頭では
もう終わったことだ…
そうわかっていても、相手のこと、相手から言われた言葉、された行為が頭から離れない。
なぜ、こんなにも苦しいのか…
どうして、自分だけ、こんな目に遭うのか…
そう思って、毎日、ため息ばかり吐いていませんか?
「裏切られた」という傷が、いまだにふさがらない、そんなあたの心に一筋の光が差せたらいいなと思い、心を込めて記事を書きます。
私も、なかなか立ち直れないタチで、どうしたら、この深い深い穴から抜け出せるのだろう?と考えてきました。
そんな時、1番大切にしなくてはいけないのに、1番忘れていたのは、「自分を大切にしてあげる心」です。
トラウマや執着は、自分を不幸にする
今のあなたは、自分のことを大切にできていますか?
まず、トラウマや執着心が、どれほど、自分自身を傷つけているのかを考えていきましょう。
楽しいことへシフトさせていない思考への理解
本来なら、自分にとって楽しいこと、癒しなことが楽しめない。
心に傷を抱えていると、そんな気持ちになりがちです。
でも、ちょっと、思い返して欲しいのです。
「そんなの楽しめる気分じゃないんだ!」
そう言い聞かせている自分がいませんか?
あるいは、楽しんじゃダメだって、ブレーキをかける自分がいるかもしれません。
「そんな心境じゃない」って、言っている言葉からしても、何かに否定をしていることが、うかがえませんか?
つまり、自分が楽しめる状況に戻るためには、自分の中に棲み付く記憶を追い払う、あるいは、浄化させないと、明るい世界がやって来ないと思っているということです。
そして、あなたを蝕むものはそれだけではありません。
心身一如の真理を知ろう
心身一如という言葉を聞いたことはありますか?
心と身体は、一つであるということです。
当サイトでは、大切に考えている真理、主軸です。
心の状態は、身体に現れ、
身体の状態は、心に現れるのです。
解説すると、心が沈んでいると、身体のやる気も湧きません。
身体が疲れていると、心に活気は生まれにくくなります。
逆に、心が元気だと、身体も好調になりがちで、身体が元気だと、心も軽くなります。
もうちょっと、具体的に言うと、悲しい時に、アクティブなやる気は生まれませんし、疲れが溜まっている時には、イライラしやすいということは、何度も経験したことがあるのではないでしょうか?
つまり、「裏切られた」という思考に支配されていると、心が沈むだけではなく、あらゆる身体的な不調も起きやすくなります。
上述した「楽しいことへシフトさせていない思考への理解」でお話した内容である「楽しめない自分」という心、思考でいっぱいになってしまうと…
例えば、ご飯が喉を通らない、眠れない、胃腸の調子が悪い、頭痛がするなどの不調を招くことがあります。
だから、トラウマや執着心というのは、自分を幸せにするのではなく、不幸へと、どんどん導いてくのです。
なぜ、裏切りから立ち直れないのか
では、なぜ、裏切りから簡単に立ち直ることができないのでしょうか?
あなたは、裏切られた記憶を消すこと、または、浄化することができれば、元に戻れるような気がしているかもしれません。
でも、実際は、以下に書くことが思い当たるはずです。
シナリオを作っていることに気づこう
「シナリオ」を作ると言うと、一体何のこと?と思うかもしれませんね。
実は、「シナリオ」というのは、誰しも持っています。
あの人の発言、態度は、
このように返ってくるべきだ。
という思考のことです。
裏切られたという結果は、予期できた場合もあるかもしれませんが、多くの場合は、意表を突かれたことであり、イレギュラーなことだったと思います。
だからこそ、あの人は、自分の大切なパートナーだったはずなのに、親友だったのに、信頼していたのに…という想いが溢れてくるのです。
もっと言葉にすると、あなたの人生において、重要なキャストを任せた俳優だったという表現ができます。
私も信じた相手には、期待もしますし、自分のサポートをしてくれるものだとか、支えてくれる人だとか、そんな役どころだと認識しがちです。
ところが、その役を突然放棄されてしまうのだから、途中降板されて、代役も見つからないという心境に追い込まれるのです。
傷を治すことの本質に気づこう
私も深い心の傷を抱えていたから言えることのなのですが、自分の心に深く刻まれた傷を早く治すためには、自分を傷つけた相手に謝ってもらうことや誠意ある態度を求めがちです。
しかし、それは、軽く謝られても、薄皮1つ張らないかもしれません。
自分の心の鋭気が溜まるまで、誠心誠意寄り添ってもらえたら、ちょっとずつ歩き出せるような気がしますよね。
これも言葉のカラクリを解くと…
相手が誠心誠意、寄り添うまで、心の傷は治せない。
ずっと、心の傷は、ズタズタに引き裂かれたままになってしまうのです。
執着心、裏切りからの立ち直り方
裏切った相手に対して、執着心を抱き、立ち直れないままとなるのは、人間として、ごく普通の状態です。
でも、この状態は、とても不便で、自分の心の傷は、パックリと開いたままになってしまうし、楽しいことも楽しめない心境を長期にわたって継続しなくてはなりません。
相手と絶縁状態に陥り、相手に求めたくても、何かを求められなかったり、関係性が悪くなって、何も通じないことを嘆いてばかりいても何も変わりません。
ここからは、やられ損な状態からどのように打破していけばいいのかを考えていきましょう。
相手の不幸を望むことからの卒業
裏切った相手に対し、怒り、憎しみ、悲しみ、恨み…という、マイナスな感情を抱くことが一般的だと思います。
しかし、この感情を抱いているということは、相手に何らかの不幸を望んでいる自分がいるのも否定できないでしょう。
あの人だけが幸せになるなんて許せない…
あなたが苦しい気持ちになる分、相手に対して思う気持ちは強いはずです。
でも、これは、あなた自身の畑に不幸の種を蒔くような行為でもあるのです。
なぜなら、あなたの抱く感情が1つの種にもなるからです。
怒り、憎しみ、悲しみ、恨み…という感情からは、どんな花が咲くでしょうか?
私は、おどろおどろしい花が咲くような気がします。
どうして、あんな目に遭わされなければならないのか…と思った種は、どんな実を付けると思いますか?
私は、見るからに美味しくない実ができるような気がします。
やられた側が不幸になるなんて理不尽だと思うでしょうが、いつまでも嘆く人が幸せそうな顔をしているのを見たこともありませんし、幸運に見舞われるという話も聞きません。
浮かない気持ちで居続けるということは、幸せには気づけないはずです。
だから、この気持ちからは、卒業しなくては、あなたの人生を幸せに変えることができません。
自分の幸せは自分でつくるという決意
きっと、これまで、「自分の好きなことをしてみよう」とか、「早く忘れよう」という情報を見ても、ピンとくるものがなく、何をどうしたらいいのかわからずに来たと思います。
自分の気持ちが整理できないうちに、自分の好きなことをしたって、先に話した通り、楽しめませんし、いつまでも頭の中でフラッシュバックし続けるだけです。
まず、決意しましょう。
自分の幸せは自分でつくるんだ!!
もっと、幸せになってやる!!
その決意をしてください。
相手のせいで、自分は幸せになれないんだ
という公式を破壊しましょう。
あなたが、幸せになるために、相手とのトラブルは必然だったのです。
相手とのトラブルが起きたということは、あなたにとっての転機です。
悪いことだと言い切れないのです。
あなたにとって、
相応しいステージへ進むように。
という、スピリチュアルメッセージが隠れています。
振り返れば…こんなことに覚えはありませんか?
- 相手への依存が強かった
- 相手に寄り掛かり過ぎていた
- 実は相手に疑問を持っていた
- 関係の終わりに気づいていた
- 本当の幸せじゃない
- でも、どうにもできなかった
私が経験した裏切りも、これらの理由から起こっていました。
薄々、どこかでわかっていたこと。感じていたことです。
でも、何も対処しませんでした。
結果的に、時限爆弾の作動時間になってしまったかのようなことばかりでした。
あなたは、どうでしたか?
それでも、裏切られる前から、きっと抱いていた気持ちは
幸せになりたい
そうではありませんか?
だから、あなたは、今度こそ幸せになろうと、決意するべき時を迎えたのです。
本質的な解決策については、サブスクコンテンツである心のガイドブックの方にて記載しております。
詳しくは、こちらをお読みください。
No5.もう苦しまない。トラウマ克服の鍵は「過去の自分」との対話
まとめ|自分のために生きるという選択肢が幸せの道をつくっていく
裏切られたという経験は、苦い思い出となって残るものです。
しかし、「それでも幸せになりたい。諦めたくない」という内なる想いは、とても強いパワーを持ちます。
「自分のために生きる」
「自分のために生きたい」
この想いは、とても強いプラスの引き寄せの力を持っています。
自分を不幸にしないためには、執着心を手放すことが不可欠です。
そして、自分を幸せにしてあげるためには、幸せにしてあげる選択肢を選んであげなくてはなりません。
楽しいことが楽しめないではなくて、辛かった自分を楽しませてあげよう。
そう思ってあげることがスタートです。
自分をこれ以上縛るのではなく、自分を幸せへと、どんどん歩ませてあげましょう。