「友達への依存をやめたい」もっと強く自分らしくなる方法

友達への依存って何なんでしょう。

 

友達からの連絡が気になって、心がソワソワしてしまう。

 

嫌われたのかな?どうして返事をくれないのかな…

自分が伝えた言葉を何度も振り返って、そんなにダメなことを言ってしまったのか?と、考え続けてしまう。

 

このモヤモヤに気づいた時、自分が友達に依存しているのかな?

そんなキーワードが浮かんで不安になることもありますよね。

 

そもそも、依存って、悪いことなのでしょうか?

 

私は「依存」自体が悪いことだとは思いません。

ただ、自分が自分らしくいられなくなってしまうような依存の仕方は良くないことです。

 

お互いの目的のために紡ぎ合える関係になれれば、それは、依存ではなく、最良のパートナーになれます。

そんな関係になれたら、素敵だなぁと思うのです。

 

今日は、友達に依存している自分について、一緒に見つめてみませんか?

 

友達に依存する人の12個の特徴

友達に依存する人の特徴を見ていきましょう。

 

1.常に一緒にいたがる
友達と頻繁に連絡を取り合い、常に一緒に行動したがる。


2.過度な期待をする
友達に対して過剰な期待を抱き、自分の要求や期待に応えてもらうことを望む。


3.孤独を感じやすい
友達がいないと強い孤独感や不安を感じる。


4.自己価値感が低い
友達に認められることで自分の価値を確認しようとする。


5.境界線が曖昧
自分と友達の間に明確な境界線がなく、相手の生活や問題に深く関わりすぎる。


6.友達の意見に従う
自分の意見や意思を持たず、友達の意見や行動に従いがち。


7.嫉妬心が強い
友達が他の人と仲良くしていると嫉妬し、独占欲を抱く。


8.助けを求める頻度が高い
問題が起きるたびに友達に助けを求め、自己解決能力が低い。


9.自己犠牲的
友達のために自分の時間やエネルギーを過度に費やし、自分を犠牲にすることが多い。


10.依存対象が特定の友達に集中
特定の友達にだけ強く依存し、その友達がいないと他の友達と過ごすことが難しい。


11.ネガティブな感情を共有したがる
不安や悩みを常に友達に打ち明け、相手に感情的なサポートを求める。


12.相手の予定を優先する
自分の予定や希望を後回しにして、友達の都合に合わせようとする。

 

いくつ当てはまったとか、そんな風に考えなくて大丈夫です。

〇個当てはまったから、あなたは依存体質で良くないとか責める必要はありません。

 

次に依存がどうして生まれるのかを見てください。

 

そもそも、依存ってどうして生まれる?

そもそも、どうして依存が生まれるのでしょうか。

 

ホッとできる居場所が欲しい

私は、これが依存が生まれる理由だと思います。

 

誰だって、安心安全な居場所を求めるものです。

常に不安や危険の中で暮らしたいと願う人などいないはずです。

 

  • 優しい言葉をくれる
  • ノリが似ている
  • ポジティブで楽しい
  • 悩みに寄り添ってくれる
  • 時間の共有がしやすい
  • 境遇が似ている
  • 頼ってくれる
  • 頼りになる

 

こんな感覚を受けると、ホッとしますよね。

そこが居心地よく感じるものです。

 

これが依存が生まれる理由です。

 

しかし、この依存って、悪いことなのでしょうか?

 

誰かに依存することは悪いこと?

冒頭に書いたことをもう一度書きますね。

私は「依存」自体が悪いことだとは思いません。

ただ、自分が自分らしくいられなくなってしまうような依存の仕方は良くないことです。

自立・自律ができなくなってしまうような依存は、あなた自身にも、相手にもプラスの要素がなくなってしまいます。

 

お互いの目的のために紡ぎ合える関係になれれば、それは、依存ではなく、最良のパートナーになれます。

 

「依存」の中でも、相手に寄り掛かってしまったり、相手を自分のモノと錯覚してしまうような感情が働くようになったら、それは、紡ぎ合える関係ではなくなってしまいます。

 

そんなことに気づいたらどうしたらいいのでしょうか…

 

友達への依存心…嫉妬・束縛に気づいたら

友達への依存心の現れは、嫉妬・束縛です。

いつの間にか、友達を自分の所有物のように考えるようになってしまうことです。

 

友達が別の友達と連絡を取ったり、出掛けてしまうことを快く思えない。

その範囲は、友達の恋人やパートナーにまで及びます。

 

恋人ができた、結婚をする…おめでたいはずの話が自分には絶望でしかない。

 

時に自分のパートナーには思わないような嫉妬や束縛をしていることに気づくことがありますよね。

 

  • 連絡が取れないと不安になる
  • 何度もLINEを開いてしまう
  • 何度もLINEを送ってしまう
  • 釣りになるようなLINEを入れる

抑えきれない想いは、このような形で表してしまうこともありますよね。

 

そして、どこかで、

こんな風にしてしまう自分がイヤでたまらない…。

 

だから、この記事を読もうと思ってくださったのだと思います。

 

友達への依存をやめる方法

友達への依存は、自分自身も苦しむことです。

祝福したいことが祝福できない。

集中したいことに集中できない。

いつも、いつも、その友達のことに頭の中が支配されてしまう。

そこから脱出する方法です。

 

1.自分自身を見つめる

友達と密に過ごせているうちは、毎日が楽しくて充実していましたよね。

でも、何かの違和感を感じ始めた時は、自分自身を見つめ直す合図です。

 

よく思い返せば、友達のことに気を取られてしまい、自分自身を見つめることが疎かになっていたと思います。

 

イーリス
私も何度も経験があります。友達との関係がギクシャクしてきた時、違和感を覚えた時、その友達にそれでもすがりつづけるか、その関係性に一線を引くか、分岐点に立たされるような気持ちになります。

 

本当はやるべきこと、考えなければならないあなた自身のことがありませんか?
友達との関係にばかり気を取られたと思いますが、あなた自身の「目的」や「目標」を今一度見つめ直してみましょう。

 

2.自分から連絡することをやめてみる

友達との関係性を改めて見つめ直してみることも悪くないと思います。

そこにあると思っていた関係性。

 

依存しているかもと自分で認識できるということは、相手に寄り掛かり過ぎていたかもと実感しているからこそです。

相手からの反応を期待して過ごしてきたと思いますが、友達を冷静に観察して、自分の気持ちを整理してみましょう。

 

イーリス
習慣化している関係性なのに相手の方がドライな面を持っていることが多くありませんか?自分は、定期的に連絡をする習慣を持っているのに、相手は定期的な連絡を守ってくれないから、不安になったり、イライラしたりしてしまうものです。

 

自分は相手のことをこんなにも必要としているけど、相手は、どれだけ自分を想ってくれているのだろう…。
そう感じた時がチャンスです。
友達関係が終わってしまうと怯えるのではなく、あなたが友達を大切に想ってきたように、友達があなたのことを同じように大切にしてくれているのか観察してみましょう。

実は、自分から連絡しないと連絡が来なかった。

そんなことに気づくこともできます。

 

友達は、自分都合で連絡をしてきたり、連絡を断ったりする。

それでも、あなたにとって、大切な友達なのでしょうか?

 

一見、試し行為のように感じられますが、相手を試すのではなく、

あなた自身を試すことです。

 

連絡したいと思っても、グッとこらえてみる。

意外と、やるべきことに集中できるものです。

 

そして、本当は、あなたが目を向けるべき存在に寂しい想いをさせていたことにも気づくことがあります。

 

あなたが、本当に気持ちを注ぐべき相手、場所は、一体どこなのか…

 

今がチャンスと捉えて、広い視野で見つめてみましょう。

 

まとめ|「自分らしく生きる」その習慣で変わっていける

改めて、友達に依存してしまうことを見つめてみると…

 

実は、自分のやるべきことを疎かにしていた

そこに気づくことが大半ではないでしょうか。

 

「友達」という存在は、大切な財産でもあると思います。

 

ですが、その友達の役目って、一体何なのでしょうか。

  • 愚痴を言うための相手
  • ヒマを潰すための相手
  • 時間を共有するための相手

言葉は非常に悪くなりますが、一言で言えば、こんな役目として考えていなかったでしょうか?

 

つまりは、自分が自分でいるための道具のようにしてしまっているということです。

 

友達としか共有できないこともたくさんあります。

それは、大切に紡いでいければ、人生も豊かになりますよね。

 

でも、

あなたがあなたでいるための役割を果たす人が、友達ではありません。

 

自分らしく、自分のペースで生きる。

 

それは、友達につくってもらうことではなく、あなた自身がつくっていくものです。

 

ちょっとずつ、自分のやるべきことを実践していきましょう。

友達に対する依存も薄くなっていくはずです。

 

■パートナーがいるのなら、スマホを閉じて、パートナーと会話を楽しんでみましょう。

■お子さんがいるなら、お子さんとその時間分話をしてみましょう。

■やるべきことを後回しにしていたのなら、ちょっと手を付けてみましょう。

 

大切なことに気づけるはずです。

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