断食で、肌がツルツル!?細胞からの老化防止ができる仕組みが見えてきた

あなたの肌って、どんな感じ?

理想の肌は、赤ちゃんのような柔らかいふっくらとした肌

 

いつまでも肌がツルツルで、ツヤがあり、ハリのある肌でいたい。

しかし、女性は特に、普段のメイクなどで肌に負担をかけて、肌の状態を保つのことは大変!

 

今回は、断食は断食でも『肌断食』という基礎的なスキンケアをしない方法もあったりしますが、

食事をしない『断食』において、肌がツルツルになれる仕組みを紹介します!

 

考えていくうちに、『断食』には『肌断食』とも共通することも発見できたので、肌断食についても触れますね!

 

ところで、僕は普段、鍼灸の施術をしていて、患者さんの訴える症状の改善が当然の目標となるのですが、施術での成果の目標の1つとして肌のツヤを上げることにあります。

 

わかりやすく言うと「赤ちゃんのような肌」を目指して施術を心掛けています。

 

なぜ、鍼灸師の僕が肌のツヤを上げることに意識を向けるかという…

身体の内から整ってきていると患者さん自身が実感ができるためです。

 

そんな鍼灸師である僕が、断食をするようになって気づいたのが、肌の質が変わってきたことなんです。

 

僕の持つ東洋医学に関する知識だけでなく、論文として発表されていること、何度となく断食を経験してきたことでわかってきたことがあります。

 

今日は「断食」と「肌」の関連性をお話します!!

 

 

肌断食と食事をしない断食の肌に関する共通点

 

肌断食は、洗顔料を使っての洗顔であったり、保水や保湿といった基本的なケアをせずに、元々肌の持つ働きに期待して肌をツルツルにしようというものです。

 

一方、食事をしない断食では、肌に対して直接的なアプローチをする訳ではありません。

しかし、胃腸を休める中で、身体の細胞自体の働きを活性化させることで、肌へも働きかけます。

 

 

肌断食と食事をしない断食のの共通点は、元々肌に備わっているはずの綺麗でいたい力に期待しているということ。

 

 

スキンケアの基本は、水分を補給することで十分な潤いを与えることと潤いが保持できるように油分でカバーしてあげることにあります。

本来は、肌の細胞自体がその機能を持っているはずなのですが、日々の生活のなかで維持するのが難しいことが実情です。

 

食事をしない断食では、細胞を活性化させるというもっと踏み込んだものになっています。

 

続いては、その仕組みについてです。

 

 

断食によって肌がツルツルになるのは、サーチュイン遺伝子の活性化にあり!

 

サーチュイン遺伝子って知っていますか?

 

あまり耳慣れない言葉ですよね。

 

 

サーチュイン遺伝子は、別名、長寿遺伝子なんて呼ばれ方もしていて、身体の細胞の寿命を調節ができると言われるものです。

 

 

細胞は、日々分裂を繰り返していて、分裂の回数には限りがあります。

分裂の限りが来た時が、細胞の寿命となるのですが、サーチュイン遺伝子はその寿命を延ばすことができます。

 

さらには、分裂を繰り返す中で、いつも正しく分裂が出来るとは限らない!

ちょっと間違えて分裂してしまうことがあったりします。

 

肌の変化でいくと、シワが出来る要因の1つとも言われていたりするのです。

 

サーチュイン遺伝子は、間違えないように正しく分裂するような補助をしたりします。

しかし、このサーチュイン遺伝子は、普段は活発に活動していないんですね。

 

活動的になるためには、断食をして身体が飢餓状態になるという条件があります。

 

肌がツルツルになっていくと感じるのは、サーチュイン遺伝子が活発に働き、肌をつくる細胞の一つ一つの寿命が延びて、正しく細胞を分裂させていくことが大きな要因となります。

 

 

断食には、まだまだ肌がツルツルになるための役割が隠されている!

 

断食をするようになると、シワが増えにくくなったり、髪の毛にハリが出たりと、見た目の若々しさが感じられるようになってきます。

断食自体のそもそもの効果は、胃腸を中心に内臓関係を休ませることです。

 

この内臓関係を休ませることが、肌に対して大きな影響を与えることになります。

東洋医学では、内臓関係の調子が肌にあらわれると考えているのです。

 

例えば、

胃腸関係の調子が悪いと、ダラッとしたゆるい肌になります。

肝臓の調子が悪いと、肌のツヤがなく元気のない肌になります。

腎臓の調子が悪いと、むくみが強い感じでポチャポチャした肌になります。

 

特に病気というほどではないけれど、内臓関係の調子が肌には敏感にあらわれるのです。

 

 

あなたも思い当たることはありませんか?

 

前の日の食事によって、朝の肌の状態が違ったり、生理前に吹出物が出やすかったり、肌は、あなたのバロメーターを1番に教えてくれています。

 

だから僕は、鍼灸の施術をする時には、患者さんの肌の状態のチェックも同時にしています。

例えば、吹出物や口内炎が確認できた時には、まず、胃腸関係に弱りがないかを確認するサインにもなるんです。

 

話を戻すと…

 

断食という行為で、内臓関係がしっかりと休まり、気づくと…肌の調子が良くなってきたことが、自分自身で実感できるんですよ!

 

 

 

断食には、良いところばかりではなく、注意も必要!デメリットを知ることの大切さとは…

 

シワが増えにくく、肌のツヤも上がるなんて良いよね!と思いますけど、正直なところ、それだけじゃありません。

断食をしていると、どうしても好転反応といわれる体調不良が出ることがあります。

 

体調不良の出方は人それぞれなのですが、肌荒れというかたちで出ることもあります。

 

断食の時にでる体調不良は、元々あなたの身体の弱いところに出やすいという特徴があるのです。

 

肌荒れが出てしまうのは、肌が弱いということもあって、断食をすると身体の中に熱がたまりやすくなるのですが、その熱のやり場に困ってしまい、肌を荒らすことにつながってしまうと考えています。

 

しかし、断食による肌荒れは、一日も経過すると落ち着いてくることがほとんどです。

普段のケア方法を試してみるなど、様子をみながら取り組むと良いと思います。

 

いざ、断食をしてみた際に、肌荒れが出るかもしれないと、心構えができているのか、そうでないかの差は大きいですよね!

 

 

どんなものにも、一長一短あることを忘れないで!

断食にも、メリットを得るためには、デメリットである「好転反応」という不調をを乗り越えなくてはならない壁があります。

 

 

 

【まとめ】断食をしたら、肌の変化を感じ取ってみよう!

 

断食をすることで、どうして肌がツルツルになるのかを見てきました。

1つは、断食によって、身体が飢餓状態になることで、活発に活動するサーチュイン遺伝子の存在!

もう1つは、内臓関係の働きが、肌の調子に影響を与えるということ!

 

 

『肌断食』とも共通点があって、あなたが元々持っている肌をきれいに整える能力を活かそうというものです。

 

 

ただ、断食をするにあたっては、注意も必要で、好転反応と言われるような体調不良が、肌荒れとして出てしまう可能性があります。

この断食による肌荒れは、一日もすれば落ち着きやすいものです。

 

これまで、断食と肌との関係って意外じゃないですか?

あなたがこれまで信じてきた方法を度返しするような話です。

 

断食は、肌に対してこんなにも影響があるんです♪

 

僕は、鍼灸師ということもあって、断食は胃腸を休めるものなんだと事あるごとに言ったりするんですが、なかなか胃腸が休まったと実感はしにくいものです。

 

しかし、肌の調子を見るのはどうでしょう?

化粧をした時に、ファンデーションのノリがいつもと違う!だったり、腕やほっぺをなでてみた時に違いを感じることもできると思います。

 

僕の奥さんであるイーリスさんは、じーっと鏡を眺めて、肌を眺めていることがあります。

長年肌荒れに悩んできたイーリスさんですが、嬉しそうに「前よりキレイになったよね!」と、僕に聞いてくることがあります。

 

女性にとっては、誰かに言われることよりも、自分で言えることの方が嬉しい結果なんだろうなと思います。

 

ぜひ、断食を体験した際には、あなた自身で、肌の調子の違いを感じ取ってみてください!

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