2018/05/31

認知症の祖母と介護で悩む家族のストレス。少し過去に戻ってみませんか?

 




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「あなたは私らしく生きていますか?」私は、かつて私らしく生きることができませんでした。今では様々な出来事が磨いてくれたおかげで「幸せになるスタイル」を生み出せるようになりました。誰だって、上手くいく時もあれば、そうでない時もあるものです。でも、どんな人も「生き方のコツ」を知れば、幸せ全開になれるんです。最初から私だってマスターしていたわけじゃない…それを励みにして頂ければ幸いです。

詳しくは、こちら

認知症…それは、ある日突然降りかかる病です。

命の致命傷となるような脳梗塞・心筋梗塞のように、認知症と言うのは、今日の明日発症するというような病気ではありません。「最近、物忘れが酷くなったな~年齢のせいかな?」そんな程度で思っていたはずの家族が、気づいた時には…お医者さんに「認知症ですね」そう診断されることの多い病気であると思います。

それ故に気づいた時には、病状がかなり進行していることも少なくないと思います。

こんなあなたに読んで欲しい

だんだん出来る事が減っていく親にイライラが隠せないあなた

元気だった頃と比較し、「今の姿」が受け入れられないあなた

日常生活にプラスして圧し掛かる先の見えない介護に押しつぶされそうなあなた

 

【AYAME2コマ劇場】

1.いつまでも続くと思った親子関係…

2.突きつけられた現実が、重く圧し掛かる…

 

私の祖母(H30.2現在 89歳)は、身体が丈夫です。

昔から、風邪を引いて寝込むといったこともない健康な人でした。

そんな祖母は、認知症と診断を受けるようになって、早7年ほどです。

今回は、認知症の祖母と、介護者である母と叔父に纏わるコラムをご紹介したいと思います。

 

 

水面下で進行する認知症…家族が気づいた時には、診断を下された時

 

毎日一緒に暮らす家族。

いつまでも、その暮らしは、守られていくものだと誰しも思うのではないでしょうか?

いつか、歳の順番でお迎えが来る。

そんな話をしても、自分が病気になることを想定して暮らせるものでしょうか…

親子、母、娘、祖母

 

 

認知症への階段は、どこで登り始めるかわからない

 

認知症になるきっかけは、様々であると言われています。

 

これを食べたから、こういうことをしたから、認知症になるという正確なものは、解明されていないと思います。

 

ただ、精神的なストレスが要因であるとか、病気の後遺症でなりやすいとか…共通性のあることは、言われていますね。

 

いろんな方がいろんな説や考え方などを説いていらっしゃいますが、何を見たら自分が納得できるのか…答えを見つけられる方も、また、少ない事と思います。

 

私の祖母も、祖父を先に亡くしております。

 

本当に、つい数年前までは、元気に毎日外出をし、家事も休むことなくやっており、常に寝るまで動いているような人でした。

毎日の外出も生き甲斐となっていたと思います。

しかし、本人も家族も気づかぬうちに、我が祖母も、水面下で認知症という病魔が蝕んでいたようです。

 

毎年、年明けに骨折を3年ほど繰り返していったことが要因?!

 

呪われているのか?と思うほど、毎年、年明けに骨粗鬆症が原因で、祖母は、背骨を骨折するようになりました。

身体は、年々、骨粗鬆症により、骨が脆く、活発だった足腰も弱っていきました。

 

それと共に、一時入院することもあったため、認知症の病魔は、容赦なく蝕んでいきました。

 

入院という環境によって、一時的な認知症のような症状になることもあるので、最初は、その可能性を疑いましたが…どうやら、祖母は、一時的では回復できない認知症だったようです。

 

 

認知症の威力は、痛みをも忘れさせる…

 

骨折をして入院しているわけです。

普通なら、痛みで動けないので、辛抱の時期だと思います。

 

しかし、祖母は、痛みが強く、寝起きが困難なために、一時安静入院をしていたのですが…病院に入ったことで、帰宅願望が強くなり、痛いはず、動きに制限があるはずなのに、病院内を動き回るほどでした。

 

あまりにも不穏(帰宅願望が酷い状態)なので、病院から面会の催促の電話がかかってくるほどでした。

 

この頃、表情はどんどんと変わっていっていたと思います。

 

祖母は、どんどん認知症の病魔に侵されていきました。

 

 

病院の天井は、人を鬱にさせるらしい?!

 

私が、過去に読んだことのある本に書かれていた内容です。

 

病院の天井をご覧になったことはありますか?現在の病院は、新しく建て替えられて、ホテルのような煌びやかな造りの建物も多くなりましたね。

 

しかし、昔からあるような一般的な病院では、白い壁と穴模様のような天井に蛍光灯…来る日もそればかり見ていると、健康な人でも精神的にはあまり良くないものだと書いてあったと思います。

 

ましてや、安静入院であれば自由に動き回ることも難があると思いますし、小さな子どものように常に付き添いが誰かいるわけでもありませんよね。

 

入院は、自分の体のためにしても、同時に孤独を生む場所です。

 

つまりは、若い健康な人でも、心の病気になりやすい境遇であるという事です。

 

 

日々低下していく、日常動作(ADL)…ストレスが溜まる一方の家族

 

私は、元々、介護福祉士として、介護の世界で働いてきました。

祖母が認知症になった現在も、私情を優先させることなく、向き合うことを意識しています。

しかし、ずっと一緒にいた家族には、大きな苦悩があるようです。

 

若い頃の元気だった姿が忘れられない…

 

介護者の苦しみの1つに、どうしてこうなってしまったんだろう?元気だったお母さんは、一体どこにいったんだろう?という率直な苦しみに縛られていることも多いと思います。

 

 

「どうして、できないの?」

 

「何やってるの?」

 

「何で、そんなことするの?(言うの?)」

 

 

無意識に比較してしまい、ついキツイ口調で言ってしまいがちです。

この背景に病気だから仕方がないという切り替えが難しいことがあるのでは?と思います。

 

受け入れているつもりだけれど、身の回りのことがやれていた親です。

会話も意思疎通も取れていたのに、どんどん低下していくのです。

 

やるせない想いが募ることでしょう。

 

 

認知症の症状特有の何度も繰り返される動作・言動が、鬱陶しいと感じてしまう

 

率直に持つ気持ちですよね。

同じことを何度も言わなければいけなかったり、くどい状態が続けば…誰だって、イライラしてくるでしょう。

 

母も叔父も、毎日の介護に疲れています。

 

心のゆとりも忘れがち、つい口調もきつくなってしまうようです。

しかし、祖母には、理解ができません…

  • 時には、自分の家なのに自分の家ではないと言う。
  • 時には、仕事に行かなければいけないと言う。
  • 時には、子どもに帰っているような時代背景であったりする。
  • 時には、自分の娘・息子を知らない人だという。

 

これが毎日、四六時中…疲れるのだと、母は涙ながらに語る。

優しくしたいのに、出来ないと…涙を流す。

 

日々、日常生活動作(ADL)は、低下の一方を辿るので、認知症状は進んでいっています。

 

「トイレに行きたい」という感覚があるものの、トイレに行った感覚がないのか、トイレに執着しています。

何度も立て続けにトイレに行こうとしたり、トイレの場所がわからなくなって、粗相をすることもしばしば…

 

母は、ゆっくり眠ることもできない状態が続いています。

 

 

「もしも認知症になったら…」元気な頃に、しっかり話し合わなかった後悔がある

 

ある時、母は言いました。

 

祖母が元気な頃に、話したのは、死期迫る病に倒れた時の対処の仕方や葬儀について。

 

「もしも、認知症になったら…」それを話し合わなかった。

 

どうしてほしいのだろう?と模索し、デイサービスを利用しながら、向き合っている介護。

 

母は、メインは仕事をしています。

叔父が、祖母の介護をメインでしています。

忙しい中、叔父と介護を協力し合いながらも、母はこう私に言いました。

 

「私は、あんな風になりたくない。でも、あんな風になったら、お母さんみたいな苦労を娘にさせたくない。」

 

私は、現実生活は、まだ娘が小さいので、思うほど協力をできる境遇にありません。

しかし、母の息抜きに付き合ったり、少しでも心が和むような会話をするように心掛けています。

もちろん、介護をしてきた私は、母を最期まで看ていくつもりで将来設計を立てています。

 

でも、日々、母は祖母を介護し、自分の未来を不安に感じずにはいられないようです。

 

 

認知症の1番の介護者に知って欲しい対処法は、相手を受け容れる事

 

あなたにどんな言葉を並べる事よりも、素直に…ありのままを受け容れること。

それが、1番大切なことだとアドバイスします。

 

元気だった頃が忘れられないかもしれません。

弱っていく親を見ることは、情けないと辛く感じるかもしれません。

それでも、受け容れることが必要不可欠なのです。

その方法は、あなたの心を軽くする秘訣にもなり得るのです。

 

 

認知症の人の物語には、否定しない!ただ、合わせればいい◎

 

認知症の人の中には、その場その場の、時代の周波数があるようです。

 

子どもの頃の周波数があったり、若い頃だったり、今であったり…

本当に不思議なほど、時代を行き来しているようです。タイムマシンみたいですね。

 

そうなんです!タイムマシンに乗って、いろんな自分の歩んできた時代を旅している状態なのです。

 

なので、居もしない人がいると言ってみたり、見えもしない何かがいたり、本来出かける必要もない場所に出かけようとしたり…頭の中の周波数によって、その設定通りに動こうとしてしまうのです。

 

あなたの大切な人は、「今」物語を読んでいたり、脚本家さんなのだ!くらいに思っておくのが気楽でいいかもしれませんね。

 

もしも、間違って…否定してしまうと、タイムマシンに乗って旅をしている本人は、ビックリ仰天!!パニックになるわけです。

 

これがよくある認知症の人と介護者との温度差の問題とも言えるでしょう。

 

なので、情緒を不安定にさせないためにも、否定することなく、あなたがそのタイムマシンに乗れなかったからって、怒らないであげてくださいね(笑)

 

 

意外と会話は「できる」のです!落ち着いている時に、聞きたいことを聞いておこう!

 

私は、祖母と会話をする時には、祖母の情緒や状態を観察しています。

 

状態の不安定な時に、聞いても返答が難しいことはあると思いますので、相手が穏やかな時、自分の余裕のある時に試してみると良いと思います。

 

先日も、祖母の所に出掛けた時に…

私の顔を見て嬉しそうにしていました。

そして、穏やかそうだったので、もうやらなくなった料理の事を聞いてみました。

 

「卯の花の作り方が知りたいんだけど、教えて^^」

 

祖母は、根が優しい人なんでしょうね。若い頃は、キツイ物言いの人だなと思っていたこともありました。でも、私が祖母に習いたい料理のレシピなどを尋ねると、いつも丁寧に答えてくれるのです。

 

先日も、教えてくれました。もちろん、部分的に忘れてしまっていることなどあるので、肝心なことが抜けているなぁ(笑)なんて思うこともあります。

 

どうですか?試してみませんか?

 

出来ないと決めつけているのは、いつもいる家族の方で、客観的にみたら…まだまだ、活躍できることだってあるんですよ。そりゃ、昔ほどいろんな話はできませんが。

 

長時間、会話ができるわけではないかもしれませんし、その方の認知症具合にもよりますが、「今現在」の出来事の会話をしようと思うことよりも、「過去の話」をしようと試みてみれば、案外話が出来ることも多いんですよ!

 

【まとめ】子どもは、成長するけど、認知症は、退化の一方

 

娘と祖母をたまに比較して話することがあります。

 

しかし、娘は、日増しにやれるようになることが増えますが、祖母は、逆です。

日増しにできなくなること、忘れてしまうことがあります。

 

子育ても介護も、それぞれ苦労やストレスの溜まることがあると思います。

1人で、真面目に介護を向き合うことは、とても大きなストレスでしょう。

 

大切な親だから。

 

その想いだけでも、母が言うには、なかなかできないようです。

 

しかし、そんな”今”を受け止めることから始めることが、明日を創っていくのだと思います。

 

我が家ネタを織り交ぜながら、ほんの少しでも、介護を日常的にされている方の心が和めるように想いを載せてみました。

 

介護しなければいけないご家族と向き合っている方々、毎日ご苦労様です。いろんな苦しみが私には、伝わっています。十分毎日頑張っておられると思います。本当に辛抱のいることも多いでしょう。心が健康でいられるためにも、時に”自分”を優先すればいいのですよ。あなたが親なら、子どもにそう言いませんか?自分に優しくすることも忘れないで下さい。介護される方に代わって、いつもお世話をしてくれてありがとうございます。

 

福祉業界で頑張られる皆様へ、どうかご利用者様だけでなく、そのご家族様にも救いの手を差し伸べてあげてください。私は、現場で介護職員として働いていくことよりも、もっと人々に手を差し伸べられるステージに上がりたくて、ここにいます。あなた方が、支えて下さるから、救われている人がいるのです。仕事の相手を”物”にしないで、どんなに過酷でも心を届け続けてあげてください。あなた方が、日々苦労なさっていることも、私は知っています。毎日ありがとうございます。

 

 

 

少し別の視点からになりますが、こちらも併せてお読みください。

迷ったとき、苦しいと感じたとき、人生の分岐点について

後悔しない最期を迎えるための知っておきたい言葉

 

 

 

<晴咲心セラピーは、こんなことを考えるところ>

あなたが普段頑張っているから、真面目だから悩んでいるということを認めてあげてください。

 

とても、過酷な生活がそこにあるでしょう。

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