あの人のことが分かれた今も忘れられなくて、でも、忘れなくてはいけないと思い苦しんでいませんか?
あなたが好きだと思った人ですよね。
私は、無理に忘れようとする必要なんてないと思います。
あなたが愛した気持ちを否定する必要なんてありません。
あなたの大切な人生の中の1ページを彩ってくれた人です。
でも、今は、新しい生活に馴染めなくて、離れ離れになった現状が受け止められないから悩んでいるのだと思います。
相手に振られた人も、自分から振った人も未練や忘れられない想いを抱えるのは同じです。
そんなあなたに私からスピリチュアルメッセージと今の気持ちの処理の仕方を贈ります。
未練を断ち切れない・忘れられない人をスピリチュアルにこじつけてはいけない
大好きだったから忘れられない。
別れてからも、ずっとこだわってしまう。
そんな自分のやり場がなく、どうしようもない気持ちに苦しみますよね。
こんなに想うのだから、実は、あの人も私のことを考えているんじゃないか、あの人とは縁があるんじゃないか、運命があるんじゃないか、いつか復縁できる日が来るんじゃないか…
いろんなことを考えてしまうと思います。
結論から言えば、あなたが立ち止まる理由をスピリチュアルにこじつけても、そこに答えはありません。
今という現実が辛ければ辛いほど、楽な道がそこにあることを期待してしまうのが人の弱さです。
スピリチュアル的な分析をするのであれば…
未練や忘れられない人のことを抱え続けることは、執着心です。
夢に出てきたことを深い意味があると思い、相手も同じことを考えているのではないかと期待するのは、愚かな話です。
あの人を夢に見るのは、思い癖の夢であり、思いの強さからでしょう。
今を生きることこそが、未来を拓くカギです。
確かに別れた2人が後に、もう一度結ばれることがあります。
でも、勘違いしないでください。
それは、自分の想いを大切にし、今を生きた結果の未来なのです。
好きな気持ちを粗末にせず、今の悲しみを受け入れ、乗り越え、精一杯歩いた結果なのです。
あなたにも、もう一度あの人と紡ぎ直せる未来があるのならば、今のままでは訪れることのない未来です。
未練、忘れられない気持ちの対処法は後述します。
まずは、あなたの心の辛さである未練について考えてみましょう。
未練が残る理由
未練とは、諦められないことを指す言葉です。
人との別れが諦められない、未練が残るということは、予期せぬ別れだったり、別れざるを得ない状況だったのかもしれませんね。
特にフラれた側の方が、未練を抱く傾向にありますが、そうとは言い切れないこともあります。
どちら側にも言えるのは、別れてみて初めて気づくことがあるからです。
いつもなら一緒にいた時間がひとりになる。
いつもなら連絡していた時間、スマホはスリープ画面のまま…。
時間が余ることに気づき、その時間をどう使ったらいいのか、分からなくなることもありますよね。
そんな時の寂しさ、ぽっかり空いた穴を埋めるものがないと、これまで一緒にいた相手を習慣的にも思い浮かべるのは自然なことです。
別れた相手に執着したり、依存してしまう…未練が残る状態というのは、このような心境のまま止まってしまうからです。
しかし、未練のある状態を「まだ好きなままだ」とは言い切れません。
未練と好きの違い
未練とは、諦められないことでした。
好きとは、心が惹かれることを指します。
似たような意味にも聞こえる「未練と好き」は、紙一重な部分を含み、こんな違いがあります。
未練があるとは言え、相手のことを変わらず好きかどうかは不明だと思うのです。
なぜなら、相手が恋しいという感情が未練であるとは断定できないからです。
どういうことかと言うと、前を向けない理由づけとして、別れた相手に執着していることがあるからです。
本当は言いたかったこと、わかって欲しかったことがあるという未浄化な想いも未練になります。
新しいパートナーができたけれど、あの人との違いを感じて思い返すこともあるでしょう。
これらは、別れた相手のことを今でも好きだと断定できるかと言われれば、怪しいと思いませんか?
しかし、別れた今も好きだと思う気持ちも嘘ではないはずです。
フラれてしまったけど、別れることを了承したけど、致し方なく別れたけど…
やっぱり、まだ好きだな…
そう思うことも自然です。
あやふやな境界線を含むので、あなたの今持つ感情を一概に、それは未練だとか、まだ好きなんだねとは言い切れません。
その気持ちを対処する方法を次にご紹介します。
忘れられない人がいる時の対処法:片思いでいいじゃん
絶対にやめて欲しいことを先に書きます。
無理に好きだった人を忘れようとしたり、自分を誤魔化すために好きでもない人と付き合おうとしたりすることはやめてください。
それは、あなた自身を傷つける行為です。
好きだった人なんだから、別れたからといって、嫌いになる必要なんてありません。
好きなままでいいじゃないですか。
なぜ、自分が好きになった人を否定し、嫌う必要があるのでしょうか?
それは、好きになったあなた自身をも否定することになります。
結婚相手、生涯添い遂げるパートナーにはなれなかった。
それだけのことです。
別れたら、好きでいてはいけない、嫌いにならなければいけないというルールはありません。
あなたの想いに制限をかける必要なんてありません。
ただ、忘れられないからとズルズル関係を続けることは良くありません。
関係を解消したのだから、きちんと線を引いた付き合い方は必要です。
自分を安売りしてはいけないし、都合のいい相手にもなってはいけないのです。
自分のことを大切にしましょうね。
わかりやすい例は、疎遠になった友達のことをわざわざ嫌いますか?忘れようと努力しますか?
誰かと昔話をしている時に自然と、今は付き合いが全くなくとも、学生時代の友達でね…と、話すことはありますよね。
それと同じです。
好きなまま、思い出のアルバムに残しておいていいんですよ。
こんな人と恋をしたんだ。
そういう思い出のページがあったら、素敵じゃないですか。
なぜか、真っ白の状態でいなければいけないような気がして、気持ちの整理を無理にしようとしてしまうのは、新しいパートナーとは、元カレ・元カノの話は御法度的な文化のせいですよね。
正直に自分の気持ちを誰かに言う必要なんてないんです。
あなたの大切な思い出として、人を好きになれたこと、その日々を大事にしまっておけばいいのです。
ふと、思い返した時に、あんな日々が愛おしいと感じたこともあったなと、素直に肯定して、心の中でクスッと笑顔になればいいのです。
片思いは、誰にも迷惑かけません。
でも、誰かに成就しなかった想いを重ねるのは別問題です。
それは、いつの日か痛い思いをする種に育つかもしれません。
まとめ|未練を断ち切ることは開運につながる
今日の話をまとめます。
未練を断ち切れないということは、諦められない気持ちがそこにある証拠です。
それが、執着になれば、あなたの幸せが遠のく道にもなります。
しかし、それが純粋に好きな想いであるのなら、その気持ちを大切にしてください。
無理に相手を忘れようとしたり、嫌いになる必要なんてありません。
そう感謝の意を持てたのなら、あなたの未来は拓けていくはずです。
感謝こそが開運のカギです。
そう考えて、今を生きていくことができれば、ご縁があるのなら、復縁する未来もあるでしょう。
別の良縁が待っていることもあります。
すべては、どう込めて生きていくのか…
そこに託されています。
自分の心の操作法をどうぞご活用ください。