人との別れに直面した時、それがどんな別れ方であっても、別れた事実を心底理解することは難しい…そんな境遇に陥ることがあります。
頭ではわかっているのに、心がついていかない…。
悲しい、苦しい、辛い、恨めしい、寂しい…こんな気持ちに打ちのめされてしまうことも少なくありません。
終わったことだとわかっていても、あなたの頭の中では、継続している。追い求める。諦められない。
夢だったんじゃないか?
もう一度通じ合えるんじゃないか?
相手の勘違いなんじゃないか?
悔しいくらい往生際の悪い思考で嫌になる。
もっと、理解力のある頭だったら、こんなにも悩まなくて済むのに…と、考えてしまうあなたへのメッセージをお届けしたいと思います。
人生に起きる人との別れとは?あなたにとって、問題となっていることを整理しよう!
人生には、人との別れはつきものです。
人との出会いを経験したならば、人との別れも必ず経験しなくてはなりません。
でも、その別れの境遇のシチュエーションは沢山あります。
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<人生の節目に訪れる別れ>
生まれてから、生きていく過程で必然的に迎える避けては通れない別れのこと
[/aside]・卒業、進学に伴う別れ
・退職に伴う別れ
・引っ越しに伴う別れ
・自立による別れ
・死の訪れによる別れなど
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<対人関係の節目に訪れる別れ>
何かしらのトラブルが起きて、別れることになってしまった結果
[/aside]・友達との別れ
・恋人との別れ
・離職による別れ
・離婚
・死別など
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人との別れに悩むあなたは…
どの境遇に当てはまっても、割り切ることのできない気持ちに支配されてしまっていることが考えられます。
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人との別れが辛い、悲しい…その想いはどこからきているんだろう?
あの人との別れが割り切れない。
現実として受け止められないあなたは、人との別れを悲しい、苦しい、辛い、恨めしい、寂しい…こんな感情に支配されたままになっていることと思います。
でも、それって、どこからきているんだろう?
想いの出所がわからないのでは、対処のしようがありません。
大きく4つに分類したので、もう少し整理してみましょう。
わかっていた別れの時が現実になっても、新しい環境に慣れることができないあなた
人生を歩んでいくと、どうしても避けては通れないことの1つは、別れという時です。
あらかじめ、〇月〇日に別れが来ると知っているのに、いざ、現実を迎えれば、何の心の準備も出来ていなかったことに気づかされることがあります。
わかっていたのに…辛い。悲しい。寂しい。
これから先の未来をどうしていけばいいのか、見当が付かない。
途方に暮れてしまうことがあります。
どうにか、新しい環境に慣れようとしてみるのだけど、やっぱり、何かが違う。
新しい環境に馴染めない。
場合によっては、空の巣症候群や燃え尽き症候群のように、注いできた熱意のやり場が無くなって、空虚感しか感じないこともあります。
人生の節目が訪れた時に感じやすい想いの代表格とも言えます。
突然告げられた「別れよう」についていけないあなた
予期せぬ、相手の言葉に受け止められない気持ちでいっぱいになるのが「別れよう」という終わりを告げる言葉です。
これまで、あの人がいたから、成立していた物事なのに…あの人がいなくなった途端に成立しなくなってしまいます。
あなたの中の当たり前は、あなたの意思とは無関係に相手の一存によって、急に変えられてしまいます。
準備も何もない状況で、言い渡された別れの言葉を「そっか!OK!!」なんて簡単に受け止められることではありませんし、簡単に受け止められるのであれば、あなたは悩むことなどなかったでしょう。
どのような対人関係であっても、相手の考え方ひとつで、あなたの気持ちとは裏腹の結果だけを一方的に言い渡された形として残ります。
突然手のひらを返した相手の行動にパニックになっているあなた
「別れよう」という言葉を言われた方が楽だったかもしれないのが、態度で示されるようなことがあります。
何が気に入らないのかわからない。
下手したら、この関係が終わったのかさえ見当の付かない位置に立たされているかもしれません。
相手は、何を考えているのだろう?
疑問だけが頭の中を駆け巡り、呆然としてしまいます。
昨日までは、普通だったのに…あの人の中で、何が変わったというのだろう?
ついていけない想いでいっぱい。
裏切られたと感じることもあるし、完全に裏切られたかもしれない。
何となくわかるのは、この関係は終わりなんだということ…。
でも、これからどうしたらいいかわからないから、右往左往してしまうことが多いです。
突然訪れた永遠の別れをどうすることもできないあなた
余命〇ヶ月です。
そう言われたら、どんなに楽だっただろう?
ある日、突然大切だった人を失う悲しみは計り知れない。
あの日、こうしておけば良かった…残るのは、浮かぶのは、後悔ばかり。
死を受け止められない気持ちでいっぱいになるし、これからどうしたらいいのかわからない…。
ある程度の心の準備をして、誰かと共に生きる人は非常に少ないです。
あなたも、私も、あの人も…必ず、すべての人が経験することになる死と向き合うことは、多くの人が避けてしまう傾向にあります。
永遠の別れが訪れて、はじめて、後悔という念が渦巻き、これからのことも、あの人なしで生きるにはどうしていいかわからないという何重にも重なった複雑な心境に陥りやすいです。
人との別れが辛い、悲しい、恨めしい、寂しい…そう感じてしまう理屈を知ろう!
4つの分類は、1つしか当てはまらなかったかもしれませんし、重複するものがあったかもしれませんね。
でも、人との別れが辛い、悲しい、恨めしい、寂しい…と感じてしまうことには、共通する原因がありそうなことにお気づきですか?
一見、どれも違う別れのきっかけだったように感じると思います。
でも、そうではありません。
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あなたが、相手任せで、どれだけ過ごしてきたのかを問われています。
別の言葉に言い換えると「相手に依存してきたこと」が、今のあなたを苦しめることに繋がっています。
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もちろん、あなたが辛い、悲しい、恨めしい、寂しい…と感じる相手です。
あなたにとって、どれほど大切な人だったことでしょうか。
辛さ、悲しさ、腹立たしさ、寂しさ…これらの感情は、あの人のことを好きだった、大切だった証拠です。
あの人のことが、もっと、大切でも、好きでもなかったら…同じ結果を受けても、どれほど楽だったでしょうか?
あの日、大切だ、好きだ…そんな気持ちを知ることなく、人生を進めることができていたら、あなたは、笑顔だったかもしれません。
でも、過去を変えることはできません。
ですが、あなたのこれからの生き方次第では、過去の印象を如何様にも変えることができます。
人との別れを乗り越える最大の秘策は、これだ!!
ずっと、寄り掛かっていたかったあの人と別れた今、あなたには、何ができるでしょうか?
あなたは、これまで、自分の人生というものをどのように考えてきましたか?
誰かにこだわっていたり、誰か任せにしていたり、なるようになるさ…と、自分事なのに他人事のように考えてきませんでしたか?
または、あの人の人生に乗っかって、自分の人生は、あの人の人生と混同させてきませんでしたか?
もっと、簡単な言葉で言えば…
自分のことを、自分の人生を適当にしてきませんでしたか?
あなたにとって、かけがえのない人生です。
たった一人の出会いも、別れも、あなたの人生を左右させるものであることは、よくわかっています。
でも、どんなに素敵な人に巡り会ったとしても、あなたの人生は、あなたが主人公であることには変わりません。
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<あなたが今すぐできること>
あなたが後悔しないように、これからは、言葉と行動に責任を持って生きることです。
誰かに甘えてばかりで、相手の気持ちを考えなかったり、誰かの人生を勝手に生きて、自分の人生を適当にしていたら、何度も今回のように苦しむことが起きるかもしれません。
今日という1日。今という瞬間を後悔しないように、妥協しないように、精一杯やり抜くということを今すぐ課題にすることができたら、あなたは、自分に自信を持って生きることができるようになるし、相手のことを受け止められるようになります。
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【まとめ】大切な人との別れを経験したあなた自身の想いを絶対無駄にしない決意をしよう!
どんなシチュエーションであっても、人との別れは辛いものであることには変わりないかもしれません。
辛いと言えるだけ、相手のことを好きだった自分を知ることができましたね。
そんな風に思える相手に出会えたあなたの引き寄せ運は、最高じゃないですか!
自分を責めることもしなくていいし、相手のことを責めなくてもいい。
好きだったんだ。
好きって言える人に、大切だって言える人に出会える人生を送ってこれて良かった。
これからは、自分のことも考えてみよう。
あの人を失ったから気づけた、誰よりもかけがえのない存在は…
あなた自身です。
さらに、あなたが進むためのコラムを用意しました!
こちらです!
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