人を不快にさせる会話とは?嫌な気持ちにさせていることに気づかない問題点を解説!

私は、私の思いを伝えただけなのに…なぜか、いつも相手のことを嫌な気持ちにさせてしまう。

一体何がいけなかったというの?

だって、あなたは、私のことを大切だと言ってくれたじゃない?

私の気持ちくらいわかってくれたっていいじゃない…。

 

友達、恋人、夫婦…気の置ける人だと思って接していたら、いつの間にか、相手に嫌われてしまったかも?なんて感じてしまうことってありますよね。

 

そして、対人恐怖症かも?なんて考えてしまったり…

でも、自分の会話の仕方が下手なのかも?なんて反省することもあると思います。

 

今回のお話は、いつの間にか上手くいかなくなってしまう対人関係での「会話」という問題点に着目してみたいと思います。

 

 

【5つのタイプで解説】人を不快にさせる会話~「そんなつもりない」では実は済まされない~

 

人は、日々、いろんな立場を持って、いろんな人と関わり合いながら生活をしています。

その場限りの人なら割り切れることも、付き合いのある人とのやり取り上の問題は、簡単に割り切ることもできませんよね。

できれば、大切な人とは良好な関係性を築き続けていきたいものですよね!

では、実際どんなやり取りが人を不快にさせやすいのかを解説していきたいと思います。

 

1.人の話を聞かないで、自分のことばかり話したがる人は…不快に思われやすい(危険度★★☆☆☆)

 

誰しも、自分の気の置けない人には、いろんなことを聞いて欲しいと思うものですよね。

 

自分「今日ね、こんなことがあったの!」

出だしの掴みとしては悪くないです。

 

相手「そんなことがあったんだ!私もね、今日こんなことがあってね…」

と、相手が話し始めたものの…

 

自分「へー!それでさ、今度ね○○がね▲※★■…」

相手の会話にはあまり興味を示すことなく、更に自分のことばかりの話を重ねていく…

 

こういった形で話を進められると、せっかく時間を共有するために過ごしているのに、相手は言いたいことも言えず、聞かされるばかりになって、不快な気持ちを抱きやすいものです。

 

会話とは、キャッチボールが成立してこそ、会話と言えます。

 

 

2.人の話に被せ、相手の話を横取りばかりしてしまう人は…不快に思われやすい(危険度★★★☆☆)

 

次のタイプは、人の話を横取りしてしまう人についてです。

1のタイプとも似ていますが、ちょっと違うのは、自分の話にすり替えてしまうという点です。

 

相手「この前ね、超人気店の○○に行ってきたんだよ~」

相手が話題を振ってきた時に…

 

自分「あーそこのお店よりさ、こっちの○○の方がちょっと高いけど…■※♯▲★…」

 

話の主導権を相手から奪い、相手の話したかった意図も無視して、自分の感覚の話を展開してしまって、相手を不快にさせてしまうこともあります。

 

悪気がないことが多いのでしょうが、

人の話を最後まで聞くということも会話においてはとても大切なことです。

 

 

3.無関係の相手なのに感情的な態度で話す…不快に思われやすい(危険度★★★★☆)

 

話を聞いて欲しい人は、基本的には当事者ではなく、第三者という立場であることが多いと思います。

 

日常生活では、喜怒哀楽に関わるいろんなことが起きると思います。

喜びや楽しさだったら、終始にこやかですし、聞かされる相手も気分が同じように良くなるということは、良い伝染が起きてとても良いことなのですが…怒りや哀しみという感情は、時に抑えられないことがありますよね。

 

自分「こんなことがあって聞いて欲しいんだけど…」

という前置きができて、相手から了承も得て話すことができれば大きな問題になることはないのでしょうが…

 

自分「なんで、アイツはこんなことしてくるんだよ!!」

 

まるで、聞かされる相手が当事者であるかのような状態で物を言ってしまうことって、場合によってはありますよね。

 

一言目からキレた状態で、聞かされる方は、何が起きて、そうなっているのか見当もつかない状態になります。

その度合いや頻度が多ければ、不快指数は上がっていきます。

 

人に話す時には、ワンクッション置いて、冷静に話すことが大事です。

哀しいことも同じですよ。

 

 

4.説明文のない一方通行な話し方…不快に思われやすい(危険度★★★★★)

 

4つ目は、不快に思われやすい危険度MAXです。

 

今は、SNS機能が充実し、コミュニケーションツールの1つとして、LINEのようにメッセージが簡単に送れる時代です。

簡易的な返答ならスタンプで伝えることも可能ですし、長文で伝えることもできて、万能なものです。

もちろん、直接ということもあるでしょう。

 

ふとした時に、簡単に誰かに想いを伝えることができて便利なのですが、その便利さを逆手に取り、主語述語の不明なメッセージを伝えてしまうことがあると思います。

 

例えば

「もう疲れた…」

「助けて」

「苦しい」

 

はじめて、こういうメッセージを受け取る人は、ビックリしてしまうような内容であることが多いでしょう。

 

4.5の解説は、後述で詳しくしたいと思います。

 

 

5.完全に一方通行の会話しかできない人…不快に思われやすい(危険度★★★★★★★★…)

 

4つ目のタイプを上回る危険度は、最後のタイプ。

危険度は、もはや書き表せないかもしれません。

 

人の話を聞いていないというレベルではありません。

 

このタイプの人は、人に伝えるということをするけれど、人に伝えるという定義には収まらないでしょう。

 

例えば、相手が質問をしていたとしても、その質問には無回答で、また別次元の話を持ってきたり、方向性や言い方を変えただけの同じような言葉がしか相手に伝えないということがあります。

 

自分「辛い」

相手「どうしたの?」

自分「もう人生なんて嫌だ」

相手「だから、どうしたの?」

自分「助けて」

このように相手は、返答のしようがなくなるような会話が続いていったり、アドバイスしたことには触れず、また別の切り口で物を言ったりするタイプがここに当てはまります。

 

 

「病気がある」は言い訳にならない!言葉には責任を持つべし!!

 

会話のキャッチボールが下手なくらいだったら、相手も軽く怒ることはあっても、避けられるほど嫌われるということは少ないでしょう。

それでも、やっぱり、程度というもの、物の限度というものはあるのです。

 

言葉が上手く話せないと悩む人の多くは、何らかの言い訳をすることが多い傾向にあると思います。

 

また、自己認識できていない場合もあり、特に精神疾患等を患っていると多いのが「病気のせいで嫌われた」という感覚を持っているということです。

 

上述の解説からも見えると思いますが、本当に病気のせいで嫌われたと言い切れるのでしょうか?

 

誰しも、必死になって盲目になってしまうこともあるでしょう。

 

けれど、もしも、それが交通事故だったとしたら…

「見えていませんでした」

では、済みませんよね。

 

自分の仲間内だったら、見えていなくても許してもらえるのでしょうか?

 

でも、この質問の仕方だと、相手の意見はわかりませんし、あなたの勝手な思い込みで「許してくれる」と思うかもしれません。

 

相手と真逆だったら、あなたはどうですか?

あなたが相手から受け取るとして考えてみてください。

 

以下の文は、相手の主張要素です。

・病気があることを正当な理由とされる

・思ったことを口にしただけ

・どうにもならない気持ちを助けて欲しいけど、説明のない伝え方

・一方通行で成立しない会話

・こちらの話を聞いていない様子

 

以下の文は、相手から連絡を受けた時のあなたの状況だったとします。

あなたは、私生活で一杯いっぱいかもしれない

あなたは気分良く過ごしていたかもしれない

風邪を引いて、体調が良くないかもしれない

疲れているかもしれない

嫌なことがあったかもしれない…

 

「あなたは、不快な気持ちを抱くことはありませんか?」

 

これが考えられないと、いつまで経っても、精神疾患を患っている人は治らないことに苦悩を抱き続けることになるでしょうし、対人関係は、円滑に回らないでしょう。

 

自分から発する言葉に責任を持つことを心掛けましょう。

どんな状況であっても、許されることはありません。

病気だから失言しても良いなんてことはないのです。

 

人に大切にされたいと思うのなら、自分から誰かを大切にする心掛けをしましょう。

 

病気かも?と感じていた人も同じです。

病気のせいにするのではなく、ちゃんと聞き手のことも考えるようにしましょう。

 

私も経験してきたから言えるのです。

うつ病だった頃、ある種の無敵だと思っていたかもしれません。

私は、可哀想な悲劇のヒロインでしょう?

そんなことを思っていたものです。

そして、相手に何を求めていたのか…今振り返ってもわかりません。

究極論は、「辛い」が多かったけど、相手に何かを求めていなかったかもしれません。

そのくらい無責任だったと経験したから振り返ることができ、立ち直ったからこそ、こうして発信することをしています。

 

 

【まとめ】上手な会話のポイントは、相手の気持ちを考えながら発言できること!!

 

説明書きや説明をする立場にいる私は、どうしてもキツイ口調で言わねばならないことがあります。

問題指摘はとても厳しいものになったかもしれません。

 

自分の非を認められることは大切なことです。

行き過ぎた行為を自己認識できるといいですよね。

もし、相手から指摘を受けたのなら、真摯に謝ることも大切です。

ちゃんと言葉で話せば、相手もわかってくれます。

そのためには、自分本位で物を言ってはいけません。

  • 相手の立場を壊さない
  • 自分を主張しすぎない
  • 相手の状況も考える
  • 聞いてくれたことには感謝の意を持つ

これらは大切な秘訣です。

 

 

※自分本位とは、自分勝手・自己中心的と同等の意味があります。

自分本位についての解説はこちらにあります。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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