「縁切り神社」は、人々が悩みや不安を抱えたり、特定の縁を断ち切りたいと願う際に訪れる神社のことを指します。これらの神社では、縁を切るための祈祷や儀式が行われ、信仰者はそこで心の平安や新たな出発を求めます。
縁切り神社において「縁」とは、一般的に人間関係や結びつきを指します。これには恋愛関係や友情、家族関係などが含まれ、時には悩みや困難から解放されたり、新たな人間関係を築きたいという思いが込められます。
縁切り神社は日本各地に存在します。
信仰者が縁を切ることを願い、神聖な場で祈願することで、精神的な癒しや新たなスタートへの支援を得ると信じられています。縁切り神社は、人々が心の葛藤から解放され、前向きな未来に向けて歩み出る手助けとなる場所とされています。
このように縁切り神社について説明すると、じゃあ安心して行こう!と思えるかもしれません。
しかし、実際のところ、スピリチュアル的に考えて行くと、必ずしも推奨できるようなことではありません。
悪い言霊や念を飛ばせば、いつか自分に返ってきます。
その逆に
良い心掛けや言葉を使うようにすると、いつか自分に返ってきます。
今日は、誰かと縁を切りたくなった時に使えるおまじないのご紹介です。
縁切り神社がやばいと言われる由縁
実際に縁切り神社に出向こうと思う人の心情は、穏やかであるとは限りません。
神様に手を合わせる時に願う言葉、絵馬などに書く言葉には、悪しき言霊が込められてしまう可能性があります。
その絵馬を実際に見て、ヒヤッとした経験談を語ったり、「あそこはヤバイ」という表現をしたりする人もいます。
つまり、悪い気や念が集まってくる場所であるということです。
例えば、絵馬にとんでもない言葉が書かれていたら、誰が見てもいい気はしませんし、言葉によっては、ゾッとする思いにも駆られるでしょう。
そして、悪い気がたくさん集まるということは、その波長に惹かれるようにやってくる未浄化な霊もいるわけです。
未浄化な霊たちも、自分の無念をどうにかしたくて集まってきているわけです。
あなたが縁切り神社に行くことを考えるならば、亡くなっている人も同じことを考えるケースはあっても不思議ではありません。
そもそも縁を切りたいと思う時って、どのような波長でしょうか?
恨みつらみのような気持ちを抱いていたりするものだと思いますし、その果ては、相手の不幸を願おうとするような恐ろしい念を生み出します。
そのような気持ちの時の波長は、とても低く、何ともおぞましい形相になりがちです。
こんな気持ちがたくさん集まってくれば、霊感があるなし関わらず「やばい」と感じるのも納得できるのではないでしょうか?
それでも、その神社に行きたいと思うのならば、行ってみればいいと思いますが、すべては自己責任です。
でも、そんなことをしなくとも、もっと高い波長で縁切りをしてみませんか?
高い波長で縁切りしたい相手と縁を切る
まず、冷静に縁を切りたいと考えるあなたについて分析していきましょう。
一言で言うのならば、縁を切りたいと考える相手は、「我慢の限界に達した相手」であるということだと思います。
または、疎遠になれない理由のある相手だったということですよね。
だからこそ、どうにかして縁を切りたいと思いますよね。
でも、もしも、その相手に何らかの不幸が訪れたとしたら、あなたは、それで満足ができますか?
「ざまあみろ」と思う気持ちが浮かんだならば、それは、低い波動を持っている証拠。
傍から見ていたら、きっと、気分の良いことではないし、嫌な人だなぁという印象さえ受けるはずです。
何よりも、こういった気持ちを持っていると、幸せを自ら手放すことにもなってしまいますし、そんな自分を俯瞰して見つめると自己嫌悪を抱くこともありますよね。
だからこそ、高い波動、高い波長で過ごすことが重要です。
誰も不幸にしない・リスクの無いおまじないで縁を切る方法
縁切りは、誰も不幸にしない。
自分にはリスクが返ってこない。
その上で、相手と縁を切れることが理想だと思います。
だって、あなたは、楽しくないし、幸せになりたくて、その人と縁を切りたいと思っているはずですよね。
自分の幸せに繋がらない相手と上手に縁を切るには
〇〇さんは、早く幸せを見つけられますように。
幸せになれますように。
毎日笑顔で過ごせますように。
気持ちが収められますように。
そう願ってみてください。
自分に跳ね返ってくることのない最強のおまじないです。
そして、あなたは、あなたの幸せを考えればいいのです。
誰かのために犠牲になる必要は全くありません。
あなたの大切な人生です。
あなたの人生の主役はあなたです。
あなたが心から注ぎたいと思える人に注げばいいのです。
もうこの人に愛情を注げないと思うのなら、怒ったり、恨んだり、避けたりせず、その人の幸せを一心に願いましょう。
もう1つ人との縁が切れる方法をお伝えします。
自分の波長を変えれば、人との縁も変わる
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますね。
何かの縁があって、あなたと出会うことになった人です。
最初は良かったかもしれません。
でも、今、居心地が悪くなってしまったのなら、あなたの波長を変えてみるのはいかがでしょうか?
同じ穴のムジナでいることをやめるのです。
同じ穴のムジナとは、特定の状況や行動が似通っている人々を指して使われる表現です。
あなたには「やめること」と「始めること」の2つが隠されているはずです。
相手と同調したものを持っていた時もあったと思います。
同調していた事柄は、どんなものだったでしょうか?
良くない習慣があるのなら、やめてみましょう。別の言い方だと、キャラ変するとも言えるかもしれません。
これまで持っていなかった新しい習慣や心掛けを持つようにしてみることで、生き方が変わっていきます。
直接、縁を切るような発言をすることは躊躇するものですが、「新しい習慣を始めようと思う」という宣言ならば、仕方がないと相手も引き下がりやすいはずです。
そして、相手が何かあなたを引き留めようとしたとしても「もう決めたことなの」と答えればいいし、「この習慣のために今は時間が割けないんだ」と断ればいいのです。
よく手前勝手な「調子が悪いから…」「忙しいから…」という話だと、一時的に相手が引いたとしても、時を見計らって「今はどう?」と言われかねません。
そんな曖昧なことをしておくよりも、堂々とあなたが、毎日をさらに楽しくできるようなことにトライしてみればいいと思うのです。
【使える新しい習慣】
- 読書を始める
- 勉強を始める
- 趣味を見つけて、始める
- 特技を磨く時間をつくる
- 生活習慣を変える
- 愚痴を言うことをやめるなど
相手に伝えて、相手も真似しようとしたとしても、真似してもらえばいいのです。
もし、相手もあなたの新しい習慣によって、プラスに影響されてくれるのなら、良い関係に変わるかもしれませんし、相手はギブアップするかもしれません。
何も遠慮することなく、あなたらしい人生をスタートさせてしまえばいいのです。
まとめ|縁切りにこだわるよりも前向きに生きる
縁切りについて、いろんなことを考えたことと思いますし、たくさん思い悩んだことでしょう。
あなたは、あなたらしくしていいのです。遠慮する必要はありません。
相手に振り回されることがイヤだと感じたのなら、あなたから習慣を変える宣言をして、相手の幸せを願いましょう。
自分がより楽しくなれる方向にコマを進めることができたら、そうさせてくれた相手には感謝が生まれます。
不思議ですね。
縁を切りたいと思った相手に感謝さえも抱くことができる。
宣言するまでもない距離感の人ならば、連絡をブロックしてしまうのもいいかもしれません。
でも、忘れてはいけないのは、相手への感謝と幸せを祈ることです。