今日は、赤ちゃんに関するスピリチュアル視点のお話です。
妊娠を考えるあなたは、妊娠できないことを大きな悩みとして捉えていることでしょう。
予定外の妊娠をしたあなたは、これからどうしたらいいのか悩むことでしょう。
ふと、どうして自分が親になったのかと漠然と考えることもあるでしょう。
赤ちゃんについて考える人は、様々なことを考えるものだと思います。
最初にあなたに伝えたいことがあります。
もしも、科学的根拠だけで妊娠が成立するのなら、この世の中で不妊に悩む人などいないと思うのです。
そこには〝魂〟という存在があるから、科学や医学の力だけではどうにもならないものがあるのです。
私もあなたも、身体があって、魂があるのです。
では、この世に生まれてくる仕組みからお話していきます。
赤ちゃんは親を選んで生まれてくる
「赤ちゃんは親を選んで生まれてくる」という話を聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか。
しかし、この「赤ちゃんは親を選んで生まれてくる」という言葉を受け入れられない人も一定数いると思います。
それは、自分が選ばれないと悩む人も、自分が選ばれたことを今は受け入れられないという人もいるからです。
赤ちゃんが親を選ぶ理由
自分の学びに相応しい両親、家庭環境、場所などの条件にマッチした時、お母さんのお腹の中にやって来ます。
こんな話をすると、悲観的に捉える人も多いものですが、そう言う自分も親を選んで生まれてきたのです。
今は連絡を取らなくなった友達Mは、赤ちゃんを待ち望む日々でしたが、交流があった頃に妊娠報告を聞くことはありませんでした。
周りの友達が次々に妊娠していくことに〝黒い気持ち〟が湧くと漏らしていました。
しかし、自分のことを〝不妊症〟だと認めることはなく、今思えば、本当に心は辛く苦しかったんではないかと思います。
赤ちゃんは、自分の条件に合った親を選んでくるだけではありません。
赤ちゃんが来るタイミング
赤ちゃんがお腹の中にやってくるのは、
赤ちゃんにとっての最適なタイミングです。
赤ちゃんのタイミングが、妊活をし始めたすぐのこともあれば、予期せぬタイミングのことも、今ではないということもあります。
よくある話が、避妊をしていたのに妊娠してしまったというケースです。
妊娠できないと悩む人にすれば、腹立たしい話かもしれませんが…
すべては、あなたのタイミングではなく、赤ちゃんのタイミング次第なのです。
私自身は、不妊に悩んだ経験はありません。
しかし、最初の結婚で息子2人を授かり、どうしても女の子が欲しかった私が思ったことは、この人と一緒に居ても女の子に恵まれることはきっとないと思いましたし、3人目に恵まれることもありませんでした。
でも、私には、男の子だけでなく、女の子を授かるはずだという根拠のないことをずっと思っていました。
バツイチになった私は、二度と子どもを産むことはないかな…子どもを望まない人と再婚できたらいいなと考えていました。
今の主人と一緒になろうと思った時、子どもが大好きな主人のために産んであげたいなと考えた矢先、娘がやって来てくれました。
また、二男を出産した後、卵管結紮しようかとも考えていたのですが、それを担当の助産師さんに相談したら「やめるように」諭されたんですね。
もし、私にそのようなアドバイスをしてくれる人が居なかったら…娘はこの世に居なかったかもしれません。
性別も含めて、赤ちゃんが選ぶ、タイミングを決めるということは、自分の体験をもっても本当だなぁと思うのです。
時に、赤ちゃんが欲しいと病院に相談に行ったら、病気が見つかることもあると思います。
それこそ、赤ちゃんに感謝すべきことなのではないでしょうか。
今は妊娠できないとか、問題のある身体だったと嘆くのではなく、あなたが健康に生きるために導いてくれた親孝行な赤ちゃんだと捉えることもできると思います。
赤ちゃんに選ばれないから不幸なのか?
そんな風に考えるのかもしれませんが、赤ちゃんに選ばれないことって、不幸なことでしょうか?
親になり、長男は、成人式を終え、親としての最低限の義務は終わりました。
あなたに伝えたいことがあります。
私は、20歳という未熟な年齢で親になりました。
人としても、未熟な部分が多く、子どもに育ててもらった20年だったなと思います。
娘を生んだ32歳の私は、人としても少し成長した年齢です。
親になることばかりを考えがちですが、親になれば、子に教わることばかりですが、子に教えることも必要です。
我が子に教えてあげたいことって、あなたの中で準備はできているでしょうか?
親になりたい、家族が欲しいで生んだ長男、二男の時には、私は、親になることばかりを考えていて、子どもに教えてあげる知識も乏しく、子どもについての知識も乏しい状態でした。
あなたには、我が子を待つ間にいろんなことを準備する時間があるはずです。
そして、赤ちゃんにこだわりすぎると、大切なものを失う羽目になることもあります。
赤ちゃんに固執すると大切なものを失う
赤ちゃんが欲しいと思っても、自分一人で赤ちゃんを産むことはできません。
お父さんになる人が居て、お母さんになる自分が居て成立することです。
ご主人を子作りの道具化して考えていないでしょうか?
ご主人に子どもを授かれないことの不満を浴びせすぎていないでしょうか?
友人Mの夫婦仲は悪くないものだと思いますが、排卵日付近になると、ご主人は体調が悪いと言い、ご主人の周りで誰かが妊娠をしても、その事実を妻であるMに伝えることもしなくなっていました。
後に弟夫婦には赤ちゃんが生まれていることを知ったのですが、「おめでとう」を告げることもできなかったことをMは嘆いていましたが、どうでしょうか?
Mのご主人にしたら、また嫌な言葉を浴びせられると分かっているのだから、その地雷を避けたんだろうなと、客観視すれば分かりますよね。
そして、男性の方が乙女なものです。
夫婦生活の延長戦に子作りという感覚を持つ人の方が多いでしょう。
わかりやすい言葉で言えば、
まずは、お互いが愛し合っていることが前提だと考えているはずです。
でも、女性は、妊娠することにばかり固執して、夫婦生活を作業だと思う人がいるのも事実です。
私たちが鍼灸院をやっていた頃の患者様の中には「部活」と呼ぶ人もいました。
これを機会に夫婦仲を振り返ってみてください。
あなたとご主人がいて、はじめて成立するのです。
未来に生まれてくるお子さんは、どんな両親のもとに生まれたいと願うのでしょうか…
あなたは、赤ちゃんが欲しいとこだわるばかりで、肝心なものを忘れていないでしょうか?
まとめ|妊娠はゴールではなくスタート!
先輩ママとしてのアドバイスは、妊娠はゴールではなくスタートです。
私も想像できませんでした。
自分以上の背丈になる息子、可愛かった声が変わってしまう息子…
生まれてみたら、寝る間もなく、どうしたらいいか困った赤ちゃん期。
保育園、小学校と時が進むにつれて起きる問題への対処…
どれも未熟な中で対応し、現実に直面していったことばかりです。
あなたは、子どもの主張をどのように受け止めるべきか考えてみたことはありますか?
赤ちゃんが欲しいと言う人は、赤ちゃんの頃までしか想像できていないことも多いのではないでしょうか。
妊娠がゴールではないし、出産もゴールではありません。
すべて、スタートです。
子どもが育てば、そこからは、夫婦としてどう生きていくか、再スタートの時間です。
たくさん考えるべきことがあったことに気づけましたか?
赤ちゃんがやって来た時にあなたは、これらの準備が整っているでしょうか?