少し前までは、自分に自信が持てないとか、消極的、内気…なんて言葉を使っていましたが、ここ数年で「自己肯定感」という言葉が浸透しましたね。
「自己肯定感」という言葉が浸透したといっても、自己否定の方がみんな得意だと思います。
その背景には、まだまだ薄れてきたとは言え、日本の文化には「謙遜する」というものがあるからです。
人からどんなに褒められたとしても、
そんなことないです。
と、否定的に返答することが美徳とされてきましたし、肯定的に思ったとしても、それを表に出さないものですよね。
でも、謙遜されると、褒める側も良い気持ちがしない時もあると思いませんか?
さて、今日は、対人関係のやり取りで困らない人になり、自分の人生をより有意義にしていく「3つの愛され上手になる方法」をお話します。
1.ネガティブワードを使用禁止にしてみよう!
【チクチク言葉】
相手の気持ちを害する言葉=自分の気持ちも害する言葉です。
- 可愛くない
- 不器用な自分が嫌い
- 自信がない
- どうせ私なんて…
こんな言葉を自分自身に浴びせていませんか?
自分に対して、チクチク言葉ばかり使っていると、自己肯定感が上がることはありません。
その想いは、顔にも出ます。
なんか、この人のオーラ、雰囲気嫌だなぁと感じることってありますよね。
それは、内面が滲み出るからこそ感じる印象です。
ということは、チクチク言葉であるネガティブワードの使用を全面禁止にしてみたら、何か変わる気がしませんか?
実は、こんな繋がりがあるんです。
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2.自分自身が聴いていることに気づこう!
常日頃、他者からの評価や反応を気にしがちですが、誰よりも先にすべてを聴いている人がいます。
それは、
あなた自身です。
あなたの思うことを全部聴いているただ1人の存在は、あなた自身です。
聴いてるつもりなんてないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
いつも聴いています。
どんな風に感じたか、どんな感情を抱いているか、どんな言葉を思い浮かべているか、建前から本心までも…すべてを知っているはずです。
問題なのは、
いつも聴いているはずなのに「自分に聴かせている」という認識がないことです。
ネガティブワードをいつも聴かされていたら、いつも居心地が悪くて当たり前です。
楽しくない、つまらない、イライラする、苦しい…
それは自分のことに限りません。誰かの言動を思い返して考えることもあると思います。
好きな芸能人を思い浮かべている時は、ウキウキして楽しい気持ちにもなりますが、嫌いな人、嫌なことをされたことばかりを思い浮かべていたら、沈む一方です。
いつもチョイスしたい言葉は“フワフワ言葉”
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3.愛され上手になるコツは”フワフワ言葉”
自分自身を笑顔に変えてあげるためには、”フワフワ言葉”の使い手にならなくてはなりません。
【フワフワ言葉とは】
相手の心を癒すフワフワ言葉=自分の心も癒す言葉です。
- 今日もありがとう
- がんばれたね
- できたね
- やればできるじゃん
- 可愛いね
- 優しいね
こんな言葉を自分自身に掛けてあげたことはありますか?
そんな言葉を自分に掛けられるようになると、自然と口角が上がるようになって、優しい目つきになって、穏やかな表情や心へと変わっていきます。
愛される人は、いつも柔らかいオーラを纏っていて、笑顔の絶えない人だと思うんですよね。
そして、その状態が、自己肯定感が高い状態です。
まとめ|自己肯定感を気にするより、聴き心地のよい言葉使いになろう!
今日の3つのコツのおさらいです。
②自分がいつも聴いているという認識
③フワフワ言葉を使う心掛け
この3つを考えるようになることは、あなたの毎日の生き方が変わるコツにもなります。
自己肯定感が高いとか、低いとかを気にするより、自分に聴かせても大丈夫な言動へと意識を傾けるだけで、自然と自己肯定感が上がります。
でも、どうしてもネガティブな気持ちになった時には、自分の相談相手になってあげれば大丈夫です。