に思っているのに!!」と、主張しても…相手に響かず、伝わらず、届かず…

もっと伝えるよりも、悲しい気持ちや悔しい気持ちになったことはありませんか?

 

この時、共通して言えることは…

相手に対して、「自分をわかって欲しい!」という自己主張だったり

私に「何も言ってくれない!」という不信感で捉えているということです。

 

よくあるカウンセラーの主張は、伝え方が間違っているとか、もっと自信を持てとか…もっともらしいことをアドバイスしていますが、私は、それも違うと考えています。

 

肝心なのは、伝え手の姿勢なのでしょうか?

聞いてもらうためのコツだけ知っていれば解決するのでしょうか?

 

私は、聴いてもらう、聴いてあげる関係が成立してこそ、相手と歩み出せると考えます。

 

あなたが人の心に惑わされずに生きて行くコツをAYAMEらしくお届けしていきますね。

 

※厳しい表現が多々あると思います。

「今を変えたい!」と思わないのなら、このコラムを読むのをやめてお帰り下さい。

 

 

そもそも、人の心なんてわかることができるのだろうか?

 

命題とも言える課題の1つが、他者と共にどう生きて行くか…

 

私(イーリス)という人間がいて、このコラムを読みに来て下さったあなたがいる。

私には、家族がいて、あなたにも家族がいる。

私には、日常生活に関わる知人や友人がいて、あなたにも同じように知人や友人がいる。

 

あなたは、私のことを知らないし、私もあなたのことを知らない。

けれど、縁があって、こうしてコラムを通してだけれど、お話しする関係が生まれた。

このように、人との繋がりは、無限に広がっていきます。

 

それぞれには、生まれ持ったものがある。

 

容姿、性格、境遇…細かく挙げればキリがないほど。

 

どれほど、境遇が似ていたとしても、感性まで同じとは限らない。

似ているように見えて、結局似ていない。

だから、問題は起きる。

 

「あの人ならわかってくれる」

この思い上がりは、一体どこから生まれるのでしょうか?

親も、親友も、恋人も、夫婦も…自分の最大の味方だと思う人にわかってもらえないという結果が受け止められず、陥る問題が「人の心がわからない」であると思います。

 

生きる上で構築される人間関係の中には、理解されなくても苦にならい相手と、絶望的に感じる相手に分かれるものだと思います。

 

このコラムに辿り着いたあなたは、後者の絶望的な感情が湧いたことでしょう。

 

理解して欲しい人が理解を示してくれない時に感じる心の痛みは…計り知れないもの。

 

でも…あなた、勘違いしていますよね。

 

だって、あなた、相手の心を理解しようとしていませんもの。

 

自分のことをわかってくれないと思った時、あなた自身も相手のことをわかろうとしていないという結果なのです。

 

この考え方を自分本位(自分勝手)とも言い替えられると思います。

 

何か、自分の心が楽になれると思って読み始めたのに!

何でそんなことを言うの?なんて思ったあなた…それが自分本位だというものなのです。

 

相手があって、起きた問題です。

 

なぜ、あなただけが被害者のように考えるのでしょう?

 

相手には、相手の想いがあるからこそ…の結果のはずです。

 

今一度、冷静になって、読み進めて下さい。

 

 

言葉の伝え方のノウハウ何て必要ない!大切なのは、相手の心を考える力

 

世の中出回っている大半の伝え方のノウハウは、何か間違っている気がして仕方がない。

 

だって、相手のことを察しているようで、結局、「自己主張」しましょう!と、結論付けているから…。

 

言えないを「言う」に変えることは、正直どうでもいいのです。

 

発言するということは、相手の心をどこの視点で捉えるかが重要なカギになるのです。

 

言葉を発する=言われる相手にも考えがある

 

この視点を無視した見解が多すぎる気がして仕方がないのです。

しかも、カウンセラーと名乗る人が、もっと主張していいんだと諭していたりするから、疑問しか湧きません。

 

それが顕著に表れることって、性についてのアドバイスだったりします。

 

大切なことって、レスの人が行為を再開することなのでしょうか?

 

私は、レスの人のゴールは、双方の関係性の修復だと思います。

 

目先のことばかりに囚われ過ぎていることばかり…

 

もっと、目を向けるべきことがあるはずです。

 

 

どうして、理解を示してくれなかったんだろう?

こんな疑問を抱いた時には、人の心がわからないなんて、匙を投げるのではなくて、理解を示さなかった理由が相手にあると考えなくてはいけないのです。

 

伝え方の問題ではないのです。

 

どんなに配慮した伝え方をしていても、毎度後ろ向きな事ばかり聞かされていたら、相手は、理解を示すどころか、離れたいと感じることだってあるでしょう。

 

そんなつもりじゃないと反論したくなった時、相手は、一体どんな心境でいるのかを考えてみたことはありますか?

 

自分のことを理解してくれないから、自分は愛されていないなんて、お門違いです。

 

そう考えるあなたは、どれだけ相手のことを愛しているのでしょう?

 

 

相手の言動にいちいち傷つく前に、相手がどうしてそう考えているのかを考えるべき

 

これまたよくある話は、相手の行動が読めない場合に感じる「人の心がわからない」です。

 

学びのない人間などいません。

つまり、完璧な人間などいないということです。

 

私は、こんなに考えているのに、考えてくれないとか

どうして、私にはそんな態度を取るの?

その態度は何を意味しているの?

 

いいところまで考えたとしても、自分の欲求が追い上げ勝利して、結局相手のことを考えることをやめてしまうケースも多いものです。

 

自分の欲しい回答をくれない相手に対して不信感を抱き、不満を抱き、自ら関係を壊していく…さも、相手が関係を壊したと言わんばかりに…。

 

これって、結果的に、自分が相手のことを考えることをやめただけなのです。

 

友達だろうが、恋人・夫婦だろうが、自分が相手のことを愛しているのなら、相手を理解することが可能な問題であったはずなのです。

 

愛しているのは、自分だという結果があれば、相手のことを理解するのではなく、自分の主張を通して終了です。

 

私には、マルチに洗脳された親友がいますが、彼が望むことだから、尊重します。

 

でも、私には有益だと思えないので、そのマルチに参加はしません。

けれど、彼は、大切な親友であることには…やっぱり変わりません。

離れて暮らす彼と私の生活は、別物ですし、干渉するものでもありません。

自分にとって大切な人なら、不必要な付き合いには、きちんと距離を置いておけばいいのです。

 

よくある展開だと、力ずくで目を覚まさせようとしますよね。

その倫理観は、誰のものなのでしょうか?

 

 

別の知人は、自己都合の塊です。

暇潰しに連絡をしてくるような人。

彼女には、私の生活を理解する気持ちが感じられません。

そんな人に、「私はこうなんだから!」なんて、どんな伝え方を持って主張しても、伝わりません。

そういう人だとわかっているから、その場凌ぎの付き合いしかない薄っぺらなものだと理解していれば、傷つくこともありません。

付き合いのある人と、何もかも分かり合う必要はないということです。

 

よくある展開だと、わからず屋の人に、わからせようとします。

この人は、自己都合が好きな人だという認識を自分が持っていれば、何の問題も起きなくなります。

 

大切なのは、自分と相手の考えを分離させること

通じ合えないことが問題なのではないのです。

 

 

相手から何かを言われたりした時、あなたは、どんな風に考えたり、捉えたりしますか?

 

さて、以上の話を踏まえて、真逆のシチュエーションを考えてみましょう!

 

あなたの周りの人でも、今回人の心がわからない!と思うきっかけになった人でも、身近な誰かを想像しながら考えてみて下さい。

 

直接的に、思っていることを言われることもあるでしょうし、何も言わない無口な旦那さんという場合もあるかもしれませんね。

 

でも、相手は何も言わないから、何も思っていないではありませんよね。

ある日、ずっとあなたのこと気にしてきたんだと、不満を一気に相手にぶちまけられたとしたら…どうしますか?

 

何が起こったのかわからなくなり、頭はパニック…味方だと思っていたのに、どうして?

 

 

疑問だらけになってしまうでしょう。

そして、必ずこんなことを思うと思います。

 

 

私にだって、言い分があるんだ!

そんな一方的に言わないで!!

 

 

人に伝えるということは、いつだってこの繰り返しなのです。

自分が言われたら、どうしてそんなことを言うの?と、困り果てるのに、自分が相手に要求することは、当然だと思いがち…

 

相手だって、同じなのです。

 

あなたが一方的に言われたと感じること、自分の感情を無視されたと感じること、それは、常に自分も、人は違ったとしても、相手にしてしまっている行動の1つになるのです。

 

だから、いつだって、人の心なんて、誰にもわかりっこないのです。

 

相手の心を無視しがちな原因の代表も、上下関係、主従関係という主張の強さが上の人ほど、相手の心を気にしません。

 

自分が言う言葉で傷つく人がいて、言われる言葉で傷つく自分がいる。

 

いつも悩まされる根底の方式です。

では、どうすることがベストなのでしょうか?

 

 

【まとめ】相手本意になる!人の気持ちを聴ける人になることが、たった1つの秘策

 

何度もAYAMEでは、相手本意になろう!と提唱しています。

相手の意を考えて行動する方が、物事は何倍も上手くいくのです。

 

自分の欲求を叶えることばかりに執着しがちですが、自分の欲求ばかり述べても、相手は、次第にうんざりし、去って行くことだってあります。

 

人の心がわからない!

そう思った時にまず実践すべきことは…

 

相手の心に寄り添うこと、相手の心を感じることが大切です。

つまり、相手の心の声をあなたが先に聴いてあげることです。

 

誰だって、自分が辛い時に知らん顔されたら悲しくなります。

人の心がわからないと蓋をするのではなく、あなたから、優しい手を差し伸べてあげればいいのです。

どんなに、割が合わないと思ったとしても。

 

その行動は、決して損もしないし、無駄ではありません。

あなたが得たかったはずの結果は、相手本意で接することができた瞬間にすべて手に入ります。

 

ただ、残念なことに…この理屈を信じることも、実行しようともせずに、何度も同じようなところで、失望したり、腹を立てたりする状況を繰り返して悩みが尽きないと嘆く人が後を絶ちません。

 

騙されたと思って、試してみて下さい。

 

 

さらに円滑に対人関係を構築していくために知っておくといいことがあります。

【秘訣】謝るよりも「ありがとう」が良好な人間関係を作る!

こちらもご覧下さい。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

いろんな視点からコラムを書いていますので、他のコラムも読んで下さると嬉しいです。

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