断食のタイミングってあるの?オススメできる時とできない時!

よし、断食をしよう!

思い立ったが吉日だから、今日から始めよう。

断食をする事に決めたのは、素晴らしい決断ですよね。

 

ちょっと待って!

今が本当に断食をするタイミングでしょうか?

 

 

断食は、たしかに胃腸関係を休めて、身体にも良い働きがあるので、とてもオススメしています。

ただ、初めての人がいきなり断食をするのは、身体への負担があって、ストレスにもなることです。

決断したら、即行動というのも決して悪いことではありませんが、タイミングを合わせて断食をすることも大切だと思うのです。

 

今回は、断食をするタイミングについて、3つの状況を見ながら提案させていただきます。

東洋医学を学んできた鍼灸師としても、オススメのタイミングもありますので、どうぞご覧ください。

 

 

断食のタイミングは、いつがいいのだろう?失敗しないために考えることとは

 

断食をするのであれば、やっぱり失敗はしたくないですよね。

やるからには成功させたい!

 

僕は、これまで何度も断食をしてきましたが、そのうちの何回かは失敗してしまって、今回は断食を止めようとなったことがあります。

なぜ失敗してしまったかというと、タイミングが悪かったのが一番大きな原因だと考えるのです。

また、断食にチャレンジした周りの人でも、失敗したケースと成功したケースを比べてみると、やはりタイミングが良くなかったんだろうな思うことがかなりあります。

それでは、断食のタイミングはいつがいいのか、オススメできる時を考えてみますね。

 

 

断食のタイミングとして、オススメできる4つの時

 

  • 仕事や家庭の状況が、比較的落ち着いている時
  • 断食をする事に、周りの理解を得やすい時
  • 女性の生理が明けて、排卵期に至るまで
  • 自分の身体や心に向き合いたいと思う時

それでは、4つのタイミングについて、詳しくみていきますね。

 

仕事や家庭の状況が、比較的落ち着いている時

 

断食をしている時って、意外なほど周りの影響を受けるものです。

仕事が忙しかったり、詰まってきたりすると、あなたの心も穏やかではいられなくなってしまいます。

そんな時に、断食をしていると、いつもとは違ってお腹は空いているので、どうしても断食をしている事に原因があるのではとあたってしまい、断食を止めようってなってしまいます。

家庭でも、同じようなことはあったりしますよね。

 

断食をする事に、周りの理解を得られやすい時

 

また、周りの方々とのコミュニケーションのうちで、食事に行く機会もあるものです。

その時に、断れる状況なのか、理解を得られるのかも大事になってきます。

実際に経験した人の話で、よし断食をしようと朝から取り組んでいて、夕食の時間を迎えます。

その時の夕食が、年に何回あるかないかの焼肉の日だったんですね。

朝から何も食べていないその人にとっては、耐えがたい仕打ちです。

断食を断念するしかありませんでした。

 

我が家ごとで言うと、義母の楽しみは、月に数回の外食です。

義母の仕事の休みの日で、予定がない日は、僕たちとランチに出掛けることも多いです。

でも、そんな時に…「断食中だから」と断ると、寂しそうにするんですよね。

極力、義母が気兼ねすることなく声を掛けやすいように僕たちも考えながら、取り組むようにしています。

 

女性の生理が明けて、排卵期まで

 

次に、あなたが女性であれば、ご自分を。

僕たちみたいに、夫婦やカップルでトライしようと考えている男性陣にも女性に対する配慮を。

 

女性の生理の周期は、断食するうえでもタイミングを見る大事なポイントです。

排卵期から生理までの生理前は、PMSと言われるように様々な症状で悩まれる方も多く、心持ちや食欲に大きな変化がある方も多いです。

また、生理中は、痛みが伴う方も多いですし、多くの血が外に出ている時なので、排卵期から生理が明けるまでの身体や心の変化が大きい時は断食を控えた方がいいでしょう。

 

ただ、生理のことに関しては、個人差も大きいので、気にならない方は、時期を気にせずに断食に取り組んでもいいと思います。

 

自分の身体や心に向き合いたいと思う時

 

断食は、単に食事を制限しているんだとは考えないほうがいいです。

断食によって、胃腸関係を休ませていたわる事ができますし、食事をしない空いた時間を自分自身に目を向けてあげることができます。

 

こういう時にこそ、読みたかった本を読んでみたり、映画を鑑賞してみたり、あらゆる芸術等を味わってみると…通常とは違った発見までできてしまうかもしれませんよ!

 

ちょっとしたゆとりを、断食を通じて味わえると良いのではないでしょうか。

続いて、時期によってどのようなタイミングで行うとよいかみていきますね。

 

 

月に一回程度のタイミングで行う定期的なメンテナンスで、プチ断食を実行

 

断食をするにあたっては、ご自身のタイミングで月に一回くらい行うことをオススメしています。

 

断食は、一回行えばいいというものではなくて、定期的に行うことで、胃腸関係を中心に内臓などが休んでもらうことで、心身が健康的になっていき、健康を保つのに役立つからです。

 

継続が苦手な人が多いと思いますが、僕たちの休日が、一生に一度しかなかったら、リフレッシュすることもできませんし、休息時間を取ることもできません。

内臓もそれと同じだと考えてあげられるといいですね!

 

月に一回程度行う断食の方法は、プチ断食をオススメします。

プチ断食は、1日のうち一食か二食は食事をして、12時間以上、胃腸関係を休める時間を持つ方法です。

 

この方法は、身体への負担も少なくて、初めて断食に取り組んでみようという人にもオススメできます。

 

プチ断食の期間は、最低限3日間から1週間位行うことが適切です。

プチ断食は、食事を断つ訳ではないので、継続もしやすくご自身の身体や環境を見ながら日数を決めてください。

 

また、プチ断食を行なっている間に、断食の日を1日か2日挟むこともいいですよ。

例えば、最初の2日間をプチ断食で入り、1日断食、最後に2日間プチ断食とします。

プチ断食の中で、食事をしない日を持つときは、酵素ドリンクなど食事を置き換えるものを用意するのもいいですね。

 

月に一回の断食をする提案は、あくまでも目安ですから、必ずやりましょうというものではありません。

どうしても真面目に取り組んでしまって、義務感みたいなのが出てくると苦しくなってしまうものです。

断食は、大事なあなたの身体をいたわるために行うのですから、変化していく身体を楽しみにして習慣化していきましょう。

 

続いて、しっかり身体のメンテナンスを行うタイミングをみていきますね。

 

 

年に4回ある土用のタイミングで行うしっかりメンテナンスで、3日間断食を実行

 

土用と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか?

 

土用の丑の日に、ウナギを食べて精をつけようではないですか?

実は、土用というのは、年に4回あって、春夏秋冬の季節の変わり目に18日間くらいあります。

この季節の変わり目である土用の期間に断食をするタイミングとして、とても良いのです。

 

なぜ、土用に断食をすると良いのでしょうか?

週末だからでしょうか?(土曜日のことじゃないし)

土用は、東洋医学を基に考えると、胃腸関係を養い次の季節に備える期間です。

胃腸関係が整って、しっかり養うことができれば、季節の変わり目にも身体が対応しやすく、次の季節も乗り切りやすくなります。

実際、鍼灸の施術でも季節の変わり目の体調不良を診る時は、胃腸関係の調子が悪い時が多いです。

 

断食は、胃腸関係を休めて整えるものであります。

なので、土用を断食のタイミングとしてオススメするのです。

 

土用の時の断食は、しっかりとメンテナンスしたいので、3日間の断食を提案します。

 

3日間断食は、いきなり断食に入るのではなく、断食の前の3日間くらい食事を減らす準備期間にして、3日間断食、その後、いきなり普通の食事ではなくお粥などで身体を慣らしていく回復の期間として3日間くらいあてます。

この断食の期間は、あなたの身体や環境などに合わせて柔軟に対応してくださいね。

 

目的は、あくまでも胃腸関係を休ませてあげることです。

無理のないようにしてください。

 

土用の時に、必ず断食をしようというものでもありません。

土用は、季節の変わり目にあたるので、あなたの中で、体調不良が起こりやすい季節に断食をするのもいいかもしれませんね。

 

 

【まとめ】断食のタイミングは、いろいろあるけれど、あなたの身体や心を労りながら取り組もう!

 

これまで、断食のタイミングをどうするといいか考えてきました。

まず考えないといけないのが、あなた自身の状況と周りの環境です。

そのうえで、定期的に行えるタイミングで、あなたに合わせて行動に移していきます。

 

もう一つは、季節の移り変わり目には、土用という期間があって、その時期は断食のタイミングとしては良いということです。

本当に大事なことは、断食はあなたの身体や心をいたわる事であります。

心身が健康になって、楽しく過ごせるようになってくれればと願います。

 

日頃、慌ただしくて、忘れてしまいがちなことを取り戻すきっかけの1つに断食を取り入れてみてください。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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