医者にかかるときに心掛けたいこと!あなたは、ちゃんと診てもらっていますか?

Your Life Advisor.
アドラー心理学専攻・東洋医学専攻・介護福祉士。
人生幸せ学研究家・スピリチュアルと日常の繋がり研究家・断食と健康の研究家。
夫と3人の子どもを育てる母を両立奮闘中!!
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質問です。
あなたは、病院に行ったことがありますか?
あなたの掛かりつけ医は、あなたを診てくれますか?それとも、見てくれるだけですか?
この違いがわかりますか?
今回は、診てもらうことの重要性について書いていきたいと思います。
この記事のもくじ
あなたは、主治医を信頼していますか?
続いての質問をします。
そのN先生の病院に掛かる患者は、仕事柄、咳が出ることを気にしていました。
飲食店を営んでいるので、患者は、仕事柄煙等を吸うと咳が出て困るため、咳止めを常用することを目的とし、病院に通っていました。
暫く通い続けると…N先生が言いました。
N先生「あなたねぇ、どれだけ、この咳止めを飲めばいいんだい?どこも悪くないのに、薬ばかり飲むことがどうなのかわからないのかい?もう、ぼくは、あなたにこの薬は処方しない!!」
そうN先生に告げられ、頭に来た患者は、違う町医者の元へ行きました。今度は、S先生です。
患者「N先生が、咳止めを飲んだらダメだって言うんですよ!私は、これがないと仕事に支障が出るんです!」
と、訴えました。
S先生「別に飲んでもいいんですよ!お出ししましょう」
と、患者は、欲しかった薬を処方してもらえることになりました。
あなたは、この患者のやり取りをどう思いますか?
名医と呼ばれる医者とは…
岩手県八戸市 薄場眞先生という皮膚科医がいました。
最期まで、アトピーを始めとした治療をやり抜いた医師です。
※アトピー名医・薄場氏の足跡1
※アトピー名医・薄場氏の足跡2
5/8 デーリー東北新聞社に掲載された記事です。
私が説明すると、胡散臭くなるので、この記事にて割愛致しますね。
この薄場先生は、患者のために尽くし、笑顔で向き合った医師です。
昔ながらの医者であると言えるのではないでしょうか?
近年の病院は、まるで、激混みのファストフード!!?
冒頭で、医者について尋ねました。
あなたは、医者に診てもらっていますか?それとも、見てもらっていますか?
こちらについて考えていきましょう。
あなたが病院選びをする条件はなんですか?
流行る病院の売りって一体何なんでしょうか?
皆様は、考えたことがありますか?
人気のある医者ってどんな医者なのでしょう?
外観がオシャレだから?立地が良いから?名医だから?
患者の選ぶ基準は、それぞれあるのでしょうが…
混んでいる病院の待ち時間は、1時間なんてかわいいものですよね。数時間単位で待つのが当たり前となりました。
そして、元々は、病院独自の予約方法で患者を受け入れていたのに対し、アイチケットと呼ばれる、ネット予約環境を取り入れている病院等が増えたので、直接的な待ち時間が減る傾向になっています。
しかし、高齢のインターネットを使いこなせない世代等には、非常に不便なものです。現に私の母は、アナログなので、直接待ち時間を覚悟して行くしかできません。(実際そのように言われたこともあります)
それでも、アイチケットで順番が見えることは、とても患者にも便利ですが、診察まで数時間後…であることもあります。(実際に、受け付け開始1分後にして、順番が30番ぐらいになったのは、ビックリしました)
それでいて、診察時間は、何分費やしてもらえますか?
薬について、無知な医者が増えました…
患者「先生、この薬が欲しいんです」
医者「そうですか。わかりました。出しておきますね~」
と、単純なやり取りで、薬は毎日処方されていく…
今時の患者は、薬をよく知っていたりするものです。
そして、医者は、薬を処方するのにどうしているのでしょうか?
目の前で、薬についてタブレットで検索されたこともあります。(無知で出されるよりマシですが…)
どこの病院も処方箋薬局が概ね併設されるようになってから、院内処方の病院に当たることの方が少なくなりましたよね。
医者が選んだ薬を、薬剤師が調合等して、患者に出します。ジェネリックと先発薬とも選べる時代です。
このジェネリック…やたらと種類が多いです。
余談になってしまいますが…
ロキソニンという鎮痛剤だけで私が知っている名前は…ロブ・ロキソプロフェン・ロキソマリン…と、最後に至っては、鎮痛剤と言うより、青い海を想像しそうです(笑)
このジェネリックという”変わらない”という薬剤師の話も、患者によっては、大きく変わるものになる訳です。
患者「先生、この前の薬…合わないみたいなんですけど…」
と、恐縮しながら伝えても…
医者「そうですか。今は何にもその薬の副作用等出ていませんか?”こっちの薬”にじゃあ変えましょうか!」
と、安易に薬は、変更され、また薬局でお金が掛かるものです。
スルーする医者にご注意を!
薬の話に付随するのですが、副作用って、私たちにとって、不安であったり、どうしても飲まなくてはいけない薬だと、耐えるor更に緩和させる薬を飲むという対処等をすると思います。
しかし、製薬会社自体が、”未知数とか、極稀に副作用があるかもしれない”ことを把握していても、医者が無知なのか、スルーする場合があります。
でも、私たちにそれを把握したうえで、拒否も承認もする権利がなかったり、その薬の”必要性の意味”さえも知らないで、医者が言ったからと容認しますよね?
それでいて、副作用に関して
医者「身体に合わないみたいですね!これはやめましょう(変えましょう)」
という適当な感じがあります。
実際に、私は、貧血持ちで、錠剤の鉄剤は、胃腸が思わしく無い副作用が出るので、注射を選択していたのですが…末娘を出産後からは、貧血の治療をしているのに、注射を打った日~翌日まで副作用でしょうか…倦怠感が酷いのです。
その旨を医者に告げても、特に回答なし…。
結局、途中で治療を断念しました。
更に、採血も通常皆さんが刺すような腕では、神経に痛みを発するようになって、大嫌いになりました。
それも、医者と看護師に告げましたが…スルー。
これに関しては、検査技師のいる大きな病院等で解決することは、3月のオペの術前検査でわかりました。
しっかりと、血管について知識を持っている検査技師の方が強いようです。私の友人も検査技師をしているので、話を聞いてみると…なるほど!尊敬の領域で、痛みを感じないような部位を考えて採血することができるのです。
それが、専門職として学んだ知識ですよね。
その道のプロというのは、プロとして活動できるか否かが、キーポイントですね!
日本の資格基準は、医師の管理下で、指示があれば処置や投薬が可能というグレーな部分があるので、専門職だけが従事できない事情もあるのでしょうが、困った時は、その分野のプロに尋ねるのが1番かもしれませんね。
逆に、医者のできる資格で許される範囲は広く、医者であれば可能なことが多々あるので、その医者についても吟味して選ぶことをお勧めします。
(豆知識)
例えば、うちのナタール先生で言えば、鍼灸師をしていますが、医者は、鍼を刺すことが可能なわけです。
勉強家の医者であれば良いのですが、医者でも、鍼灸師でも、西洋医学寄りの鍼灸の勉強しかしていない人と、しっかりと、西洋医学と東洋医学の両面を勉強している人とに分かれるのです。
もちろん、ナタール先生は、東洋医学も学んでいますので、両面からいつも患者さんのことを考えます。鍼灸師の中で、東洋医学をきちんと学んでいるのは、全体の半分よりもずっと少ないのです。
よって、勝手に常識と思っていることが、意外と自分が無知故に間違っていることも沢山あるものです。
自己解決できる生活を心掛けていますか?
病気には、ならないに越したことはないと思います。
しかし、未然に予防できる術だって、沢山あります。
・規則正しい生活リズムを心掛ける
・栄養バランスを考える
・身体と気温に相応しい服装をする
・陽の光を浴びる
・適度な運動をする…etc
まず、これらのことをどれだけ行えていますか?
自分の生活を見直すこともせず、怠惰に暮らしていれば…心身は、やがて悲鳴を上げ、免疫力も低下していくと思います。
全ての病気がこれで防げるわけではありませんが、規則正しく生活をして損をすることはありません。
寝不足で、頭が痛ければ、鎮痛剤をもらいに病院へ
食べ過ぎて、胃腸が悪くなれば病院へ
風邪を引けば、”抗生剤”が必要だと病院へ
ちょっと、ちょっと…と思い病院へ行く…。
これらの症状で受診をして、医者は、何をしてくれるでしょうか?
「あら~大変ですね。では、お薬出しておきますね」
と、改善方法をロクに教えてもらえるわけでもなく、患者で溢れているので、投薬を受けに行くのみです。
そして、患者たちは、やれ待ち時間が長いだの、診てくれないだのと不満と文句を募らせるのです。
本当に医者に掛かりたい人が、どれだけ長時間待たされることになるのでしょうか?
お金持ちならぬ、薬持ち自慢をする人までいる現代です。
救急で開いている病院に至っては、24時間やっているお手軽な病院扱いする人までもいるように見える時があります。
日頃から、自分管理をするように心掛けていけば、年に10回風邪を引いていた人は、5回になるかもしれません。
そして、薬には、必ず何らかの副作用があるものです。
易々と処方してもらうことを喜んでいていいのでしょうか?
処方してもらった薬は、どんな薬か理解していますか?
次に最初の問題に戻りますが…
N先生に断られた患者は、S先生に、咳止めを無事に処方してもらえて御の字となりました。
あなたの答えは、どんな答えが出ましたか?
私は、肯定も否定もしません。選ぶ答えは、あなた自身だと思いますので。
このN先生は、患者に対して、言葉遣いが悪かったかもしれません。
病院に来てくれて、処方すれば…N先生は、自分の利益になっていたはずですよね?
それなのに、何故、患者に怒ったのでしょうか?
それは、この咳止め(シロップ)には、麻薬成分が入っているからです。
N先生は、患者が長期間、麻薬成分を欲しがることを懸念したんだと思います。
私たちは、今処方を受ける時には、大抵、薬剤師が介入しますよね。どんな薬であるか、説明を聞かなければいけないし、薬の説明の書かれた紙と、お薬手帳を持たねばなりません。
診察時に、薬についての説明がなくても、聞けるチャンスがあるのです。
しかし、長時間待たされた上に、薬剤師の説明をとなると疎ましいと思うこともあるでしょう。
それでいいのでしょうか?
薬は、自分の体の中に取り入れるものです。
自分の身体の状況によって、強い成分の入った薬を飲む機会と言うのは、あるかもしれません。その効果に感動をして、では次も…となっていくと、蓄積されていく成分、副作用…分かった上で出してもらっているのでしょうか?
もっと、自分の身体のことを考えるべきなのではないでしょうか?
ちなみに、私は、過去にN先生に…
息子の咳が出るから、気管支拡張剤のテープを併せて処方して欲しいと言ったことがあります。
その時に他の病院で出された処方量より少ないテープを処方しようとしていたので、質問したことがあります。
「これは、喘息患者が使うもので、mgが多ければいいというものではない。多ければ、心臓に負担の掛かるものなんだよ」
と、言われたことがあります。
私も若く、今ほど知識もなかった頃です。
ママ友なんかが、「こういう薬を出してもらうといいんだよ!」と教えてくれるので、そういうものなんだぁ~と安易に考えていました。
その薬に対しての知識もないくせに、他人の良いという言葉に感化され、肝心な副作用については、スルーしていたのです。
家から一歩出れば…商品を売りたいがための甘い言葉だらけです。
どんなものも、メリットを強調し、デメリットを小さく表記してある世の中です。
デメリットまで考える余裕を持ちたいものですね!
人を診ると見るの違い…
人を診る先生は、あらゆる視点から観察しています。
適当な返答はしません。
私が行く皮膚科の女医は、私の訴えに対し、診てくれる医者です。
その診るとは、東洋医学の視点を取り入れ、漢方を勧めたり、ステロイドを処方しない治療を考えるのです。
例えば、ホクロがあるとします。この女医に見せると…きちんと、特殊な機械を使って、それが精密検査が必要なのかを見極めるために、診ます。
決して「それは、ホクロですね~」なんて、チラッと見で返答をすることはありません。
いつも容器入りの薬を出す医者ですが、よく考えてみました。
娘があせもや虫刺され、保湿が必要だと言っても、チューブの薬を出すことはありません。
全て容器入りの薬です。
薄場先生ほどオリジナルな薬は処方しませんが、それでも、出来る限りステロイドを使わない方法を取り入れたり、それなりに考えているのです。
内科に掛かったついでに、先ほどの薬と同じものを処方してもらうと…大抵ステロイドが入っていたりします。
専門医でなくても、医者であれば出せるのです。
そして、処方してもらった薬で治らず、医者を変えた途端に完治することが稀にあります。
その場合も、人としての合う合わないもあるかもしれませんが、人を診て処方するか、しないかの違いが隠れているかもしれませんよね。
二男の場合だと、一時期、蕁麻疹が1ヶ月ほど続くことがありました。
大きな病院では、抗アレルギーの薬の処方を受けていました。1ヶ月飲んでも治る気配がなく、先ほどの女医がいる皮膚科に連れて行ったところ
「それだけじゃ治らないし、この子は、(皮膚科なのに寝ころぶように指示され、お腹を診て)冷えと虚弱体質があるから、体質改善をする方がいいのよ」
と言われたものです。
このように、自分をきちんと診てくれる医者を選んでいくことができれば、無駄な病院通いもしなくて済んだり、早く治ったりする可能性があります。
悩み相談するのも同じですよね。
スマホばかり触って、こちらを見てくれない友達に相談するよりも、目を見て共感して、考えてくれる友達がいいですよね!
お医者さんにプレッシャーを与えるようなコラムになってしまいましたが、身体の状況を預けるわけですから、きちんと診て欲しいものです。
そして、患者である私たちも良識を持って受診したいものですね!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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