私の育った家庭は、父親の暴言と暴力に支配されていました。
そんな父を嫌う母の姿を見つめる毎日と、そんな父母を嫌う姉は、家出を繰り返し、いつも独りぼっちな気持ちでした。
家族の団らん、笑顔、何気ない会話、ジョーク…
どこにでもあるような光景は、もちろん我が家にはありませんでした。
自分の中に残る無念は…
もっと愛されて育ちたかった…
何度、この家に生まれて来なければ良かったとか、生まれたくなかったと思ったことかわかりません。
あれは、小4くらいだったでしょうか…。
いつしか、父親の怒号が聞こえてくると、無意識に部屋を片付ける自分がいることに気づきました。
精神的な異常を本当に感じたのは、母親が別居を決意してからでした。
父のターゲットは、私に向き、事ある度に散々な目に遭うようになったんです。
また、幼い頃に受けた恐怖心が染み付いて抜けず、男の人の怒鳴り声や荒い運転をする人などに直面すると、言葉にできない不穏な感情に包まれて随分苦しみました。
でも、〝ある原理〟に気づいたら、ずっと心に刺さったままだった大きなトラウマが消えて行ったのです。
サブスク記事では、何度もお話していますが、自分の世界観と相手の世界観を上手に切り分けられるようになっていくと、心に受けた傷は傷ではなくなっていきます。
今日は、親から受けた心の傷の治し方をお話します。
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