あの人と縁を切りたい
もう縁を切ろう…
そこまでの決断をするには、きっと、たくさん悩んだでしょうし、苦しいこともいっぱいあったと思います。
実は、私自身は、不思議な人との縁で今日まで過ごしてきました。
自分の人生のステージにおいて、支えてくれる人に出会い、そして、その人たちとは別れる結末を迎えます。
その縁の中には、相手に切られてしまった縁もありますが、私自身が断ち切って今に至るものもあります。
その断ち切った縁は、友達や恋人だけでなく、親や姉にまで至ります。
縁切りは、上手に切ってこそ、未来が拓けるものです。
縁切りに対して、スピリチュアル視点が気になったということは、あなたの行動がこれで合っているのか不安に思った証拠です。
その思いにしっかり応えたいと思います。
では、人との縁を上手に切っていく方法をスピリチュアル視点から解説します。
スピリチュアル視点で見る人との縁
冒頭でも書いたように、私自身が人との縁は切れるようにできています。
しかし、忘れてはならないのは、どんな経過を辿ったとしても、人と出会えば、必ずいつか、別れが来るということです。
その別れは、永遠の別れも含みます。
私自身が持つ人との縁は、極端な例にピッタリだと思うので、もう少しお話しますね。
私が経験した人との縁は、まるで、リレーのバトンを繋いでいくかのように、移り変わっていくものです。
次のステージに移動するまで、そばにいてくれる人が必ず現れるのです。
でも、新しいステージに到着すると、まるで役目を終えたかのように…その縁は切れます。
昔は、仲良くなる友達とだけ、一度縁が切れ、もう一度繋がる縁は深いものだと思っていたのですが、その縁さえも切れるように変わっていきました。
縁が切れる、縁を切ることは、一見寂しいように感じますが、スピリチュアル視点で考えると、全く違う見解が見えてきます。
それは、波長の法則です。
自分のことはわかりにくくとも、相手を見れば、今自分が、どんな波長にいるのか客観視することができます。
あなたの悩む関係性は、どのような会話をする仲でしょうか?
悪口ばかりで嫌になることもあると思います。
もし、ネガティブに引き込まれる気がして嫌だと感じたのなら、あなたが成長した証拠です。
私にはこんな縁が多かったです。
- 学生時代からの繋がり
- ママ友
- 精神疾患同士の繋がり
- 同じ趣味嗜好・気が合う
いろんな縁がありました。
しかし、人生経験を積み、考え方が変わると、それまで通じ合えていた人に違和感を覚えることがあります。
それを、波長のズレとも表現できます。
ある瞬間から相手と上手く噛み合わない、違和感を感じる、馴染めないなどの感覚が強くなったら、その人から卒業というのが、私のサイクルです。
リレーのバトンのようだったと言えるのは、私は、独りぼっちになることはなかったからです。
精神的に病んでいる時には、不思議とうつ病の人が集まってきました。でも、うつ病を克服すると、そのような人が寄ってくることは無くなるんですね。
波長の法則が働いていることを証明せざるを得ないような話です。
さて、あなたは、どうして、縁を切りたいと思ったのでしょうか?
縁を切りたいと思う”動機”が重要
縁を切ろうと思った時、おそらく、相手への不満や鬱憤が強く全面に出ているのではないかと思います。
しかし、それは、卒業ではなく、逃げの選択をしようとしているかもしれません。
もう嫌だからとか、飽きたからという理由は、自分勝手かもしれません。
対人関係に限らず、人生に起きる出来事は、すべて学びの要素です。
学生時代の勉強と同じです。
最初は、たし算を学び、次に、ひき算を学びます。そして、応用で2桁の計算になったり、かけ算、わり算が出てきますが、基本原則は変わりませんよね。
人生の学びも同じで、1つの問題がクリアできたら、また新しい課題がやって来ます。
しかし、途中放棄した場合は、その問題がクリアできるまで、何度も形を変えて同じ課題に直面します。
だから、スピリチュアル視点で考えると、職場の人間関係が嫌で辞めて、次に行っても、また人間関係で悩むことがあったり、同じ理由で、異性関係が上手くいかないことが起きたりするのは不思議ではないのです。
つまり、人と縁を切るのならば、その動機は逃げではなく、卒業でないと意味がないのです。
人との縁を卒業に持っていくためには、そこでの学びをしっかりと胸に刻むことが大切です。
人との縁を切るとはどういうことか
さて、人と縁を切るとは、どういうことなのでしょうか。
- 疎遠
- 自然消滅
- 喧嘩別れ
- 話し合いの末
いろんな形の縁の切れ方があると思います。
これを読むあなたは、どんな形で縁を切りたいと思っていますか?
そう望む人は多いと思います。
その人との縁を切るということは、その人への依存も断ち切れていなければいけませんよね。
縁を切りたいと思うほどの相手は、あなたの私生活に関わる人であると思います。
その人のメリット、良いところもゼロではないはずです。
深く関わりたくないけど、こんな時の話し相手には向いてるんだよな…
というような甘えも断ち切らなくてはなりません。
かと言って、その人の悪いところだけをピックアップして、無理に嫌いになろうとしたりする必要もありません。
簡潔に言うなれば、あなたが、
その人から自律することが不可欠です。
では、縁の切り方についてご紹介します。
スピリチュアル的:安全な縁切り方法
人と縁を切ると言うと、縁切り神社はどうだろう?と考えることもあると思います。
縁切り神社については、こちらの記事を参照してください。
では、今すぐできる安全な縁切り方法をご紹介します。
人と縁を切りたいと思うのだから、相手の嫌な部分が、たくさん思い浮かびますよね。
相手の嫌な部分ばかり考えていると、相手に悪い念を送ることになります。
悪い念を送れば、いつか、それは、自分にも跳ね返ってきます。
そんなことは避けたいですよね。
しがらみなく、上手に人との縁を切るには、相手の幸せを心から願うことです。
私も幸せになります。
お互い幸せでありますように。
そう願うことで、人との縁を上手に切ることができます。
悪い言霊を使う必要はないのです。
そして、あなたからいただいた学びは、これからも大切にします。
そう感謝の意を持ちましょう。
どんなに嫌なことが起きたとしても、その経験を積めたのは、その人がいたお陰です。
私もたくさん失敗しました。
すぐ人を信じ、深入りし、痛い目に遭ったことが何度もあります。
でも、仲良くしていた時間は、嘘偽りなく、楽しいものであったのは事実ですし、こんな風に接すると良くないんだなと学習もしました。
相手が重すぎる場合も同じです。
良い時もあったはずです。背負えないなと感じるのなら、楽しい時間をありがとう。でも、ここからは、あなたが解決しなくてはならない問題だから、頑張ってねと願えばいいのです。
自分のために離れることは、逃げではありません。
そのような輪を引き寄せない自分になろうと思えれば、それは、学びであり、卒業にもなります。
また、何度も繰り返す関係を断ち切るには、もうこの繰り返しに意味はないと、前向きに決断することが大切です。
このように冷静に考え、自分の未来を考え、相手の幸せを願うことができれば、上手に縁を切ることができるはずです。
まとめ|これまでの関係に感謝の意を持つことが大切
人との縁を切るという思いには、悪いことばかりが充満しがちですが、その人のお陰で今があることも事実だと思います。
その事実には、感謝しかないはずです。
その人とのこれまでを振り返って、改めて考えてみてください。
感謝まで結び付けられれば、安全な縁切りができます。
最後に私の実践していることを1つご紹介します。
大好きな母、姉、親友とも絶縁しなくてはならない方向へ進むしかなかった人生を送ってきました。
縁を切ることが最善策である状況も中にはあると思います。
そんな時、心に残り困るのは、相手のことが好きな思いの処理方法です。
どんな関係性になろうとも、その人のことが好きだと思うなら、好きのままでいいのです。
関係を持てば、問題が起きることもあると思います。
問題となる部分と、あなたが相手に思う気持ちは、イコールにする必要はありません。
無理に嫌いになる必要なんてないんです。
好きなままでいいんですよ。
もう仲良くはできないけど、私は、〇〇さんが大好き
そう言えると、スッキリするはずです。
自分の心の操作法をどうぞご活用ください。