誰かに裏切られるという経験は、心にとても大きな傷をつくりますよね。
特に大切だと思っていたパートナーの裏切り、親友の裏切り、信頼できると思っていた相手の裏切り…
自分にとって、深い仲、信頼した相手からの裏切りは不快痛手を負いますよね。
そして、その傷が癒えぬまま、あなたの心は、悲しみや恨み、怒りで埋め尽くされ、どう収めればいいのか困惑していることでしょう。
少しでも、自分の気が張れることはないだろうか…
その1つにあなたを裏切った相手の末路が気になることと思います。
実際にあなたを裏切った人の末路をお伝えすることはできませんが、スピリチュアル視点で考えて起きるであろうこと、あなたに注意喚起したいことをこの記事を通じてお伝えできればと思います。
人を裏切る人の4つの特徴
裏切りは、人間関係に深刻なダメージを与えるだけでなく、裏切られた人の自信や自尊心も低下させる可能性があります。では、なぜ人は裏切るのでしょうか。裏切る人には、以下のような特徴があると言われています。
①自分の利益や欲望を優先する
裏切る人は、自分の利益や欲望を他人の感情や信頼よりも重視します。
自分が得することや楽しいことを優先して行動し、その結果、他人を傷つけてしまうことがあります。
②責任感や義理が薄い
裏切る人は、約束や契約を守ることに対する責任感や義理が薄いです。
自分に都合が悪くなったり、困難に直面したりしたときには、すぐに逃げ出したり、言い訳をしたりします。
③人間関係が浅い
裏切る人は、人間関係を深めることに興味がなく、表面的な付き合いしかしないことが多いです。
他人の気持ちや考えを理解しようとせず、自分の都合で関係を切り捨てたり、乗り換えたりします。
④嘘やごまかしが多い
裏切る人は、嘘やごまかしを平気で使います。自分の非や過ちを隠したり、都合の良いように事実を歪めたりします。また、他人の信頼を得るために、甘い言葉やお世辞を言ったり、虚偽の情報を流したりします。
以上のように、裏切る人には特徴がありますが、それだけではなく、裏切る人は自分自身も不幸になってしまうことがあります。
裏切ることで得た利益や快楽は一時的なものであり、長期的に見れば、信頼されなくなったり、孤立したりするリスクが高まります。
また、自分が裏切ったことに対する罪悪感や後悔も抱えることになります。したがって、裏切ることは誰にとってもメリットがなく、デメリットばかりです。
裏切られた人はもちろんですが、裏切る人も幸せになれません。
人を平気で裏切る人の7つの心理
人を平気で裏切る人の心理とは、どのようなものか、裏切られた側には理解が難しく、理解できないからこそ、苦しみとなって突き刺さるものです。
裏切りという行為は、一般的には道徳的に非難されるものですが、それなのに、なぜ人は裏切り行為を犯してしまうのかがキーポイントです。
①自己中心的な動機
裏切り者は自分の利益や欲望を優先するため、相手の信頼や感情を無視する傾向があります。
他者の感情やニーズよりも自己中心的な考え方が支配的であることがあります。
②欲望の不満
裏切りは、個人が欲求不満や不満を感じ、その解消を他者の裏切りに求める場合があります。
例えば、嫉妬心から相手を精神的に貶めることで、嫌がらせのような行動に出て、自分の憂さ晴らしをしてしまうことがあります。
③弱い自制力
自制力が不足している場合、裏切りが起こる可能性が高まります。一時的な欲求や感情に応じて行動することができず、後になって後悔することがあります。
また、人を平気で裏切る人の心理は、自分本位で他者への配慮や共感が欠けていると言えるでしょう。
④感情の不安定さ
感情が安定していない人は、急激な感情の変化や衝動的な行動に走りやすくなります。これが裏切りの原因となることがあります。
⑤倫理観の欠如
個人の道徳的な価値観が希薄である場合、他者を裏切ることに対する抵抗感が少なくなります。倫理的な判断力が欠如している可能性があります。
また、裏切りに対する罪悪感や後悔も、人によっては強く感じない場合があります。これは、自己正当化や責任転嫁などの防衛機制によって、自分の行為を正当化したり、相手や環境のせいにしたりすることで、自分を守ろうとする心理です。
⑥過去のトラウマや傷
裏切り行為には、過去のトラウマや精神的な傷が影響している場合があります。これが新しい関係において不安や不信感を引き起こすことがあります。
愛着障害やパーソナリティ障害などが該当することがあります。
⑦社会的な影響
周囲の社会的な環境や影響も裏切りの心理に影響を与えます。
例えば、集団の中で裏切りが奨励されている場合、個人も集団の圧力に押され、引き込まれてしまうことがあります。
人を裏切った人の末路とその代償(因果応報)
人を裏切る行為というのは、スピリチュアル視点は、裏切る動機に注目して考えたいことです。
■相手を貶めようとする行動
■無責任な行動
いずれかの動機が該当する場合、自ら蒔いた種は、良い種を蒔いた…とは言えず、いつか、その代償を払わなければならない日が来るでしょう。
これをたった一言で表すと
自分さえ良ければよい
という思考の持ち主です。
もしも、あなたを裏切った相手が、あなたのことを思いやってくれていたのなら、行動は違ったと思うでしょう。
あなたは、相手のことを大切に思い過ごしてきましたよね。
だからこそ、裏切られたことが許せない気持ちでいっぱいになってしまったんだと思います。
これだけ思っていたあなたを裏切ったわけです。
相手が幸せになることは許せないでしょう。
だからこそ、相手の顛末が気になりますよね。
何が起こるのか…正確な答えや決まったルールがあるわけではありません。
けれども、相手が蒔いた種(カルマ)は、自ら刈り取る日をいつか迎えます。
そのタイミングはわかりませんが
- 人を貶めたのなら、貶め返される
- 嫌がらせをすれば、嫌がらせに遭う
- 無視をすれば、無視される
- ウソをつけば、ウソをつかれる
- 人を裏切れば、人に裏切られる
因果応報、良い行いをすれば、良いことが返ってくるけれど、悪い行いをすれば、悪いことが返ってくるのが、この世の仕組みです。
裏切りに限らず、因果応報の報いを受けなければならないというスイッチを相手が押していたのならば、ピッタリなタイミングに相手は、自分で蒔いた種の報いを受ける日を迎えます。
あなたが見聞きできないこともあるでしょう。
報いにピッタリなタイミングというのは、いつ、どのような形で起こるかはわからないのです。
相手が、悪い種を蒔いたことなど、すっかり忘れてしまった遠い未来で発動することもあります。
例えば、嫌なことをされた思い出の残る昔の知人等と何かの形で再会した時、「幸せそうで、羨ましい…」という印象を抱くケースは少ないのではないかと思います。
逆に、学生時代は陰キャだったとか、いじめられキャラだったような子の方が、輝いた今を過ごしている姿を見かけることもあるのではないかと思います。
相手にされた裏切り行為の程度によっては、あなたの手で制裁を加えてやりたいと思うかもしれませんが、今お話した例えのように、あなたが手を下さなくとも、カルマの法則によって、裁かれるべき人であるのなら、必然的に何かの報いを受ける未来が待っています。
しかし、裏切りは必ずしも悪いことだけではありません。
時には、自分や大切な人を守るために必要なこともあり、一方的に責められることばかりではないと思います。
裏切りの是非は、その状況や目的によって変わることも忘れてはいけないことです。
裏切る人の心理(番外編)
裏切る人の心理(番外編)では、次の「裏切られたあなたが注意すべきこと」にも繋がっていく大事なことを書きます。
先程、触れましたが、裏切り行為というのは、必ずしも悪いことだとは限りません。
これは、難しい見解になると思いますが、あなたにとって裏切りに感じることだったとしても、
相手にとっては、裏切り行為ではないという事象も存在することを意味しています。立場が違えば、抱くことも異なります。
この世は、「愛し合うこととは何か」を学びにやってくる学校のようなものです。
例えば、あなたにとっては、裏切り行為というカウントになる事柄も、相手にとっては、あなたに嫌気がさした果ての行為であることもあるのです。
また、あなたにとっては、裏切りだと認識することだけれど、相手にとっては、自分のためにより良い選択をしただけということもあります。
どちらにも共通しているのは、今とは違う道を歩きたいと相手が考えたということです。
つまり、相手にも言い分があることを忘れてはいけません。
しかし、何かの約束をきっと相手としたのだと思います。
ずっと仲良しでいようね。
同じ方向に進もうね。
一緒のペースで進もうね。
何かの仲間である約束がきっとありましたよね。
だからこそ、裏切ったあの人が許せない気持ちになるのだと思います。
さて、この裏切る人の心理(番外編)の解釈も含めて、次のあなたへの注意をお読みください。
裏切られたあなたが注意すべきこと
けれども、どうか、裏切った相手を憎んだり、恨んだりする気持ちは早く手放して欲しいです。
いつまでも手放せずにいると、幸せになるチャンスをどんどん逃すことになってしまいます。
裏切られたあなたは、被害者なのでしょうか?
それとも、加害者なのでしょうか?
裏切った、裏切っていないという話は、双方で言い分が食い違うことにもなるので、どちらが悪いと言える問題ではなくなるのが最終的なオチです。
あなたへのメッセージを書くので、ここまでお話したことを思い浮かべながら、お読みください。
裏切りという行為は、程度によっては、トラウマとなるほどの大きな傷をつくります。
そもそも、「裏切り」という言葉には、非常に曖昧な事柄を含んでいると思うのです。
何が起きたら、それは裏切りだと言うのでしょうか?
大部分では、相手がどうこうではなく、あなたが裏切られたと感じるか、感じないかという感覚の問題が大きいと思うのです。
例えば、大学受験を控えたAとBの2人がいるとします。
関係性は親友で、同じ進路を目指して頑張ろうと約束をしていました。
しかし、Aは別の道に興味が湧き、Bと約束した大学ではなく、専門学校に進む方が自分の将来にとって有利だと知り、進路を変更する旨をBに伝えました。
するとBは「裏切り者!」と、Aを強く批判しました。
このAとBのやり取りを見ていくと、約束を破ったAは裏切り者という公式がBの中で出来上がっています。
あなたの目から見て、Aは裏切り者だと思いますか?
イーリスの見解
①約束はしたが、将来に関わる選択であること
約束をしたら、方向転換を絶対してはいけないという決まりはないと思います。
約束はしたけれど、別の仕事に興味を持った、別のことがしたくなるという想いは誰しも湧く可能性がありますよね。
②2人は親友であること
親友という関係は、必ず相手が自分に合わせてくれる存在という役割ではありません。
親友同士であるのなら、お互いを尊重するという考えを持つ、お互いを理解するという行動はできる間柄であっても良かったのではと思います。
③自己中心的なのはどっちか?
約束を破ったAが自己中心的に見えますが、自分に合わせてくれないAを批判したBには、Aのことを尊重する、理解するという考えがありませんでした。
Bは、自分の大学生活に描いたAとのシナリオが消えてしまうことを受け入れられなかったのだと考えます。
④Aは自分の将来を犠牲にすべきことだったのか?
Bとの約束だけを考えて、Aが自分のやりたいことを犠牲にすることは、人生の選択として正しいと言えません。
自分の大切な人生をどうしたいのか、Aが考えて出した答えは間違いではありません。
⑤2人はどうするべきだったのか?
どちらも自分の将来に満足できる進路を選べばよいと思います。
別々の進路を選択したからと言って、親友関係が終わるではないはずです。
もっと、広い視野で、BがAの話を聴くことができたら「裏切り」という言葉は出てこなかったでしょう。
カルマや波長の法則は、裏切った相手だけに働いているわけではありません。
あなたにも常に働いている法則です。
人を憎んだり、恨んだりする気持ちは、あなた自身の波長を下げてしまうことに繋がります。
あなたを散々な目に遭わせた相手なのだから、その代償をどう払うのか、自分を傷つけて幸せになるのは許せないなど、いろんな気持ちがあると思います。
でも、そこに執着していると、あなた自身の幸せを逃すことになるのだということをこの記事を通して伝えたいと思いました。
そんなあなたに簡潔にはなりますが、最後に裏切りによって傷ついた心の傷を癒す方法を簡単にお伝えします。
まとめ|傷ついたあなたの心を癒していこう
誰かとの接点なくして、生きることが難しいのが人生です。
生きていれば、傷つくようなエピソードに見舞われることもあるものですよね。
裏切りで傷ついた時に、いつまでも相手のことにこだわり続けていては、あなたが幸せになるチャンスを逃すだけになってしまいます。
あなたの方が幸せになるんだ!
その気持ちを1つ強く持ってください。
「どうして」「なんで」という言葉を今から使わないように意識しましょう。
あなたが次は、どんなことを望みたいのかだけ考えるようにしてください。
今度は、こんな関係を築ける人と出会いたい。
今度は、こんなところを気をつけよう。
今度は、幸せになる!
未来だけを考えて、今をどう生きるのかを考えることが、自分の心を癒していくコツです。
これは、スピリチュアル視点で考れば、波長を上げることにつながり、アドラー心理学で考えれば、悩みから解放されていく思考形成です。
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私たちは、あなたを見放すことはありません。
一緒に辛かったことを乗り越え、あなたらしくいられる幸せを探していきましょうね。