「類は友を呼ぶ」という言葉が気になったあなたは、対人関係に悩みを持っているのかもしれませんね。あるいは、人々がなぜ特定の人と仲良くなり、つながりを持つのかを探求したり、自分の友人や知人との関係について深く考えているのかもしれませんね。
さて、あなたは、ポジティブな気持ちで「類は友を呼ぶ」の答えが知りたかったのでしょうか?それとも、ネガティブな気持ちで「類は友を呼ぶ」の答えが知りたかったのでしょうか?
似たような性格や興味を持つ人々が互いに引き寄せられるという意味です。
私たちが選ぶ友人が私たち自身の特性や好みを反映していることを示しています。似たような人々と一緒にいることで、共感や理解が生まれ、友情が深まることがあります。
これは、真逆も言えることで、周囲の人たちを見ていて、自分もその人たちと同類なのか…と、頭を悩ませることがあります。
今日は、心理面とスピリチュアル視点の両方から「類は友を呼ぶ」ということを考えていきたいと思います。
類は友を呼ぶとは?良い意味?悪い意味?
似たような性格や興味を持つ人々が互いに引き寄せられるという意味です。
「類は友を呼ぶ」という事象を良い意味なのか、悪い意味なのか…そう考えると、どちらの答えもあります。
あなたにとって、良い意味なのか、悪い意味なのかをチェックするには、関りのある人たちを眺めてみることです。
周囲を見た時の印象
■優しい人が多い
■親切な人が多い
■笑顔で溢れてる
■みんな前向き…
こんな印象があるのなら、あなたの波長は高めだと言えると思います。
いつも周囲の人たちも明るくて、優しい、楽しいという温かいオーラに包まれているのなら、これからもその調子で生活してくださいね!
一方で…
周囲を見た時の印象
■低レベル
■悪口が多い
■鬱っぽい
■自分勝手
■クズ…
こんな印象があるのなら、あなたの波長は低めの可能性があります。
いつも周りの人たちは、ネチネチ悪口を言っている、愚痴ばかり、不平不満が多いなぁと周囲との会話を振り返ってみて感じるのなら、そういう周波数の人たちを引き寄せてしまっている可能性があります。
これからを変えていきたい。
そう思うあなたに波長の法則をお話します。
あなたに関わる波長の法則の話
「類は友を呼ぶ」を考えた時、それは、4つの法則が働いて起きている事象だと言えます。
人々は自分と似たような特性や興味を持つ人々と親しくなりやすいとされます。例えば、趣味や関心事、価値観、性格などが似ている人同士が互いに理解しやすく、親密な関係を築きやすいとされています。
類似性の法則
類友の法則と同義の意味で使われます。
相補性の法則
対照的な特性や行動を持つ人同士が互いに引き合い、バランスを取りながら良好な関係を築くことができるという考え方に基づいています。この法則は、友人関係や恋愛関係、仕事上の関係など、さまざまな対人関係において重要な役割を果たします。
引き寄せの法則
宇宙のエネルギーや意識の流れに基づいており、思考や感情がその結果を引き寄せると言われています。具体的には、自分の思考や感情がポジティブであれば、ポジティブな出来事や結果を引き寄せやすくなります。逆に、ネガティブな思考や感情が支配的であれば、ネガティブな出来事や結果を引き寄せる傾向があるとされています。
これらの法則は、すべてあなたの波長、あなたが発する周波数に引き寄せられて起こります。
これを波長の法則と言います。
スピリチュアルな視点から見ると、波長の法則は宇宙の普遍的なエネルギーとの共鳴を示しています。すべての存在はエネルギーであり、そのエネルギーは波動として表現されます。波長の法則は、私たちの内なる波動が、私たちが体験する現実と共鳴し、それを引き寄せるということを意味しています。
具体的には、私たちの思考や感情は、私たちの内なる波動となります。
ポジティブな思考や感情は高い波動を生み出し、ネガティブな思考や感情は低い波動を生み出します。
例えば、ポジティブな波動を持つ人は、幸せや豊かさといったポジティブな出来事や体験を引き寄せやすくなります。逆に、ネガティブな波動を持つ人は、苦難や困難といったネガティブな出来事や体験を引き寄せやすくなります。
さて、この「波長の法則」は、一体あなたのどこまで働くものなのでしょうか?
類は友を呼ぶ「波長の法則」が働く関係性はどこまで?
実は、類友の法則、波長の法則が働く範囲は非常に広いです。
- 友達
- 恋人
- 夫婦
- 学校
- 会社
- 家など
こういったものが、あなたの波長に引き寄せられてきます。または、あなたが引き寄せられていく。という言い方もできると思います。
対人関係までは、想像もつきやすいかもしれませんね。
学校・会社・家といった場所や人も互いに引き寄せられています。
例えば、対人関係がイヤだと思って辞めた会社があるとします。次の職場でもやっぱり対人関係に悩ませられるといった事象を経験したことはありませんか?家も、ご近所問題が気になって新しい所へ引っ越しても、やっぱり、次のところでもご近所問題が起きるとか。
こういった繰り返しの出来事が起きることは、学びを得るまで続くとも言われますが、別の言い方をすれば、あなたが学び取って、波長を変えてしまえば、いつまでも付きまとわれることはなくなります。
つまり、
何事も逃げてばかりいては上手くいかないということです。
■周りに違和感を感じる
■急に周りと合わない気がする
■いつもの仲間といても楽しくない
こんなことに気づき始めたら、あなたの中で何か変化が起きているのかもしれません。
定期的に類は友を呼ぶ「波長の法則」をチェックしよう!
実は、自分の波長をチェックする簡単な方法があります。
あなたが普段、接する人たちはどんな人がいますか?その人たちを思い浮かべながら考えていきましょう。
定期的に周りの人たちの言動を見つめていると、今、あなたが置かれている状況が見えてきます。
【波長の法則チェック】
友達は、あなたの波長を教えてくれる非常に有難い存在です。
特にあなたが好意を抱く友達、よく連絡を取る友達の話に耳を傾けてみましょう。
どんな話題が多いですか?
家族の愚痴、周囲の愚痴、ネガティブな話…こんな言葉が多いなぁと気づいたら、波長の低い人と一緒にいる証拠です。
そして、そんなあなたはどうでしょうか?
同じように友達に愚痴や不平不満、ネガティブな話をしていませんか?
人間ですから、いろんな性格や個性があるものですが、それだけでは受容しきれない場面はありませんか?
例えば、人間的には大好きなのだけれど、自分と真逆の境遇に置かれていて、相手の話や悩みを聞いていて苦しくなることはありませんか?
私の実際のケースでいけば、不倫関係に走る。暴言が多い。家族を大事にしない。というような友達がいました。
自分の中で、そのキーワード、ニュアンスは「しないこと」として生活をしている場合、とても苦痛を伴う言動を聞くことになります。
親友だったり、恋人だったり、いろんな対人関係が当てはまると思います。
これをスピリチュアル視点で見つめてみると、自分もまた、何かから目を逸らしている。逸らそうとしている。という裏メッセージが見えてきます。
そこには大切なものがあるはずなのに、何らかの理由で向き合えないままでいる、後回しにしている、決断できないままでいるなど、相手と同じ行動を取らなくても、広義な意味で何かから逃げてしまっていたり、相手を重んじることよりも自分中心に動いてしまっている…そんな心当たりはありませんか?
まとめ|「類は友を呼ぶ」という言葉が気になったら…
私自身もこの記事を書いていて、大変面白いことだなぁと感じています。
上述した中では使わなかった言葉として、類は友を呼ぶを別の言い方にすると「写し鏡」という考え方もできます。
プラスのエネルギーに包まれている時には、あまり「類は友を呼ぶ」という言葉は気にならないかもしれません。
しかし、マイナスのエネルギーに包まれていることに気づいた時には、どのように脱すればいいのかを考え始めたりするものです。
その時に浮かんでくるワードが
- 類は友を呼ぶ
- 類友の法則
- 類似性の法則
- 相補性の法則
- 引き寄せの法則
- 写し鏡
- 波長の法則
これらは、あなたと相手、あなたの環境を表す言葉です。
「類は友を呼ぶ」という言葉が気になるということは、あなたは、今の現状を何か変えるべきなのでは?という目に見えないサインを受け取ったのかもしれませんね。
波長を変えるためにと縁切りを考えるのは、極端すぎるのでおすすめしませんが、自分の行いを見直すために「類は友を呼ぶ」とは?と思案することは大切なことです。
わざわざ縁切りをしなくとも、あなたの波長が変われば、不必要な縁は自然と切れていきます。
それが、類は友を呼ぶであり、波長の法則です。
自分自身を振り返り、言動を見直すためには、定期的に周りの言動をチェックしてみてください。
知らず知らずのうちにあなたも同じようなことをしているかもしれません。
その際の注意点は、狭義な視点で見るのではなく、極力広義な視点で見る努力が必要です。
あの人みたいじゃないし!と、別の人に愚痴を言うのであれば…それは、あなたも同じことをしているかもしれません。
本当に自分の何かを変えたいのであれば…
人の振り見て我が振り直せ
この一択です。