もしも…神様への願いが叶うのなら、僕たちの世界は、どれほど充実した毎日を手に入れられるだろうか?
成就させたい中身は、人それぞれだけれど、成就させたい気持ちは…割とみんな同じなんじゃないだろうか?
僕は、鍼灸師という仕事を天職として持っていますが、不思議なもので、僕が行う治療も「僕は、患者さんを良くなる方へ導きたい」そう思って施術に挑むのですが、この時の僕の気持ちと患者さんの気持ちは、同じ方向を向いていないと、良い成果が出せないんです。
もちろん僕は、神様ではありません。
患者さんは、何かしらの不調を抱えてやって来ます。
寺や神社に出向く人も何かしらの願望を持ってお参りに出掛けますよね。
僕も実際に寺や神社を巡るようになって、似ていることに気づいたんですよ。
体を改善させたい動機と願いを叶えたい動機が同じような理屈があるなんて、このコラムを読み始めた方は、ちんぷんかんぷんかもしれませんが、「なるほどな…」という結論までを書いてみようと思いますので、最後まで楽しんで頂けると嬉しいです。
[topic color=”yellow” title=”こんなあなたに読んで欲しい”]
神様に願いを叶えて欲しいと思うのに、叶わないと嘆くあなた。
神様にどうしたら願いを叶えてもらえるのかを知りたいあなた。
鍼灸師の僕と神様の話のどこが似ているんだ?と感じたあなた(笑)
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【AYAME2コマ劇場】
1.願えば叶うと思って出向いて叶わない時…こんな愚痴を言いたくなりますよね。
2.改めて考えれば、実は…無知であったり…
作法を知れば良いというものではありませんが、私たちは、作法すら案外知らずに寺や神社でお参りをしていたりするものです。
そして、神様との対話の仕方も意外と知らないものなんですよね。
寺や神社での作法の違いをマスターするのは、大人のカッコいいマナーです
元々は、しっかりとした作法などはなかったようです。
出向いた先の寺や神社による作法などのルールのようなものはあるのかもしれませんが、礼を尽くしていれば問題はなかったようです。
ただ、現代において寺と神社では、明確に作法を分けていますので、お参りに出向いた際に恥ずかしくないように作法を身につけていきましょう。
寺での作法
寺では、俗世との境界に門があることが多いかと思います。
門にある敷居は、一礼し、跨ぐようにして入っていくのが礼儀になります。
知り合いの家にお邪魔した時にも畳やふすまなどの敷居は踏まないように気をつけたりしますよね。
もしかしたら、こういうところから始まったことかもしれませんね。
参道を歩くとき、真ん中を歩いてはいけないというのがありますよね。
真ん中を歩いてはいけないというのは、その真ん中は神様が通るところだからというのが根拠になってくるのですが、寺では基本的には神様が通るという考え方がないようです。
ですから、特に真ん中を歩いてはいけないということはないようです。ただ、いろんな方が往来するところではありますから、譲り合いの気持ちを持って歩いていけばよいです。
手水舎では、参拝するにあたって身を清めてお参りすることを意味していて、手や口を水で洗い流していきます。
手水舎の作法
- 右手で柄杓を持ち、1杯の水をすくいます。(以下の動作は、この1杯の水で行う)
- 左手、右手の順に清める
- 左手にくぼみを作り、水をため、口をすすぐ(人に見えるのは、マナーが悪いので左手で口元を隠すと良いでしょう)
- 口を付けた左手をもう一度清める
- 次の人のために、柄杓を立て、残りの水を柄杓の柄を伝うように流し清めて終了
やらない人が多い作法
身を清めるために使うものとして[ruby]塗香[rt]ずこう[/rt][/ruby]というものがあります。
本殿の前では、線香・ろうそくをお供えします。
自身で用意していくか、場所によっては、備え付けのものでないといけないというお寺もあります。
ご本尊様へ線香の香りを届けることで挨拶となり供養となるようです。
仏様は香りを召し上がるそうなのです。
線香をあげる際には、他人の灯したロウソクを使うと他人の業を受けることになるので、自身で用意したロウソクで行うといいです。
この線香の香りは、手を合わせてる時にスーッと入ってくる感じがとても心地よい感じがします。
また、ロウソクは、あなたと仏様を繋ぐ役目の炎です。
そして、不浄なものを祓うという意味もあるのだとか…線香とロウソクも意味を持って灯したいものですね。
手の合わせ方
お賽銭をそっと入れます。
投げ入れる人をよく見かけますが、神様に物を投げつけているということと同じなのでやめましょう。
鐘を鳴らします。
お寺では、拍手を基本的にしません。
合掌です。
参拝に行くと、お寺によっては、ご真言をわかるように貼り出して下さっているところがあります。
ご真言を唱えない方が多いのですが、きちんとご本尊様に礼儀を示すという意味でも、恥ずかしがることなく、ゆっくりでいいので声に出して唱えましょう。
ご真言の唱える回数を表示して下さっているお寺もありますが、基本的には、3回か7回唱えます。
神社での作法
神社へ伺うと、まず見えてくるのが鳥居ですよね。
お寺と同じく、一礼して鳥居をくぐり、真ん中を通るのを極力避けることが好ましい礼儀となっています。
手水舎は、お寺と同じなので省略します。
ロウソクを灯す場所がある時には、灯そう
神社ではあまり、ロウソクが置き売りされているのを見かけません。
寺社巡りの習慣のある人は、神社に行く時にもロウソクを持参しておくと、忘れた!とならないと経験上思います。
場所によっては、ロウソクを購入して灯すのが参拝の礼儀のようなところも、もちろんあります。
手の合わせ方
ご神前では、賽銭箱の前でお賽銭を入れ、ニ礼二拍手一礼にて、お参りするのが一般的です。
出雲大社など神社に合わせた礼儀もあるので、神社ごとの礼にならうようにしましょう。
1番気になるのは、神様へのお願いの仕方とご利益…そこにも作法とかあったりするんだろうか?
お願いしたいことは、皆さんの想いそれぞれあるので、それぞれの想いを伝えればいいかと思います。
最初に忘れず、ご本尊様や神様に対する感謝を示し、名前や住所などを伝えて自分がどういう者なのかを知っていただきましょう。
どこの誰かも名乗りもしない無礼な人の話を聞きたい人なんていませんよね。
僕が神様に手を合わせる時に必ず実践すること
上記までにお話してきた順の後、自身の願いを伝えるわけですが、僕自身大切にしていることがあります。
それは、願いを叶えてくださいと言うのではなく、こういう願いがあるので、僕はが具体的にどう活動するのかを伝え、その願いが叶うよう見守っていただくようお願いします。
ここで大事になってくるのが、具体的な行動がどれだけ詳細に描けていて、言葉にできるかだと感じています。
伝える相手が神様なのですから、より具体的な方がいいのはもちろんなのですが、自分自身への語りかけがしっかりすることで、言葉にしたことを実践しやすくなるのです。
専門的には、アファメーションといったり、日本的には言霊とも言えるかもしれません。願いが叶うように活動するのは、あくまでも自分自身なのです。
自分への具体的な言葉の語りかけが願いが叶う指針になるのだと思います。
寺や神社に行くと、神様は一人だけでなくたくさん祀ってあることが多いです。
それぞれに同じようにお願いを伝えることになるのですが、これが思いのほかできなかったりするのです。
こういう感じがいいかななどいろいろと頭の中をよぎってきて、まとまらなくことが多々あります。
それもチャンスだと思い、整理しながら神様に伝えていくことで、どんどん願いに磨きをかけていくことができます。
僕は、そうやって願いに磨きをかけることによって、願いが叶う確率がどんどん上がっていくように思います。
神様は、ちゃんと願いを聞いて下さっているんだそうな…
僕の奥さんであり、このサイトAYAMEのオーナーのイーリスさんによると…
僕には、よくわからない世界なのですが…
神様は、ちゃんと願いを聞いて下さっているんだそうです。
願いを叶えること…
あなたのためにならないことであれば、敢えて叶えないこともあり。
あなたが自身の力で越えて行けるのものであれば、越えて行くためのヒントや道が拓けたりすることもあり。
神様が叶えるものは、棚からぼたもちのような天からラッキーが降り注ぐことと勘違いしすぎなんだと言っていました。
そして、願いを叶えるチャンスに恵まれても、それを、「あの日の願いを聞き入れて叶えて下さったんだ!」と感じられる人が少ないこともよくあるんだと言っていました。
こんな話をイーリスさんとしていて、なるほどな~と思いました。
確かに、宝くじを当てて下さい!とお願いしても当たらないんですよね(笑)
でも、宝くじを当てることに相当するような仕事をするチャンスに恵まれることは実際あると思うんですよね。
例えば、お金がないとスタート出来ないと思う起業にしても、実は、0円からスタート出来ることも沢山あります。
視点を変えるだけで、どれだけ充実感を感じて生活していけるかわからないほどのご利益を受け取っていても、形が変わってしまえば気づかないままになってしまうんですよね。
恋愛成就で有名な神社なんかだと、やっぱり神様という最大の応援を受けて「勇気」を持って行動した結果だったり、カップルで出向く場合には、お互いの絆を深めたよね!という認識が末永い愛を紡いだりと、してくださるんだそうです。
病気平癒の神様は、必ず万人を治してくれる保証のあるものではありませんが、祈願することで、活力が湧くんですよね。
ご利益は魔法のような力だと思っていると、神様に文句を言う結果にしかならないんだと僕たちは、実際に寺や神社を巡って考えるようになりました。
【まとめ】神様への願いと鍼灸の施術との関係
冒頭でも書いたように、患者さんが僕の元にやって来る動機と寺や神社に行く動機が似ているという話の結論を書きたいと思います。
神様にお願いする願い事と、僕たちの元へやって来る不調を改善する願いは…
あなたが神様を信じるか…
僕たちの治療を信じるか…
つまり、叶えるために頑張っていくんだと思えるかだと思います。
他力本願で、朝目が覚めたら…大富豪になっているとか、片思いの人がパートナーとなって生活していたとか、イケメンや美女になっているとか…言い出したらきりがありませんが、夢みたいなことが起きるわけがありません。
神様が叶えて下さるのは、あなたが富豪になるための努力する道を教えて下さったり、勇気を下さったり、見た目だけの美しさ以上の魅力を教えて下さったりするものなんです。
僕の行う治療は特に、患者さん自身が治そうと思わなければ、改善するものも改善しません。
西洋医学のお医者さんでも同じだと思います。
糖尿病の患者さん、高血圧の患者さんが生活習慣を見直すことなく暴飲暴食を続けていたら…どれだけ優れた治療や薬を処方しても、悪化していくと思いませんか?
そんな風に考えて行けると、いろんな神様・仏様の元に出向くのが楽しくなりませんか?
僕は、薬師如来様に仕事柄、お会いする機会が好きです。
近頃のイーリスさんは、弁財天様にお会いするのが好きなんだそうです。
是非、あなたも自分の自信をさらにUPさせて、人生を充実させるために寺や神社を巡ってみて下さい。
きっと、その時々でお会いしたくなる神様や仏様が変わってくると思います。
「何だか…惹かれる神社(お寺)だな…」
と、思ったら、それは呼ばれている合図かもしれませんし、あなたに今必要な導きなのかも!と思ってみると、新しい発見もあるかもしれませんよ。
人生楽しんだ者勝ちです!
[topic color=”yellow” title=”人生に光を!神様・仏様を大切に”]
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