DV経験者の女性は、「自分の言い方や態度も悪いんだよね…」そんなことを認める方は、多くいるようです。
自分の言動が原因の1つになっていると認識があるということは、回避できる可能性もあるということが同時に言えると思います。
わかってはいるけど、言ってしまう自分。
それは、夫側は…どのように捉え、考え、感じているのでしょう?
いろんな視点から一緒に考えていきましょう。
暴力を減らせる努力、回避する、逃げる…いろんな方法が見つかるかもしれませんよね★
DV夫と一緒にいる妻が語ること…「普段は、優しい人」
いつも四六時中腹を立てている人は、なかなかいないと思います。
「きっかけ」があるものです。
私は、直接的に暴力を振るうような人と一緒にいたことは、父親以外はありません。
でも、私の目の前で、髪の毛を引っ張られ家に引きずり込まれていく友達を助けることもできず、眺めるしかなかった過去があります。
彼女は、よく言います。
「私の言い方が悪いのは、分かってるんだよね。あの人、怒ってなかったら、優しい人なんだよね…」
この怒ると暴力を振るうが、冷静になれば、謝る優しい姿が、DVを抱える人にとって最大の悩みになるようです。
自分の言い方も相手の自尊心を傷つけてしまっていないかを考えてみよう
DVは、相手から一方的に暴力を受けている印象がありますが、現実を目撃したことのある私からすると…暴力を受ける側の姿勢にも問題がある場合もあります。
喧嘩両成敗ではありませんが、言葉の凶器という面でいくと、DVを受ける側が誘発させていることも考えられます。
相手を嫌だという気持ちは、相手に伝わってしまうものです
以心伝心とは、よく言ったものだと思います。
自分が避けたいと思う気持ちは、愛おしいと感じる気持ち以上に人には伝わりやすいものです。
何故かと言うと…
嫌だと思う表情、態度、言葉のトーン…これらに、その心理は表れやすいのです。
心の底から嫌い同士であると、破局することが多いでしょう。
いがみ合って生活をする方が疲れます。
言えない気持ちの1つとして、恐怖で言い出せないということもあるでしょうが、夫側からしたら、暴力を振るってしまう妻が「嫌いである」という認識を逆に持っていないのかもしれませんね。
嫌われてしまう恐怖が怒りに変わってしまうという事も考えられるかもしれませんね。
暴力を振るわれる側も、限度を超えた言葉を発している可能性も…
そこまで言ったら、相手は崖っぷち…
という言葉を言ってしまった事ってありませんか?
これは、夫婦に限ったことではなくて、自分以外の人に対して男女問わず、自己防衛のために、想いとは別の言葉を発してしまうことってありますよね。
その言葉の威力が大きすぎた場合、相手は逃げ場がなくなります。
その時、心の弱い人は、その脅威を相手に暴力と言う形で返してしまうことがあるでしょう。
その大半は、DVで悩む家庭で起きているかもしれません。
何故、そこまで言うの?
どうして、そんな態度を取るの?
そんな想いで、弱い人は、暴力という、修復ができなくなるかもしれない道を選んでしまっているという事もあるでしょう。
相手の束縛と服従させたい意思を感じるのなら、離婚を考えるのもアリでしょう
DVの怖いところの、暴力を振るう側の思惑の中にある恐ろしい思考は、限度を超えてしまうことがあります。
その限度を超えているのなら、離れることを考えるのもお互いのためになります。
あまり、離婚を勧める私ではありませんが、主従関係を理不尽に突きつけられるのなら、考えることもアリだと思います。
束縛の恐怖…自分の自由がなくなる
束縛というのは、案外女の子は、嬉しいと思う場合もあります。
しかし、それも「愛されている」と感じられる可愛いヤキモチまでという、とても曖昧な定義だと思います。
「俺の前からいなくなっちゃやだぁ~他の男と喋らないで~」
と、小さな子どもが駄々を捏ねる程度の事であれば、許容範囲と言う女性は多いかもしれませんね。
しかし…
引っ切り無しに、自分の自由がないと感じるほどの監視体制を感じるような連絡の多さ…
世間一般の人が楽しめるようなことに対する束縛…どこにも出掛けられない…
このような「自由」を全く感じられないような日々がそこにあるのなら、あなたは、悩んだ末にこのコラムを読んで下さっているはずですから、心が死んでしまう前に脱することを考えるのも1つの生き方です。
悪循環でしかないのなら、前向きに離脱することも悪い事ばかりではないでしょう。
そこには、あなたが努力をした結果も込められているはずです。
よく耐えてきましたね。
もはや口答えは許されない…奴隷のような生活…
ここまで来てしまっているのなら、離れることを考えましょう。
かつて、私の母は、自分が子どもを1人で育てる自信がなかったと言ったことがありました。
現在、そういう面では、社会の在り方的には、逃げ出す場はあります。行政の中では、生活をしていく方法を提案してもらえる場合もあるでしょう。
命と同じだけ大切なのは、あなたの心です。
子どものために我慢するしかないは、子どもからしたらキレイ事である場合もあるんですよ。
私は、そうでした。
夫婦関係を眺める度、恐怖と心を痛めた日々がありました。
そして、夫のいない時間に、夫の愚痴をこぼす自分がいるのなら、子どものためになっていないかもしれませんよ。
よく、いろんなお母さんたちは、DVがなくても、夫の事があまり好きではないと感じていると、夫を疎外した発言や態度を取る方がいらっしゃいます。
そういうのって、子どもからしたらとても複雑な想いを抱くものです。
子どもは、親が傷つけ合う姿を見たくありません。
どんなに暴力を振るう親を嫌がっていても、子どもの前であなたが発言してしまったら、もっと複雑な想いを抱くのが子どもです。
母親の言葉の威力・影響力は、子どもにはとても大きなものです。
あなたの笑顔が子どもには、大切なんです。
忘れないであげてください。
【まとめ】自分に直さなくてはいけない部分を感じているのなら、逃げずに直そう!ダメな時は、離れる勇気も持とう!
DV問題はとても難しいです。
暴力を振るう側だけの責任ではない部分は、自分自身の胸に手を当ててみるとわかることもあるでしょう。
あなたが、パートナーを愛しているのなら、あなたの接し方を変えてみること…いろんなところで、見聞きしているかもしれませんが、要の部分であるのには変わりません。
接し方を自分は、変えたくないと思うのなら、暴力を振るう側と変わりない自分であるということに気づきましょう。
もう自分の気持ちも、言葉も抑えられないのなら、離れる勇気を持つことも大切です。
悪循環でしかない関係性になってしまっているのなら、離婚までしなくとも、冷却期間を設ける勇気は必要です。
命の危険を感じるほどであるのなら、自分1人で解決させようとするのはやめましょう。
頼れる人には、頼っていきましょう。
親、友達、第三の機関…
どんな答えを出すのかは、自分次第になります。
でも、あなたの人生…
笑顔で空を飛べるようなものであって欲しいと思います。
罵り合うしかないのなら、罵り合わなくて済む方法を沢山考えていきましょう。
「自分が悪い」って感じる部分があって、相手への気持ちがあるのなら…
もう一度、努力してみませんか?
応援しますよ!
暴力の度が過ぎる時には、別れることも視野に入れなくてはならない時もあると思います。
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最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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