<不安に気づく>
そういえば…最近向き合って、ロクな会話もしてなかった。
ふと気づいた夫婦の間には、大きな隙間が生まれている気がした。
あの日、誓い合った私たちの愛は、どこに行ってしまったのだろう?
気づけば…相手が何を考えているのかわからない私がいた。
そこに気づいた瞬間、幸せだと思ってきた結婚生活に「不安」という二文字が浮かび上がり、何とも言えない苦しさに埋め尽くされてしまう。
周囲を見渡せば、幸せそうに笑い合う他人ばかりが目に付く…。
私は、一体どうしてこんな気持ちでいるのだろう?
自分に問いただしても、その答えは…わからない。
[topic color=”orange” title=”こんなあなたに読んで欲しい”]
ふと気づいた、夫婦生活に不安を覚えたあなた
最近、まともに向き合っていないことに疑問を感じたあなた
私の夫婦生活って…と、すべてが疑問のあなた
[/topic]
【AYAME2コマ劇場】
1.永遠の愛を誓い合って結婚した私たちのこれまでは、どうだったのか?
2.ふと気づく寂しさ、振り返る歩みは、どうだったのか?
あなたは、どんなことを感じて、今その場にいるのでしょうか?
「今」を変えたいと思いますか?
それとも、そのままでいますか?
苦しいと嘆く人の大半は、どうにかしたいと悶えるのに、結局どうすることもできないまま過ごすことになってしまっています。
どうするべきなのか、本当に考えて行動しないといけないこと…頭でわかっているだけでいいのでしょうか?
では、どうするべきなのか…考えていきましょう。
幸せだと笑い合っていた日々を取り戻すことはできないのだろうか?
恋人だった頃、他愛もないことで笑い合ったり、じゃれ合ったりしていたはずなのに…気づけば、笑い合うことも、じゃれ合うことも、随分としていないことに、ある日、ハッと気づくことってありますよね。
何にこんなにも一生懸命だったのかわからず、相手との溝ばかり感じてしまう…。
そんな時、誰かに相談してみるけれど…こんな疑問ばかり湧いてしまうことはありませんか?
<問題>
こうなりたいはあるのに、そうするための過程を歩く勇気もないし、手立てもわからない。
どうしたら、あの頃のように戻れるのだろう?
例えば、この画像のように…一見幸せそうな家族なのだけれど、「子ども」という存在で、夫婦分かち合うことをお互いがしなくなる傾向があったりするものです。
子どもがいる・いないも限らず、過ぎていく時間と共に、同じ空間にいる「人」という扱いを知らず知らずのうちにしてしまっている。
それぞれ、気づいた時には、寂しさを感じて、どうしたらいいのかわからなくなっている。
気づかぬうちに、空けてしまったものを埋めるには、どうしていけばいいのか考えていきましょう。
反省も大切!自分本位に相手に接したり、相手本位で自分の想いを伝えずにいませんでしたか?
自分本位は、自分勝手。
相手本位は、相手の身勝手。
どちらも身勝手では、上手くいくものも、問題が生じやすくなるものです。
その問題は、日常が積み重ねていくので、積もり積もると恐ろしいものにも変わりうるのかもしれませんね。
自分本位で相手に接することは、相手の「意」が消える
あなたは、身勝手なタイプですか?
まぁ、この質問をして、包み隠さずyes、noを答えられる人は、少数派だと思います。
自分の犯していることって、どんなに小さなことでも認めるのは、困難なものです。
けれど、誰にでも自我はあるものだから、自己主張して当たり前ですよね!
しかし、その自己主張の仕方が問題になるものです。
常日頃から、ワガママしか言わない人は、ふと気づいた時には、相手と知らない間に距離があることに気づくことになりかねません。
でも、このワガママというのも曲者で、あなたにとってワガママだと認識していることは、あなた以外の人にワガママだと認識されていないかもしれないのです。
あなたの無意識な行動が相手を傷つけていることだって、大いにあるのです。
悪気がなかったという真意には、こういうケースが含まれるものですよね。
しかし、相手の心の動きや思考回路は、目に見えるものではないので、相手の心が疲れてしまった時にしか気づけないことも想像つきますよね。
何が欠けていると言うのでしょうか?
それは、相手の立場になって、いつも物事が考えられるかどうかにかかってくるのです。
相手本位にして、自分の「意」が消えていた
真逆のことも言えるでしょう。
亭主関白、かかあ天下なんて言葉があるように、どちらかの権威が強くて、片方が萎縮してしまうケースもあるものです。
先程の逆ですよね。
自分の気持をわかってほしいと伝えることもなければ、相手は、そのままで良いと勘違いしても仕方のないことです。
私が過去にお付き合いしていた人、正に、自分本位の発言ばかりする人で、私が別れを切り出した時、態度を改め始めました。
時すでに遅し…私の心は、戻ることを選びませんでした。
態度を改めた時には、自分本位な発言ではなく、思いやりを伝えようと一生懸命に接してくれていたと思います。
でも、やり直すことを選びたいと思いませんでした。
そのくらい、人の心を阻害する威力があるものです。
でも、言ったら怒るかもしれないと恐怖もあったので、もっと早く言えていたら、我慢する付き合いではなく、対等に楽しい関係を築いていけたのかもしれないんですよね…。
そんな日々をそういう人だからと考えていても、寂しさばかり生まれていったのだと振り返れば思うものです。
だから、相手ばかりが悪いなんて言えないんです。
夫婦の想いは以心伝心!そして、写し鏡なのです
もう少し深く考えていきましょう。
日常を共に生活していれば、その時間分、喜怒哀楽という感情があるものですよね。
その喜怒哀楽は、共にいる相手にも伝わるものなのです。
自分ばかりと思うことが、本当に自分ばかりなのか…考えていきましょう。
私は苦しいの!辛いの!と、主張した時の相手は、何を想うのか?
人の苦しみは、多種多様です。
私が苦しいと感じることをあなたは、平然としていられるかもしれませんよね。
逆も然りです。
子育てが大変だと嘆く女性…大変だったんだから手伝ってよ!
仕事でヘトヘトになって帰ってくる男性…大変だったんだから、休ませてよ!
さて、この主張…どう考えますか?
自分だけが辛いという表現は、正しいと言えなくなってしまいましたよね。
こんなケースもあります。
生理前でイライラする女性
それを見て、イライラする男性
常に、お互い様という言葉がお似合いな状況の中生活していることが、ほとんどなのだと考えるのが1番です。
私が疲れを感じた時にこそ、相手に精一杯の優しさをプレゼントする
この見出しのセリフ…私が単純に伝えると反感を買うですよね(笑)
「何言ってるの?こっちが疲れてるのに、何で相手を気遣うことなんてしなきゃいけないの?相手が私を気遣うべきだ!」
こんなような言葉が返ってくることが多いのです。
本当に相手の心にあなたの優しさが届いているのなら、あなたのピンチを相手は、きちんと救ってくれるものです。
自分の大変さがわかってくれるから、相手の大変さもわかってあげたいと想う。
この写真のように過ごせる夫婦は、相手の心を想像することが得意なのかもしれませんね。
自分の大変さをわかって欲しいなんていうのは、自分本位の主張なのです。
相手のことを考えようとするから、相手も自分のことを考えようとしてくれるのです。
それが、円満の秘訣でもあるのです。
待っていても幸せなどやって来ないから、掴みに行く!
他人を羨む言葉を発するのは、女性が多いもの。
他人に理想を追い求めてしまうのは、男性が多いもの。
行動のスタイルの傾向は、男女で違うものです。
考え方が違うからと、そのままにしておくのは、夫婦の危機に直結してしまいますよね。
どんな風に幸せを掴んで行くとよいのでしょうか?
あの人の愛は変わらないと思う奢りを捨てる!
結婚というゴールに安心を得て、その瞬間から、怠惰に生活していってしまう人もいるかもしれませんね。
結婚したら、努力しなくて良いではありません。
結婚生活というスタート地点に立ったのだという気持ちで生活していくことが何より大切なことです。
これまで、好かれるために相手に接してきた態度も、安心や安定という錯覚で、おざなりにしてしまったら…
又は、相手に、安心や安定だから~と言われ、大切にしてもらえなかったら、どのように感じるでしょうか?
もっと、噛み砕けば…
- 仕事で疲れたから話を聞かない
- 友達とLINEばかりして、目を見て話をしない
- 身なりを構わない
- だらしない態度
- お互いを労わない
- 子育てが大変だから
このように、自分の思うこと(自分本位)な態度だけ主張して、相手への配慮が欠けると…
相手は、どのような気持ちになるのでしょうか?
相手のことを想像することが苦手な人も多いので、こちらの質問はいかがですか?
あなたがされたら、どのような気持ちになりますか?
自分が向き合わなかった時間の倍は、相手に尽くすつもりで接する
誰でも、日常を過ごすのが精一杯になる時ってありますよね。
でも、それは、言い訳にはなりません。
何かに精一杯だという理由で、向き合ってもらえなかったら…誰だって、悲しくなるものです。
精一杯な時間をお互い頑張っているという認識の元で、費やせる時間と、相手に伝わっていなくて、精一杯頑張ることは、イコールになりません。
仕事や子育てが大変だと、相手と向き合わずに来てしまったかもしれないと感じた時、どれほど尽くせば相手の心に想いは届くのでしょうか?
冷たくされたり、愛情がなくなったように、もし相手が感じてしまったら、その気持をフラットな状態まで戻す努力は、そう感じさせてしまった倍はかかると認識すると良いでしょう。
非常に心の折れる労力かもしれません。
でも、それが、相手のことを蔑ろにしてしまったという事実でもあるのです。
歩み直したい想いを届けるには、その倍は、注ぎ続けるつもりで頑張りましょう。
【まとめ】ちゃんと目を見て、心を向き合わせて「ごめんね」ではなく「ありがとう」を伝える
このコラムを読んだ方は、何かしら自分にも落ち度があることを理解していると思います。
そして、一緒に歩み直したいとも考えているのだと思います。
<結論>
「ごめんね」は、救われる言葉にならない。
感謝は、凍りついた心を溶かす魔法の呪文にもなる。
だから「ありがとう」は、心を込めて伝える。
これまで離れずに辛抱してくれたことに真っ先に感謝しよう。
そして、怠惰に過ごした日々の修復をしていけばよい。
愛を誓ったあの日の気持は、嘘じゃなかった。
けれど、その後に、必要な努力があることを気づかないで過ごしてしまうことだってある。
いつしか、相手の目を見て話をすることをやめてしまい、相手を無意識に傷つけてしまったかもしれない。
「無意識に傷つけているかも」くらいの配慮を持ち続ければ、「ありがとう」の言葉は、自然に言えるようになるかもしれない。
「ありがとう」も「ごめんね」も口にだすのは、照れくさいかもしれない。
でも、その怠惰が相手との距離を作ってしまうものなのかもしれない。
出来れば、誰だって、悲しい未来をつくりたくはないもの。
「でも、意識的じゃなかったから許してよ」
そんな言葉を言われたら、もっと相手は傷つくかもしれない。
だから、「これまでそばにいてくれて、ありがとう。」そう伝えることが真っ先に大切なんだと思う。
その言葉は、それまでの苦労をもかき消す言葉になるのかもしれない…。
夫婦について、更に深く考えてみましょう!
今、ここから歩んでいくために必要なこととは?
夫婦とは、家族になるとは何だろう?忍耐や我慢することが円満のコツなのかな?
こちらもご覧下さい。
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