仮面夫婦の行く末、夫婦が一緒にいる意味とは?夫の気持ちがわからない

仮面夫婦とは、外見上は夫婦としての役割を演じているものの、内実は感情的なつながりや親密さが欠けている夫婦のことを指します。

 

あなたは、今、夫婦関係の在り方に疑問を抱き、答えを模索している最中なのではないでしょうか?

 

それは、きっと、別れる決断とは違った心境なのではないでしょうか。

 

しかし、今のまま、夫婦として生きるべきなのか、何か打開策でもあるのか…迷いに迷っているのかもしれませんね。

 

そう思うのも当然なのではないでしょうか。

 

家庭というのは、自分が癒すばかりではなく、自分も癒されたい場所です。仮面夫婦という状態では、心が休まるという感覚もなかなか持てないものではないでしょうか。

 

今日は、一緒に心を整理してみませんか?

 

あなたに答えを出してあげることはできませんが、あなたの問題を一緒に考える事ならできます。

あなたは、なぜ仮面夫婦に陥ってしまったのか?

あなたが、夫婦関係の異常に気付いたのは、いつからのことでしょうか?

何か、思い当たるきっかけはありましたか?

 

仮面夫婦に陥る原因には、これらのことが潜んでいたりします。

  • すれ違いの多い生活リズム
  • 子どもが生まれてから
  • 価値観のズレが大きくなった
  • 浮気や不倫
  • 義家族問題に無関心など

 

一体、いつから夫婦関係が微妙な形になってしまったのか、思い出せそうですか?

結婚した当初には想像も付かない今を過ごし、結婚生活が楽しいよりも〝苦痛〟になってきていないか心配です。

 

しかし、仮面夫婦と一言で言っても、

1番の大きな問題は

話し合いができない関係性になってしまったことではないでしょうか。

 

そのぼんやりとした関係性は、心に影を落とす気持ちも強くなり、日々の生活にもストレスが増えていくものですよね。

 

中には、改善を求めたけれど、一切応じてくれなかったということが、心の傷となり、いつしか、夫婦関係をどうにかすることに疲れて、諦めてしまう女性も少なくありません。

 

さて、どうしてあなたは悩んでいるのでしょうか?

 

あなたがわからないのは、夫の気持ち?自分の気持ち?

「仮面夫婦の行く末」が気になるあなたは、離婚が結論に至っていないと思います。

〝何か〟が、心に引っかかっているのではないでしょうか。

 

恋愛関係、男女関係を捨てて、単なる人生のパートナーとして過ごせばいい…という割り切りだけでは片付かない気持ちを考えてみましょう。

 

女性に多い夫に対する疑問

■夫の気持ちがわからない

■夫の考えていることがわからない

 

夫は、どうして、こんな冷めた自分と結婚生活を今も続けるのかわからない。

そう考える女性は少なくありません。

 

でも、もっと、その女性を圧倒させるのが

こんなに冷たくしているのに、なぜ、夫は、平然と生活ができるのか…

 

こんな生活に夫婦としている意味がわからないと感じるあなたに対し、あなたの目に映る夫は、まるで、何もわかってない、考えていないように映り、さらに心に影が増すのかもしれません。

 

そして、あなた自身の気持ちは…というと、離婚まで踏ん切りが付いていない。

 

だからこその苦しみがありますよね。

 

または、仲を戻せるような気持ちにはなれない理由を抱えている場合もあるでしょう。

 

関係が一度崩れてしまったのなら、関係修復のために努めたものの、その努力、気持ちが何も報われなかった、通じなかったという、やるせない気持ちでいっぱいなのかもしれませんね。

 

しかし、このまま生活を続けるとどうなっていくのでしょうか?

 

仮面夫婦の行く末、夫婦が一緒にいる意味とは?

仮面夫婦の行く末、それは、今のままの生活が継続していくことです。

それは、あなたの心にとって、大きな負荷をかけるものにならないでしょうか。

 

今は、お子さんが小さいかもしれませんが、いずれ子どもは、巣立っていくのです。

 

もし、子どものいない家庭であれば、口をきかない関係のままで、どんどん年老いていくことになります。

 

あなたの深層心理に訴えさせてください。

 

このまま、仮面夫婦として生活していくことは、あなたの意志ではありませんよね。

 

仮面夫婦として過ごした行く末、あなた自身がどうなるのか不安なのではないでしょうか。

 

しかし、夫婦として一緒にいる意味が見いだせない今、夫婦円満などの方法は、あなたにとって無価値な情報ですよね。

 

だって、きっと、いろいろ試してみたと思うんです。

 

今、あなたに必要なのは、あなた自身の気持ちと、あなたが向き合うことだと、私は思います。

 

仮面夫婦のままでいる問題

何かの答えがすぐに出せるわけではありませんし、夫婦は、あなただけではなく、相手の気持ちと行動も関係します。

しかし、その影響を無視して、生活し続けることは、あなたの心にとっても良くないことです。

 

あなたの心への影響

上述してきたことと重複しますが、割り切った夫婦関係でやっていこうと踏ん切りが付いていないのなら、それは、あなたの心に負荷を掛け続けるものになります。

 

  • 夫が帰ってくる時間が憂鬱
  • 夫の休日が憂鬱
  • 家族で出掛けたくない
  • 子どもや他人の前でだけ家族になる
  • 子どもを通訳にしてしまう

 

こういった想いの中、あなた自身が未来への夢や希望も抱けなくなりがちです。

ネット依存になってしまったり、友達依存になってしまったり…〝あなた〟として、人生を楽しむ機会が減ってしまいがちです。

 

それは、心や身体にも不調となって現れます。

  • やる気が湧かない
  • 子どもに当たってしまう
  • 他の問題の処理が上手くできない
  • 身体に不調が出る
  • 眠れない、寝過ぎる
  • 情緒が不安定になる

こんな事態になってしまったら、あなた自身も苦しくてたまらないはずです。

 

さらに気になるのは、お子さんへの影響です。

 

子どもへの影響

子どもは、親の空気感を敏感に感じ取っています。

 

ほとんど口をきかない両親を目の当たりにして、リビングで居心地よく過ごせるものでしょうか。

 

また、女性に多いのが、子どもを友達のように扱ってしまうことです。

 

お子さんにとっての父親像と、あなたにとっての夫像は、全く別のものです。それを混同してしまっていないでしょうか?

 

父親の悪口を言ってしまったり、聞かせてしまうような場面に居合わせるようなことをさせてしまうと、子どもは何も言わずとも、頭と心でその問題を考えます。

 

自分は、お母さんとお父さんのどちらに付くべきか…

そう考えるのです。

 

お父さんに対する愛を封印せざるを得ない。

そう感じるのは、あなたのお子さんです。

 

あなたがどんなに頑張っても、ギクシャクした夫婦関係では、お子さんの前で取り繕うのは限界もあります。

 

お子さんの前で、夫の悪口を言ったり、聞かせたりしているのであれば、お子さんは、必然的に「自分も父親を嫌い」だと言うべきだと洗脳されるようになっていってしまいます。

 

これからの歩み方

さて、最後にこれからの歩み方を考えて行きましょう。

どれだけ、問題を並べたとしても、簡単に解決できるような状況ではないと思います。

 

仮面夫婦になってしまった問題は「離婚」だけが答えではありません。

 

修復して、元の夫婦関係に戻ることも、選択肢の1つです。

 

まず、あなた自身がどのように歩みたいのか、その答えを見つけなくてはなりません。

 

お子さんのいる家庭では、お子さんの人生も同時に左右させてしまいます。

 

金銭的な問題に縛られて、単に離婚を渋っているという場合もあると思います。致し方なく、続ける結婚生活でしょうが、そこに巻き込まれる1番の被害者は、お子さんです。

 

あなたの心を整理して、これからの道を決めていきましょう。

  • できるなら離婚したい
  • 離婚はしない
  • それでも夫が好きだ
  • もう夫への気持ちは微塵もない
  • 自分に気持ちがあるのか、ないのかわからない

あなたの気持ちは、どれが1番近いですか?

 

あなたが幸せになる(笑顔になれる)選択を選んであげればいいのですよ。

 

どれだけ時間がかかってもいいのです。

拒絶反応を起こすほど、夫と一緒にいることが難しいのなら、あなたの人生を輝かせるための離婚という選択も悪くないでしょう。

 

逆に、今更どう向き合っていいかわからないけれど、離婚したくない。本当は好きだ。と思えるのなら「挨拶」から始めてみませんか?

 

どんなことも一気にやろうとしなくていいんです。

あなたが、やれることから、負担の少ないことから始めてみましょう。

 

そこで、また、夫婦として見えてくる姿もあるかもしれません。

 

全く会話をしなかったのに話をすることは誰だって気まずいし、難しいものです。

 

でも、時の挨拶からなら、始めやすいですよね。

 

やれることから、やってみて、ダメだったら、また一緒に考えましょう。

 

でも、一度やって、ダメだったと判断するのはダメですよ!

 

相手にだって、わだかまりもあるでしょう。

 

「おはよう」からが1日のスタートです。

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」時の挨拶の言葉から、始めてみましょう。

 

お子さんも見てます。

 

すでに挨拶ができているのなら、そこに心を込めたり、笑顔をプラスしてみましょう。

 

ブスっとして挨拶したって、可愛くもなんともありません。

 

あなたの家でもあるのです。

あなたの家では、どんな挨拶を掛け合うことが理想でしょうか?

 

それを〝あなたから〟始めてみてくださいね。

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