あの世って、どんな世界なんだろう…
ふと、そんなことをぼんやりと考えることってありますよね。
私も実際に見て来たわけではありませんが、スピリチュアル視点から考察してお伝えできることをお話できればいいなと思います。
大切な人を亡くし、大切な人と交信した結果見えた世界は…
生前と何も変わらない関係が今も継続しているということです。
死別体験があると、あの世についても気になると思います。
姿形はありませんが、何も変わりません。
今も、あなたのそばにいてくれるでしょうし、あなたとは別の世界で暮らしているとも言えます。
では、あの世とこの世の違いを一緒に考えていきましょう!
あの世とこの世の違いとは…
あの世は、生きている私たちが見ることのできない世界です。
この世は、私たちの暮らす世界です。
さて、その世界の違いを簡単に言うと
あの世は“差別界”
この世は“無差別界”
このような差があるようです。
“差別”と”無差別”
この違いを知っているか否かで、人生を豊かなものにするかも、実は変わるのではないかと思うのです。
いえ、その前に、この世の方が”差別世界だ”と思いますよね。
今からお話することを読んでくだされば、この世の方が”無差別な世界”であることがよくわかると思います。
あの世は”差別界” である
死んだら天国or地獄なんて話は、小さい頃から見聞きしてきたことだと思います。
私も小さい頃は、地獄の話を聞いて怖くなったものです。
しかし、その言葉の定義通りの”地獄”は存在しないと言われています。
あの世に存在する世界は、魂の波長によって分かれる世界です。
波長が低い魂があの世に行くと、同じような低い波長の魂と共に、そこに停滞すると言われます。
つまり、生きている私たちの感覚で言えば、汚い性格の人だなぁと感じる人たちが沢山集まる階層があるということです。
それを”地獄”と表現することもできるでしょう。
逆に波長の高い魂であれば、絵に描いたようなキラキラとした世界の象徴である”天国”のような場所に行けると言われます。
勘のいい方ならわかるかもしれませんね。
自分の波長次第で、あの世の行く場所が変わるのです。
つまり、自分の波長に合った場所に死後は向かうということです。
だから「あの世に行っても一緒に暮らそう」という約束が果たせるかどうかわからないのです。
あなたとあの人が約束通りの暮らしするためには、同じ波長である必要があります。
しかも、波長メーターみたいなものはないので、自分が今どのくらいの波長で、相手がどのくらいの波長なのか…知る術はありません。
いつまでも恨みつらみを忘れられずにいたり、お金持ちであることを誇りに思うような物欲思考だったり、人を騙したりする生活をしていると、そのような人たちとあの世でも暮らさなくてはいけない…そう思うと、今の生き方が自分にとってどうなのかって考えさせられませんか?
あの世で幸せに暮らしたいと思うのなら、今からの心掛けが何よりも大事です。
逆にこの世はどんな世界だと思いますか?
この世は”無差別界”である
この世は、差別の多い世界だと心理的に思うことはあるでしょう。
しかし、あの世の話を思い返してみてください。
波長の違いで、住む世界が変わると書きましたね。
で、あれば…この世に暮らすあなたも私もどうでしょうか?
「明日の10時に待ち合わせましょう」と約束したら会えると思いませんか?
行ってみたけど、姿が見えなかったとか、その場所が存在しなかったなんて、物理的に詐欺を働かない限りあり得ません。
もっと、簡潔に言えば、見えないフリをして無視をするようなイジメがあったとしても、本当に見えていないなんてことはありませんよね。
どんなに嫌な人も、ものすごく憧れる人も、見て触れることができます。
それが、この世の世界なのです。
だから、触れ合えることが、どれほどの価値を持つことなのか、これを読んだあなたになら伝わりますよね。
あの世とこの世の違いを知ると人生が豊かで幸せになる
亡くなってしまえば、死後の世界は差別世界だと書きましたが、今、あなたも私も生きていて、この世にいます。
そして、あなたの周りにいる人も生きているからこそ、目に見えるし、触れること、話すことができるわけです。
五感は生きているこの世の特権です。
仮にあの世で一緒に暮らすことができたとしても、肉体を持たない魂同士では、どこまで接点が持てるのでしょうか…
抱きしめることの温かさ、温もりを感じることは、生きているうちにしかできません。
パートナーとハグをすること
大切な我が子を抱きしめること
親の肩を揉んであげること
友人と喜び合うこと
美味しいねって食べること
温かいねって手を繋ぐこと
頑張ったねと抱きしめ合うこと…
生きているうちにしかできないことばかりです。
そう考えたら、どれほど、この世で生活する時間…生きる時間が愛おしいでしょうか。
何か、一歩でも狂っていたら、出逢わなかった人たちだと思えば、どれほど愛おしいでしょうか。
あの日、パートナーと出逢わなかったら…付き合わなかったら…結婚をしなかったら…
そう考えると怖くなることはありませんか?
目の前にいる我が子も消えてしまうかもしれません。
数ある魂の中で、あなたを選んで生まれた命、あなたが選んで受けた命、何か、一歩でも違ったら、すべての現実は変わってしまいます。
そう考えれば、どれほどの奇跡の中で生きていることでしょうか。
今を大切に込めて生きる。
その言葉の意味に気づく一歩になるのではないでしょうか。