そういえば、長男が赤ちゃんの頃、いつもよりも泣くから、どこか調子が悪いのかも!と、病院に走ったことがあります。
「いつも、こんなに泣かないのに泣くんです」
そんなことを医師に伝えたと思います。
それを聞いた医師は、血液検査をしてみましょうと提案し、待合に出ると、大きな泣き声が…
結果的にどこにも異常がなかったので、今思えば、単に機嫌が悪かったとか、暑かったとかだったのかもしれません。
そんな当たり前のことを考える余裕もなく、無意味に検査をさせてしまったことを今でも申し訳なく思います。
我が子と向き合うというのは、時に大変ですよね。
私も、後追いをしたり、他の人に任せることがダメだったりと、一筋縄ではいかない子育てをしてきた一人です。
今日は、どんな風に赤ちゃんと向き合っていけばいいのか、一緒に考えていきましょう。
よく泣く赤ちゃんを東洋医学で考えてみる
鍼灸師のナタール先生に聞いてきました。
「よく泣く赤ちゃん」ということをキーワードに東洋医学で考えてみると、大きく1つ言えることがあります。
赤ちゃんは、見ての通り、まだまだ何もかもが未熟な状態です。
例えば、離乳食期の赤ちゃんは、内臓の働きが未熟で、少しずつ食べるということに慣れさせていく段階ですよね。
そうすると、西洋医学的に問題がなかったとしても、東洋医学で診れば、内臓が冷えていて、グズグズ言う原因になっていることも、十分考えられます。
赤ちゃんによっても、身体の順応性は違うと思うので、育児書のペースではなく、赤ちゃんのペースに合わせて考えてあげたいですね。
うちの娘は、食欲旺盛な赤ちゃんでした。どんどんよこせと言わんばかりにモリモリ食べていたことを懐かしく思います。
でも、赤ちゃんによっては、少食な子もいますし、たくさん食べたものの、消化が上手くいかなくて、ぐずる原因になることもあると思います。
また、敏感な赤ちゃんは、外出やおばあちゃん、おじいちゃんやご友人の方に会ったことの刺激で、ぐずりやすくなることもあるでしょう。
何より、お母さんの気の影響を赤ちゃんは、大きく受けやすいので、なるべくお母さんがリラックスできる時間を持つことで、キィーっと泣くことが減ったりします。
しかし、物理的にリラックスする時間を持てないことも大きな課題ですよね。
ここは、世の旦那さんたちを代表して謝ります。
思ったような手を貸せなくてごめんなさい。
では、イーリスさんにバトンをお返しします!
答えがなくて困るママへ
きっと、あなたは、まじめなママなんだと思うんです。
私は、介護士として働いていた経験から、異常はないかと、常に意識を傾けていたと思います。
- うんちの状態はどうか
- 熱はないか
- 肌の状態は悪くないか
- 呼吸をしているか
- おっぱいやミルクの飲みは悪くないか
- 離乳食がちゃんと進んでいるか
- 育児書通りに成長しているか…
常にチェックを欠かさず、息子を見つめていました。
あとで気づいたことがあるんです。
大丈夫だな!
常に大丈夫かどうかをカウントすることばかりに夢中になっていて、話しかけることが少なかったんですね。
友達が赤ちゃんにとても話し掛けていることに驚いたことを今でも覚えています。
でも、当然ですよね。
それだけ、毎日一生懸命赤ちゃんを守ろうとしてきているんですから。
昨今では、乳幼児突然死症候群と呼ばれる突然死が起きたというニュースを聞いて不安になりますよね。
保健師さんから言われる言葉がプレッシャーになっていることもあると思います。
義家族との問題を抱えていることもあるでしょうし、実母であっても、赤ちゃんの扱い方に頭を悩ませることもあると思います。
一生懸命過ぎたら、肩の力を抜くことも、笑いかけてあげることも、きっと思ったよりできていないものです。
それに、こんな子育てをしようと踏ん張っていたり、ご主人と上手くいかなかったり、ワンオペが苦しかったりと、あなたも余裕がないかもしれません。
1年経ったら、通常、赤ちゃんは、自分で歩くようになり、言葉を話すようになります。
あなたが何もかも手を貸さなくてはならない100%の時期は、生まれた瞬間からカウントダウンされています。
昨日できなかったことが、明日にはできるようになってしまうくらい、日々の成長は目覚ましいですよね。
「よく泣く」ことに気を囚われていると、あっという間に成長していってしまいます。
振り返ってみて、切に思うことは、目まぐるしい中の子育ては、子どもが大きくなってからでは、あまり思い出せないのです。
あれ?どうやって育ててたかな…
丸っと2歳離れている二男の赤ちゃんの頃の記憶…私は曖昧です。
だから、あなたに伝えたいんです。
子育ては、失敗できないし、責任も重くて、いっぱいいっぱいになりますよね。
全力であなたを必要としている赤ちゃんとの時間を大切に過ごしてください。
さぁ、そんなあなたにスピリチュアルメッセージです。
赤ちゃんがあなたを選んだ理由
赤ちゃんは、他の誰かではなく、あなたをママに、ご主人をパパに任命して生まれてきました。
別の言葉に言い換えますね。
あなたとご主人に愛されるために生まれてきたんです。
あなたに抱っこされて、安心するという経験がしたくて、生まれてきたんです。
他のママやパパじゃダメだったんです。
子どもって、どれだけ親に突き放される言葉を言われても、親を本気で嫌いになることはありません。
もうイヤだ!!!
あっちにいって!!
本心ではないけれど、本当に余裕がなくなって、言ってはいけない言葉を吐いてしまうことだってありますよね。
でも、どれだけ傷ついても、赤ちゃんは、ママとパパの愛に包まれたいと願うのです。
もう泣かないで!
お願いだから寝て!
そう思う日もありますよね。
でも、あとで、自己嫌悪になりますよね。
ママとパパの笑顔を見るために、赤ちゃんの方がたくさんあやしてくれることもありますよね。
赤ちゃんをあやすのではなく、ママとパパがあやされているんですよね(笑)
私たちは、子育てをしているのではないんです。
子に育てられているんです。
もしも、あなたが産まない選択をしていたら…
もしも、あなたの目の前にいる赤ちゃんが別の赤ちゃんだったらどうでしょうか?
そう考えると、恐ろしくてたまらない気持ちになると思います。
それが、あなたの持つ赤ちゃんへの愛です。
まとめ|”今”という時間はあっという間に過ぎる
子育てって、あっという間に過ぎます。
あっという間に過ぎてしまったら、”今”という時間をほんの少ししか覚えていません。
今は、スマホという便利なものもありますから、たくさん写真や動画を撮ることもできますね。
それでも、全部は思い出せないものです。
オギャーと生まれた赤ちゃんは、どんどんママの手を離れていきます。
それは、嬉しくも寂しい成長です。
タイムリーに子育てをしていると、一杯一杯になりがちですが、”今”を大切にして欲しいです。
ご主人が鬱陶しいと思うことも、父親の自覚がないと思うこともあるでしょう。
あなたもご主人も赤ちゃんも成長している最中です。
それを忘れないでください。
それも、過ぎてしまえばいい思い出です。
それが言える未来は、あなたが頑張った証拠です。
大丈夫!「めっちゃ頑張ったなぁ」と言えるあなたが未来に待っていますよ!
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